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EV電池なぜ燃える? 相次ぐ発火事故、専門家に聞く EV電池炎上10の疑問(上)

2025-01-26 12:50:15 | 自己紹介・人気記事

 

いつの間にか、リチウムイオン電池に取り囲まれている。

スマートフォンからクルマまで我々の生活に欠かせない技術だが、発火のリスクを抱える危険物の側面を持つ。

 

韓国では電気自動車(EV)が燃え、米ニューヨークでは配達サービスで使われる電動自転車の炎上が急増している。

リチウムイオン電池はなぜ燃え、危険性をどう封じ込めばいいのか――。電池業界に35年以上身を置く米24Mテクノロジーズの太田直樹President&最高経営責任者(CEO)に、素朴な疑問から安全対策の新技術まで幅広く聞いた。

 

同社は、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)や京セラ、富士フイルム、伊藤忠商事などが出資する電池スタートアップだ。太田氏だけでなく、自動車メーカーの電池技術者や車載電池の品質・安全試験を手掛けるエスペックなどにも取材した。

車載電池の世界最大手である中国・寧徳時代新能源科技(CATL)の曽毓群(ロビン・ゼン)会長は、「安全性の問題が解決されなければ、壊滅的な結果になる」と危機感を訴える。

 

幸か不幸か、EV市場は成長の踊り場を迎えている。「少し時間の猶予ができた」(ある日系自動車メーカーの幹部)今こそ、電池の安全性と向き合うべきだ。

安全性を確保した電池は再利用の場面でも価値が高く、資源循環や経済安全保障の文脈でも重要な役割を担う。

 

 

Q1:最近起こったEV発火事故は?

韓国で事故が相次いだ。2024年8月1日、韓国・仁川のマンションでドイツ・メルセデス・ベンツのEV「EQE」が燃えた。

23人が病院に搬送され約1580世帯が断水、470世帯が停電、駐車場にあった車72台が全焼、70台が煙による損傷を受けるなどの多大な被害が発生したという。

 

その数日後には、韓国・起亜の「EV6」が発火する事故も起こった。

メルセデス・ベンツのEVが全焼したのはマンションの地下駐車場だった。火災を受け、一部のマンションでは地下駐車場へのEVの出入りを制限する動きも出てきた。

 

EVの発火リスクが表面化した事故としては、22年にポルトガル沖で起きた自動車運搬船の火災がある。

VWグループの車両約4000台を運搬していたが、水深3000メートルの海底に沈んだ。運搬船を運行していた商船三井は、ドイツ・ポルシェに損害賠償請求を起こした。商船三井は「ポルシェのEVの電池から出火した」と訴えたことが24年3月に明らかになっている。

 

 

Q2:燃えるのはEVだけ?

リチウムイオン電池はハイブリッド車(HEV)にも搭載されているし、太陽光発電や風力発電の電力を蓄える用途などで大容量の蓄電池が定置用・家庭用として普及しつつある。

発火・発煙の可能性がある点では変わらないが、電池の容量が大きいほど火災後の影響を考慮する必要があるだろう。

 

電動車1台に搭載する電池の容量は、HEVは1〜2キロワット時ほどで、EVでは100キロワット時を超える車種もある。定置用の蓄電システムはメガワット時クラスと大きい。

リチウムイオン電池市場が拡大すれば、電池火災のリスクも高くなっていく。韓国の調査会社SNEリサーチによると、リチウムイオン電池の需要は35年に5570ギガワット時に達するというという。

 

23年の実績は994ギガワット時で、12年で約5.6倍に拡大する見通しだ。5570ギガワット時の約85%を車載用途が占める。

今後、車載や定置用などを中心に中古電池を再利用(リユース)する事例が増えていくだろう。ある自動車メーカーの電池技術者は「劣化が進んでいる中古電池には怖さがある」と打ち明ける。

電池の内部状態を正確に推定し、リユースできるもの、リサイクルに回して資源を回収するもの、といった具合に選別していく判断技術が求められる。

 

 

Q3:そもそも電池はなぜ燃える?

発火する要因はいろいろあるが、キーワードは「短絡(ショート)」だ。正極と負極が正しくない電気経路でつながってしまうと、大きな電流が一気に流れ、発熱や発火を引き起こす。リチウムイオン電池の電解液は可燃性の有機溶媒である。

発熱によって正極が熱分解されると酸素を放出する。可燃性の物質と酸素が出合えば、激しく燃焼する熱暴走に至る。

 

例えば、クルマの衝突事故で電池パックが破損すれば、正極と負極がつながってしまう可能性がある。

外部からの衝撃だけでなく、電池セル内部の化学反応によっても短絡は起こる。「内部短絡」と呼ばれる現象だ。

 

リチウムイオン電池は正極と負極の間に、短絡を防止するためのセパレーターを配置している。何らかの原因でセパレーターが損傷して正極と負極がつながるのが内部短絡である。

 

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リチウムイオン電池の構造。正極と負極の間にセパレーターを配置し、内部短絡しないようにしている(出所:VectorMine/stock.adobe.com)

