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USJ任天堂エリア3周年、「やり込み要素」で常連創出

2024-03-20 15:21:41 | 観光・旅行・外食・ショッピング


   エリアは「スーパーマリオ」の世界観を再現している

 

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に任天堂の「スーパーマリオ」をテーマとしたエリアが開業して18日で3年を迎えた。

インバウンド(訪日外国人)の追い風もあり連日入場が規制されるほどだ。来場者に「また遊びたい」と思わせる要素をうまく仕掛けて常連客を生み、USJの人気を支える。

 

「初めて来場する人と同じくらいリピーターも多い」。

USJ運営会社、ユー・エス・ジェイ(大阪市)インテグレーテッドマーケティング部の山地紘一マネージャーは「スーパー・ニンテンドー・ワールド(SNW)」の特徴をこう語る。その一因が「ゲームをベースとした『やり込み要素』」(山地氏)だ。

 

やり込み要素とは、人気アトラクションの「マリオカート」を例にすると、こうなる。敵キャラクターに「こうら」を当てると得点になり、表示される。

場内で専用バンドを購入すると来場者の名前や得点が専用アプリ上でも公開され、スコアを競う楽しみを生む。それが再びマリオカートに乗ろうと思う来場者を増やす仕掛けだ。

 


     専用アプリからは自分の得点や集めたスタンプを確認できる

 

開業以来7000回以上乗ったという女性(72)は「何回乗っても飽きないほど難しい。上位を狙うにはとにかく乗り続けるしかない」と言う。

特別なスタンプが手に入る「隠しブロック」や「クッパに10回こうらを当てる」といった隠れミッションもあり、点数以外の要素も豊富だ。

 

全部で5つあるミニゲームでも、一度クリアすると、2回目は難度が高い「ハードモード」なる仕様がある。SNWを目的に週5日ほど来場し「イノかこ」のニックネームで知られる大阪市在住の女性(40)は「反射神経や判断力を求められ、簡単にはクリアできない。ジムに通っている感覚に近い」と話す。

 

USJ内で培ったノウハウは海外にも輸出されている。23年2月には米カリフォルニア州のユニバーサル・スタジオ・ハリウッドでUSJと同様のアトラクションやミニゲームを楽しめるSNWが開業した。今後は米フロリダ州やシンガポールでも展開される予定だ。

SNWはスペースを1・7倍に拡張し、新エリア「ドンキーコング・カントリー」を近くオープンする。月に数回SNWを訪れるという渡部大介さん(34)は「マリオとはひと味違うどんなアトラクションやミニゲームが登場するか楽しみだ」と期待している。

 

 

 


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