 

 



デンドライトがセパレーターを突き破る。負極側で発生したLiのデンドライトが正極側まで到達すると内部短絡を引き起こす(出所:24Mテクノロジーズ)

 

デンドライトが発生するきっかけの1つがコンタミネーション(金属異物の混入、以下、コンタミ)だ。

電池製造時に鉄(Fe)やクロム(Cr)などが混入し、この金属粒子を起点にデンドライトが成長していく。24Mの太田氏は「コンタミをゼロにするのはほとんど不可能」と話す。

 

仮にコンタミがなくても、リチウムイオン電池は充放電を繰り返すとデンドライトが発生する。

電池の放電時に負極からめっきが剥離するようにLiイオンが正極へと戻るが、剥がれ具合が不均一になることがある。

 

この不均一な表面はLiが剥離しづらく、Liの一部は正極側に戻れず堆積する。充放電回数が増えればLiは積もって山となり、大きなデンドライトに成長する。

内部短絡を防ぐ最後の砦(とりで)となるのがセパレーターだが、電池容量の追求によって「どんどん薄くなっている」(太田氏)という。

 

セパレーターは薄くした方が正極や負極の活物質を多く搭載でき、電池容量を増やせるためだ。

正極と負極を隔てる防御壁はかつて、厚さが20〜25マイクロメートルあった。現在は10マイクロメートル前後まで薄くなっているという。

 

 


24Mテクノロジーズの太田直樹President&CEO。24MはVWや京セラ、富士フイルム、伊藤忠商事など
が出資する電池スタートアップ(写真:日経Automotive)

 

 

 

Q4:安全な電池はないの?

車載用の電池では、正極材にニッケル(Ni)とマンガン(Mn)、コバルト(Co)を使った三元系(NMC系)とリン酸鉄リチウムイオン(LFP)系の2つが主流だ。

前者はエネルギー密度を高めやすく、後者はエネルギー密度で劣るものの低コストで安全性が高いとされる。

 

全固体電池はどうか。有機溶媒系の電解液を固体電解質に置き換えることから安全性が高いとされるが、「内部短絡は起こる」(太田氏)。

内部短絡によって電池の温度が上昇すれば、「負極のLi金属が溶けて漏れ、電池の冷却水と接触してさらに発熱していく」(同氏)。

 

 

Q5:EV用電池が燃えやすい悪条件は?

低温時の急速充電が電池にとっては都合が悪い。低温時に充電すると、電池セル内部に温度勾配ができて一部だけが温かくなる。Liイオンは温度が高い方が移動しやすい。

温度差がある状態で急速充電によって一気にLiイオンを流し込めば、電池内部の反応状況にばらつきが生じる。こうなると、デンドライトが一部の場所に集中して生成されてしまう。

 

急速充電を続けると、負極側に取り込まれないLiイオンが出てくる。「満室のホテルに予約以上の客が押し寄せるイメージ」(太田氏)だ。

急速充電を繰り返すと、正極側に戻れず負極側にとどまるLiが増えていき、大きなデンドライトを生成していく。

 

こうした悪条件で、「過充電」が起きると発火のリスクは一気に高まる。電池は通常、容量が100%を超えないように充電を管理している。

ところが、電池管理システムの誤動作や不備などによって、100%を超えても充電し続ける過充電を引き起こす場合がある。こうなるとLiイオンが負極側になだれ込み、行き場を失ってデンドライトとなる。

=つづく

(日経クロステック/日経Automotive 久米秀尚)

[日経クロステック 2024年11月1日付の記事を再構成]

 

 

 
 
 
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 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-6  ロスチャイルド家(最古の銀行王朝のひとつ)

2025-01-26 08:00:28 | 自己紹介・人気記事


名門ジョージタウン大学

ジョージ・ワシントンが大統領に就任した1789年に、カトリックの司教ジョン・キャロルが
あらゆる宗派に開かれたカレッジとして設立。 フランス革命の起こった同じ年の1789年。

 

 

『TRAGEDY and HOPE(絶望と希望)』(キャロル・キグリー著)の一部より引用

 

 

 

・ロスチャイルド財閥-400 アメリカの歴史-32 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-1
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d660c110d7d5ef7755ffc1c0c307c3b5

・ロスチャイルド財閥-401 アメリカの歴史-33 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-2 愚かな『急進的右翼』 
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ddd122e978102fde1d442a0bbf2ded77

・ロスチャイルド財閥-402 アメリカの歴史-34 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-3 外交問題評議会の権力と人脈 
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9a0d94142376917b688f675c5c58ac6f

・ロスチャイルド財閥-403 アメリカの歴史-35 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』- 4 誰が世界制覇を企てているのか 
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d2594e672f6c8dacd3434d7b5630a9af

・ロスチャイルド財閥-407 アメリカの歴史-36 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-5 キャロル・キグリー博士が世界の秘密権力構造を題材にした本を書く
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5ff1ac85975166e8a4de04a25df9532b

からの続き



 

 

ロスチャイルド家(最古の銀行王朝のひとつ)

有名なロスチャイルド王朝」の創始者は、ドイツのフランクフルト出身マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド(一七四三~一八一二)だった。

彼はラビになる予定だったが、多くの商売で成功を収めたあげく、五人の息子とともにフランクフルトに有名な銀行を設立した。

 

息子のうち四人はその後、ウィーン、ロンドン、パリ、ナポリ二向かい、一族銀行の支店を創設した。

この連合体はあっという間にヨーロッパでもっとも有力な銀行体制を整えた。

 



プライベートバンカーは、無から債権を作り出す手段として、イングランド銀行の設立を決める

債権は、英国が世界支配の道具として用いるはるか以前から、イタリア人やオランダ人に知られていた。 

にもかかわらず、一六九四年にウィリアム・パターソンと彼の友人たちの手になるイングランド銀行の設立は、世界史の中に燦然と輝く出来事である。

 

金(ゴールド)の唯一の欠点である重さを解消しようとする努力が何世代間も続けられ、金の価値に対応する紙幣を使うようになった。

今日ではそうした紙幣を『金証券』と呼ぶ。

 

この証券には持参人の要求に応じて金と交換できる価値があるが、紙幣を使う方が便利なので証券の所有者が交換を要求したためしはなかった。

支払いに充てられる証券の一部の量の金だけ手元にあればいいということがすぐに判明した。

 

したがって、残りの金を事業やそれ相応の目的に使うことができた。 しかも、証券の量は支払いように蓄えてある金の量よりも多く発行できた。

準備金に対して、それ以上の支払いを請求できる紙幣は現在、『銀行券』と呼ばれている。

 

供給できる準備高よりも紙幣銀行券に対する需要量が多いと言うことは、銀行家が無から現金をつくり出していることを意味する。

同じ事が別の方法でもできた。 預金銀行家は、預金から預金者が引き出して第三者によって現金化されないまま口座に預金されることに気づいた。 

 

そうすると、資金は実質的に動かず、支払いは口座間取引の記載だけですんでしまう。したがっ引き出された引き出されたり、現金化されたりする可能性のある預金額の一部よりも多額の資金(金、証券、約束手形)を手元に置いておく必要がなかった。

 

その残りは貸付金に転用できる。もしこの貸し付けが借り手のために作られた預金(口座)で行われれば、借り手は現金を引き出す代わりに小切手を切ることになる。

そのようにして、生み出された現金あるいは貸付金は、貸付金の実質価値のわずか一部でも口座に預金があれば、それなりに生まれることになる。

預金貸し付け

こうして生み出された預金もまた無から資金をつくることができる。 銀行家は業務内容を隠したがるが、約束手形の発行あるいは、預金貸し付けはこの範疇に入る。 だからウィリアム・パターソンは、海賊艦隊で得た資金を活用するために,一六九四年にイングランド銀行の設立許可を申請したとき、こう語った。 

「銀行は無からつくりだされたあらゆる資金の利息を稼げる」。

                              (『悲劇と希望』48-49ページ)

 

 

イングランド銀行は政治権力の秘密センターになる

一八一九年当時、政府内部においてイングランド銀行勢の政治活動はかなり制限されていた。 しかし、一八四四年に銀行設立認可を改正してこの力を削ごうとした試みは失敗した。

一八五二年、当時大蔵大臣で後に首相になったグラッドストーンは、「あらゆる状況の要は、政府みずからが金融問題の実権を握るのではなくて、金融権力を超然とした存在に祭り上げて手を触れないことに他ならない」と宣言した。

 

イングランド銀行とその支配者の力は一流の識者たちからも認められた。 一九二四年一月、一九一五~一六年に大蔵大臣を務めたミッドランド・バンク理事長のレジナルド・マッケンナは株主を前にしてこう語った。

「銀行がお金をつくっいぇいることが一般市民は気に入らないのではと心配だ。    そして、国債を支配している人々が政府の政策に横槍を入れて、国民の命運を完全に掌握している」

 

同年、銀行家協会副会長のドラモンド・フレーザーは、「イングランド銀行の支配者は専制君主に違いない。 あんな貸し付け条件では政府しか借金できない」と語った。

                         (『悲劇と希望』325ページ)

 

 

 

英国金融界に巣食う王朝権力について

こうした状況はしだいに変わりつつあるが、英国金融界の内部では「何を知っているか」よりも「誰を知っているか」ということがいまだに重要である。 仕事は家族、結婚、学校とのつながりから得られる。 

知識や技能より、素性がはるかに重視される。 こうした原則に則って、それに値する訓練、経験、知識がまるで備わっていない人々に重要な地位が与えられてしまう。

 

こうしたシステムの一部として英国金融界を牛耳っていたのは、堅調で裕福な企業に資金を提供する私企業の『マーチャントバンカー』一七社だった。

合計一〇〇人たらずの意欲的な共同経営者を抱えたこれらマーチャントバンカー企業として、ベアリング・ブラザーズ、N・M・ロスチャイルド、J・ヘンリー・シュローダー、モルガン・グレンフェル、金融資本主義の時代にこうしたマーチャントバンカーは、イングランド銀行と並んで有利な地位を占めていた。

 

しかも奇妙なことに、一九四六年に労働党政権が銀行を国有化したにもかかわらず、いまだにそのいくつかを私有している。 一九六一年にベアリング(クローマー卿)はそうした銀行の総裁に指名された。

銀行の『コート(役員会)』と呼ばれる重役陣には、らザード、反ブロス、モルガン・グレンフェル、ならびに彼らが支配する企業(イングリッシュ・エレクトリック)からの代表が名を連ねた。

                              (『悲劇と希望』325ページ)

 

 

 

(関連情報)


・ロスチャイルド財閥-400 アメリカの歴史-32 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-1
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・ロスチャイルド財閥-401 アメリカの歴史-33 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-2 愚かな『急進的右翼』 
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・ロスチャイルド財閥-402 アメリカの歴史-34 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-3 外交問題評議会の権力と人脈 
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・ロスチャイルド財閥-407 アメリカの歴史-36 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-5 キャロル・キグリー博士が世界の秘密権力構造を題材にした本を書く
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哲学・宗教・思想 ここまでの投稿記事一覧
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世界の財閥 ここまでの投稿記事リスト
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フジTVのライバルTV局がここぞとばかり上から目線で叩いている。 ワロタ。

2025-01-25 10:40:44 | 自己紹介・人気記事

【ヨコスカ解説】危機管理の専門家に聞く フジテレビの姿勢、問題はどこに? 中居氏問題めぐる対応 社長会見「失敗した」 初動の対応だったか? コンプラの意識は?

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中井正広問題の本質は、日系メディア企業の買収とトランプ政権の独裁化・全体主義戦争、そしてIMFの歴史

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ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-5  キャロル・キグリー博士が世界の秘密権力構造を題材にした本を書く  RJ人気記事

2025-01-25 08:46:42 | 自己紹介・人気記事


名門ジョージタウン大学

ジョージ・ワシントンが大統領に就任した1789年に、カトリックの司教ジョン・キャロルが
あらゆる宗派に開かれたカレッジとして設立。 フランス革命の起こった同じ年の1789年。

 

 

『TRAGEDY and HOPE(絶望と希望)』(キャロル・キグリー著)の一部より引用

 

 

 

・ロスチャイルド財閥-400 アメリカの歴史-32 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-1
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d660c110d7d5ef7755ffc1c0c307c3b5

・ロスチャイルド財閥-401 アメリカの歴史-33 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-2 愚かな『急進的右翼』 
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ddd122e978102fde1d442a0bbf2ded77

・ロスチャイルド財閥-402 アメリカの歴史-34 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-3 外交問題評議会の権力と人脈 
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9a0d94142376917b688f675c5c58ac6f

・ロスチャイルド財閥-403 アメリカの歴史-35 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』- 4 誰が世界制覇を企てているのか 
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d2594e672f6c8dacd3434d7b5630a9af

からの続き



 

 

 

キャロル・キグリー博士が世界の非美羽権力構造を題材にした本を書く

キャロル・キグリー博士は、ジョージタウン大学の外交学科歴史学教授である。 それ以前にプリンストンやハーバードで教えていた博士は、フランス、イタリア、英語の歴史文書を研究している。

彼は著名なテキスト『文明の進化(Evolution of Civilizations)』の著者でもある。

 

一三〇〇ページ二及ぶ『悲劇と希望』の執筆を決心したとき、キグリー博士は世界で最高の極秘情報を暴露することになるということを自覚、していたはずだ。 『エリートの当事者の一人』である博士は、この権力構造のあらましも、その指導者た世界制覇世界制覇の野心も知っていた。

さらに、博士がそうした『ネットワーク』の目標や目的を好意的に見守っていることがよく分かる。

 

しかし、それにつけても、こうした世界的陰謀の存在を明らかにして極秘活動の多くを暴露しようとしたのは何故か? 

世界制覇をたくらむ巨大な権力ネットワークの存在を暴露すれば、その犠牲者とおぼしき何千万人もが必死に抵抗することは必定である。では、キグリー博士は何故このような本を書いたのか?

 

博士の回答は随所に見られるが、九九七~九八〇ページがその白眉といえる。 事実、博士はこう語る。 「少数の人間が潮の流れを戻そうとしても手遅れである」

 

博士は、親切心から、自分の首にかけられている縄に抗う(あらがう)なと、人々に警告しているのだ。

 

もし抗えば、きっと自分の首を絞めることになる。 逆に、みんながうすうす感じている底知れぬ圧力と折り合いをつけれれば、人間がつくり出す千年王国で、のうのうと暮らしていける筈だ。 

著書を通じて博士は、善意にあふれている舞台裏の黒幕が信用に足ると私たちに保証している。 彼らこそ世界の『希望』である。

 

彼らに抗う人々はみな『悲劇』である。 これが著書のタイトルのいわれである。

 

自分にこの著書を書くにふさわしい資格があることを納得してもらうために、キグリー博士はこう語る。

 

「私が、このネットワークの活動に通暁しているのは、二〇年に及ぶ調査の賜であり、一九六〇年初頭の二年間、彼らの極秘文書や記録を調査する許可をもらったからである。 

私はネットワーク自体も、その目的も嫌いではないし、ながらくネットワークの中核メンバーやその手先と関わってきた。 

私は昔も今も、彼らの方針に反対している。 しかし、意見の食い違いは、ネットワークが闇の存在でいたいと願う一方で、歴史上きわめて重要な役割を果たしているのだから、存在を公にすべきであると私が思い込んでいることくらいのものだ」。 (950ページ)

 

 

キグリー博士の『悲劇と希望』を読めば、彼のプライドを随所に発見できるであろう。 博士は自分が『内部の人間』であるばかりか、そのメンバーであるとメンバーであると自負している。

世界制覇を狙う権力はいまや覆される恐れがないほど堅牢な態勢を整えているので、彼らが本性を現しても安全だと博士は感じている。 博士が米困の中流階級をあからさまに軽蔑するのは、彼らがいわゆる『ブチブル』的所有権や憲法上の特権を今後も維持できる徒思い込んでいるからだ。

 

博士はまた、共陰謀こそが陰謀こそが集産主義的陰謀の中心であると考えている人々に対しても軽蔑をあらわにする。 だが、そうした人々の結論をあざけるや、博士はすぐさま豹変して彼らの結論は正しかった徒認める。 米国の反共産主義者は非難すべき相手を、ただ取り違えているだけだ。

キグリー博士は優れた編集者であるのもかかわらず、著書の冒頭では客観性にかけた記述をしている。 博士は『ネットワーク』内部での地位をしきりに自慢するし、この著書はネットワークの思惑どおりに現代史を描こうとしている。

しかし、キグ里博士の仲間たちが隠しておきたかったことも暴露しているのは事実である。彼らは陰謀工作を隠しておきたい。だがキグリー博士は、世の中を操る張本人を暴露しても良い時期だと考えている。

 

他にも確証があるので、世界的陰謀ネットワークが発展しているという博士の言葉には、基本的な歴史的事実が十分ある。

しかし、現代史の出来事に対する博士の解釈には、おうおうにして意見やひやかしが透けて見え、あきらかに偏った見方をしていると気づく。 最近の重大事件を取り上げても、ともすると重要な歴史的事実をわざと無視し、超党派の議会調査で明らかになった事実結果を引用していない。

 

『悲劇と希望』の本当の価値は、サブタイトルが示す『私たちの時代の歴史』というよりも、キグリー博士が。全人類の営みを掌握した強力な小グループが現実に存在することを、大胆にも誇らしげに自ら認めている点にある。

後述するが、そのネットワークが権力構造の構築に成功したのは、莫大な資金、同時にその資金で買える巨大な影響力をつぎ込んで、世界規模で何億人もの男女やその制度を操り、脅し、腐敗させたからだ。



 

おそらく私たちにはそうした展開を予想できたはずだ

ヨハネの黙示録に精通した人の中には、現代の歴史には事実上、世界にまたがる政治経済力の巨大な複合体が現れるという記述を読み取った人々がいるだろう。経済的にも経済的にも主救世主あるいは千年王国の平和という偉大な叙事詩が登場する前に、全人類を屈服させる、あるいは殺そうとする、無慈悲な世界的独裁権力の複合体に人間は支配されると予言している(ヨハネの黙示録一三・一五)。

その力を、「大物も小物も、貧乏人も金持ちも、自由人も奴隷も問わず」全人類が認めざるを得ない(同一三・一六)。 

ヨハネは人類の経済的支配にも言及し、人間がその独占ネットワークを認めない限り、「どんな人間も商売ができなくなるだろう」と語る(同一三・一七)。

 

キグリー博士は、こうしたグローバル権力構造が現実背戸際背戸際に立っていると確信している。 彼の指摘によると、ここ二世紀で世界中の人々が王権支配から政治的自由を勝ち取ったものの、欧米の巨大銀行一族が国際金融連合を形成し、政治支配を目指す新たな王朝を築き上げて、そうした潮流に棹さしている。

博士の指摘によると、こうした銀行王朝は、どんな政府にしても緊急時に借金できる財源を確保していなければならないということを熟知している。 さらに、その資金を自分の財源から拠出できれば、意のままに、王も民主的指導者も操れる事を知っている。

 

政治的決定を支配し、政治問題に決着をつける」もっとも有効な手段はこれしかないと知っていたのである。

そこで私は、こうした銀行家一族が密かに『巨大権力集団』を形成していく様子を語るキグリー博士の言葉を逐一引用していくことにする。

 

 

 

銀行家一族は巨大ネットワークを構築して大型金融取引や政府業務を支配する

早晩彼らは、自分たちの金融ネットワークを各地の中心銀行に持ち込んで商業銀行や貯蓄銀行として組織化し、保険会社並みにこうした銀行を一括して一つの国際金融システムをつくりあげる。

そして政府へあるいは産業へと、支配は無理としても影響力を行使できるように、資金の量と流れを操作する。 この当事者は、国際銀行家王国の確立を熱望した。 そして少なくとも政治支配者王国並の成功を収めたといえよう。

(『悲劇と希望』51ページ)

 

 

 

主要な銀行一族王国を列挙する

こうした王国で最大なのは、もちろんフランクルトのマイヤー・アムシェル・ロスチャイルド(一七四三~一八一二)の末裔である。

彼の男系の子孫は少なくとも二世代間は、最初にできた女性の従姉妹あるいは姪と結婚する『ならわし』だった。

ロスチャイルドの五人の息子はフランクフルトのみならず、ウィーン、ロンドン、ナポリ、パリに支店を創設して協力し合った。

 

他の銀行一族の名前は誰でも知っているし、もっと身近な存在と言えよう。 例えばベアリング、ラザード、アーランガー、ウォーバーグ(またはワールブルク)、シュロダー、シーリングマン、シュパイヤーズ、ミラボー、マレット、フォールド、前述のロスチャイルド、モルガン。

                      (『悲劇と希望』51-52ページ)

 

 

これは『ユダヤ人の陰謀』などという問題ではない

ちなみにロスチャイルド家をはじめとするユダヤ人一族がこうした事態に共同歩調をとっているからといって、一部で指摘されているようなユダヤ人の独占などではなかったことに気をつけよう。 『ユダヤ人の陰謀』ではなかったのだ。

後述するが、諸国の金融家、ならびに信仰のいかんに関わらず結びついた人々が一体となって、キグリー博士が暴露しようとしている経済政治勢力の上部構造をつくりだした。

 

世界的な陰謀を研究するとき、あらゆる悪の根源は大がかりな『ユダヤ人の陰謀』であると決めつけるヒトラー主義を鵜呑みにしてはいけない。 ヒトラーが全ユダヤ会議の真正な政策宣言であるとしてドイツ国民を騙した、かの悪名高い偽文書『シオン長老の議定書』も鵜呑みにしてはいけない。

この文書は、数十年前に偽物と実証されており、世界的権力構造が世界的権力構造がユダヤ人の陰謀から生まれたごく単純な説明に納得してしまう人々にとって、実物教育の役割を果たしている。

 

これについては、次のように答える人々もいる。 『反名誉毀損同盟(ADL=Anti-Defamation League)』をはじめとするユダヤ人組織は常に集産主義運動の最前線に立って、国家に警戒を求める米国民の声を抑えつけている。

全体と関係ないのは、全米および世界教会協議会の口汚い左翼活動がプロテスタント全体と関係なく、リベラルで無宗教のカトリック左翼活動がカトリック全体と関係無いのと同じである。

 

世界的な陰謀を研究するにあたって、世界的な金融資ほんの大立者を綿密に編み込まれている相互扶助社会に引きずり込んだのは、特定の人種や宗教ではなく、「金と権力への渇望」であることを心に留めておくことが肝要である。 

キグリー博士はこうしたグループを『国際銀行家』と特定している。

 

 

 

 

国際銀行家は普通の銀行家と異なっている

彼らは次の点で、普通の銀行家とは違う。

 

(一)彼らは世界主義かつ国際主義の立場をとる。

(二)政府と癒着し、政府の負債問題にきわめて関心んが高い。

(三)彼らの関心の的は債権であり、実際の商品にはあまり関心を示さない。

(四)したがって彼らは熱烈なデフレ支持者である。

(五)彼らは徹底的に秘密主義を貫き、政界の裏に財政的影響力をもつ。

 

こうした銀行家が『国際銀行家』と呼ばれるに至った。 イギリスでは『マーチャントバンカー』、フランスでは『プライベートバンカー』、アメリカでは『投資銀行家』として厳密に区別されている。

世界各地で彼らは様々な銀行業務や川業務を行ったが、どの場所でも他の銀行、もっとはっきり言えば貯蓄銀行や商業銀行とは一線を画していた。
                           (『悲劇と希望』52ページ)

 

 

 

金融権力の中枢が秘密を守る方法

あまり目立たない特徴の一つは、共同経営制をとって、たいていは非法人私企業の形を崩さないことだ。 つい最近まで株式や業績を公表せず、宣伝もしなかった。

無限責任を負う危険な立場を続けてきたが、たいていは近代的相続税の導入を契機に法人組織に切り替えて節税に努め、一族の富を守らざるを得なくなった。

 

私企業にこだわり続けたのは、自らの活動がインフレと同じくらい悪であると知られるのを恐れる並外れた公権力を持つ人々の匿名性や秘密性を守ることができたからである。

その結果、一般の人々はそうした企業の利益や活動範囲を知る由もなく、経営陣の顔ぶれも漠然としか分からなかった。

 

このため、かなり政治に詳しい人々でも、ウォルター・バーンズ、クリントン・ドーキンズ、エドワード・グレンフェル、ウィラード・ストレート、トーマス・ラモント、ドワイト・モロー、ネルソン・パーキンス、ラッセル・レフィンゲル、エリフ・ルート、ジョン・W・デービス、ジョン・フォスター・ダレス、モルガンという名前のついたS・パーカー・ギルバートの名前を挙げてもピンとこない。

しかし、彼らをはじめとする大勢の人々は、ウォール街の二三番ビルにあるJ・P・モルガン社に集中する支配体系の一員である。 この会社は、他の国際銀行同業者と同じように、常に法人や政府の手を借りて運営されている。

                        (『悲劇と希望』52-53ページ)

 

 

独自の金融システムに対する政府の干渉を避ける作戦

金融資本主義やその担い手である国際銀行家の影響力は、実業界と政府の両者に及んだが、
この両者が二つのイデオロギー、『原則の独自性』を容認しなかったならば、うまくいかなかったはずだ。 

両者とも、力不足の政治家はその時々の圧力に屈しやすいので金融システムを委ねることができないという思いが強かった。

このため、金融の実体やその運用方法を政府や国民の目から隠したり、そらせたりする必要があった。

                           (『悲劇と希望』53ページ)

 

 

 

(関連情報)


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・ロスチャイルド財閥-401 アメリカの歴史-33 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-2 愚かな『急進的右翼』 
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ddd122e978102fde1d442a0bbf2ded77

・ロスチャイルド財閥-402 アメリカの歴史-34 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-3 外交問題評議会の権力と人脈 
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9a0d94142376917b688f675c5c58ac6f

・ロスチャイルド財閥-403 アメリカの歴史-35 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』- 4 誰が世界制覇を企てているのか 
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ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-4 誰が世界制覇を企てているのか 

2025-01-23 08:54:10 | 自己紹介・人気記事


名門ジョージタウン大学

 

『TRAGEDY and HOPE(絶望と希望)』(キャロル・キグリー著)の一部より引用

 

 

・ロスチャイルド財閥-400 アメリカの歴史-32 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-1
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d660c110d7d5ef7755ffc1c0c307c3b5

・ロスチャイルド財閥-401 アメリカの歴史-33 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-2 愚かな『急進的右翼』 
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ddd122e978102fde1d442a0bbf2ded77

・ロスチャイルド財閥-402 アメリカの歴史-34 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-3 外交問題評議会の権力と人脈 
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9a0d94142376917b688f675c5c58ac6f

からの続き

 



誰が世界制覇を企てているのか 

「私が思うに、共産主義者の陰謀などというものは、もっと大がかりな謀略の枝葉に過ぎない」 数年前、私にこう語ったのは、アメリカ共産党全国委員会の元メンバーであるベラ・ドッド博士である。

この言葉こそ、キャロルキグリー博士の著作『悲劇と希望(Tradegy and Hope)』の内容を適切に言い当てている。

 

ドッド博士がベールに包まれた『超指導力』に初めて気づいたのは、第二次世界大戦直後にアメリカ共産党が緊急課題への指示をモスクワから、なかなか得られないときのことだった。 

米国の共産党指導部は、緊急事態が発生すると、ニューヨークのウォルドルフ・タワーにいる三人のうちの誰かの指令を受けるようにと決められていた。ドッド博士によると、党がこの三人から受けた指令は必ずモスクワから事後承認された。

ドッド博士にとって不可解だったのは、この三人ともがロシア人ではないという事実だった。

 

三人は共産主義者でもなかった。 実は三人とも、超富豪の米国人資本主義者だったのだ!

ドッド博士は、「舵取りをしている張本人が誰なのか知りたくてたまらない」と語った。私にしても、モスクワや北京をはるかに凌ぐ、強力な陰謀支配センターの存在を示す奇妙な出来事を数多く目にしてきた。

 

たとえば、ハリー・デクスター・ホワイト(第二次大戦中の米国財務副長官)がソビエトのエージェントであるとしてFBIに摘発されたとき、ホワイトハウスはすぐさま報告を受けた。

しかし、ホワイトは罷免も逮捕もされず、国際通貨基金(IMF)の米国代表部の上級理事に就任した。 おまけにかなりの昇級までしたのである。

 

J・エドガー・フーバーFBI長官は驚愕した。

ハーバート・ブラウネル・ジュニア司法長官は、任命時にホワイトがすでにソビエトスパイであると認識していたと行使に認めた(キグリー『悲劇と希望』991頁)。

 

世界的な金融問題を担う人々がハリー・デクスター・ホワイトのようにあきらかなソビエトエージェントを世界銀行の上級ポストに就任させたがるのは何故か? 

しかも、慣例に名を借りて、米国大統領が、米国大統領がそれを承認するのは何故か? 議会関係者も諜報関係者もいっせいに「一体どういうことなのか?」 と首をかしげたはずだ。

 

連邦準備銀行の前総裁が中国経済支援を唱えだしたのはこの直後だった。 米国国務省が六億の中国人同胞が、中国の共産党指導者に支配されるのを見てみぬ振りをした、あるいは、進んで手助けしたという事実が議会聴聞会で宣誓供述されて米国民が衝撃を受けるに及んで、彼の談話はなおさらショッキングだったといえる。

にもかかわらず、この米国人資本主義者、そして連邦準備銀行前総裁は、私も出席した大きな会議で、米国の対中貿易の即時拡大を主張した。

 

彼はこう言った。 「私たちは貿易相手国とは交戦しない」 私はこう思った。「ほう、第二次大戦直後まで石油や鉄を売っていながら、日本と戦うはめになったのに」。

この著名な国際銀行家がそんな初歩的な教訓をあっさり忘れているはずなどありえない。

 

数年後、中南米を訪問した際に、私は米国の有名銀行数行が多数のラテンアメリカ諸国の政治経済を牛耳っていることに気づいた。

しかし、米国銀行が支援しているこうした政権の大半が、社会主義を推進し、米国企業を含む私有企業の没収を図る独裁者政権そのものであるという事実にとまどいを覚えた。
銀行が支援する政権が、明らかな親共産主義政権のことも多かった。

 

 

パラグアイ訪問時に、数年来の知人である米国有力銀行のパラグアイ支店長に独裁政権を支援する理由を尋ねた。 「・・・安定だね」と彼は答えた。 「こうした発展途上国には安定が必要だからね」。

けれども私は、この国の独裁者が自由企業体制下で富を生み出す企業を抹殺して、何もかも政府所有もしくは厳格な釈迦主義体制に組み込もうと虎視眈々徒狙っていることに気づいた。

 

米国人所有の銀行が、あちらこちらの社会主義政権に資金援助しているのは何故か?

私にはラテンアメリカ政界の内幕に詳しい友人が数多くいるが、彼左傾化路線を左傾化路線を支援しているのが米国の銀行であるという確証を握っていた。全く理科に苦しむことだ。

 

ワシントンにおける政治もまた理解に苦しむものだった。高級官僚の地位を「民主的行動のためのアメリカ人(ADA)」と呼ばれる民主社会主義者組織の中核メンバーや、排他的な『外交問題評議会(CFR)』のメンバーがほぼ独占しているのは何故か?

大統領はルーズベルト、トルーマン、アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、ニクソンと替わってても官僚には変化がない。 顔ぶれは入れ替わっても、この二つの組織の成員であることが、政府上級職の前提条件なのだ。

 

さらにいまいましいのは、こうした絶大な権力をもつ人々が政治的失態を演じて国民の怒りを買うと、そっと職を辞することが許されているばかりか、きわめて実入りの良い次の職場がよういされており、たいていが 非課税財団に天下るルートができあがっていることだ。

これでは『国民のための政府』どころか、『特定の人々による政府』としか言い様がない。

 

私はベンジャミン・ディズレーリの言葉を思いだした。「世界は舞台裏を知らない人々には想像もつかない別人によって支配されている」、

私は、「世界中の出来事を意のままに操っている少数派だが、強力な支配者グループが舞台裏にいる」と指摘する英国情報部の報告書は傾聴に値すると思い始めた。報告書を読むと内通者の存在が窺われる。 そのためグループの人物特定がなされていない。

 

支配中枢は『パワーX』と述べられているに過ぎない。 犯罪的陰謀を調査する専門家の話では、こうした陰謀の秘密は厳重な警戒をかいくぐって漏れることがよくある。

内部から不満分子や裏切り者が現れ、それぞれ検証可能な事実を携えて当局に駆け込んでくるか非いつをらだ。

 

政治的陰謀もまた大衆に知れ渡ることがある。当事者が当事者が秘密をばらしたがるからだ。 私は、現代の政治権力構造の内部にいる人物が口を割るのを三〇年年待っていた。

そしてついに、そ機会が訪れた。

 

 

 

(関連情報)


・ロスチャイルド財閥-400 アメリカの歴史-32 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-1
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d660c110d7d5ef7755ffc1c0c307c3b5

・ロスチャイルド財閥-401 アメリカの歴史-33 ジョージタウン大学 キャロル・キグリー教授 『悲劇と希望』-2 愚かな『急進的右翼』 
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・Bloomberg ブラックロックCEO、現代金融理論を支持せず-「くず」と一蹴https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f8723862229429fc9507648b3cfd56e2

・アホの一つ覚えのMMT信者https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/edfec0faeef39871e87a42779cd369b4

 

・『死の商人』デュポン財閥 今まで投稿してきた記事リストhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5aed80e18c285ccaa9f5fb87e06a08ad

・日本の『死の商人』 今まで投稿してきた記事リストhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/878b15c4eaa371f00e54ec6f1fd489aa

・シャープの歴史と物語
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・ト-マス・グラバー ここまでの投稿記事一覧
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・【ロスチャイルド家】世界を裏で牛耳る一族の始まりと繁栄  RJ人気記事
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