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LVMH、時価総額首位26年ぶり転落 エルメスが奪還(日経2025.4.16)

2025-04-16 08:54:04 | 高級ブランド(LVMH、エルメス、グッチ、他)、ファッション


エルメスが時価総額で「ルイ・ヴィトン」のLVMHを上回った

 

【ロンドン=湯前宗太郎】

仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンが15日、欧州高級ブランドで時価総額首位の座を仏エルメス・インターナショナルに奪われた。

直近決算の内容がさえず、先行き懸念から株価が急落した。中国や米国で中間層の購買が細るなか、高級ブランドの中でも富裕層顧客が多いエルメスの強さが浮かび上がった。

 

QUICK・ファクトセットによると、15日にLVMHの時価総額が約2440億ユーロだったのに対しエルメスは2460億ユーロを超え、首位を逆転した。

QUICK・ファクトセットによると、欧州高級ブランドで時価総額が上位の5社(LVMH、エルメス、仏ケリング、スイスのリシュモン、仏クリスチャン・ディオール)をみると2000年以降、LVMHは首位を維持してきた。26年ぶりにトップの座を譲った格好だ。

 

 

 

今回の逆転劇の引き金となったのは、LVMHが14日に発表した25年1〜3月期決算だ。売上高は前年同期比2%減の203億ユーロ(約3兆3000億円)。最大市場の中国を含むアジア(日本は除く)が11%も減った。

中国市場の低調さに加え、先行き不安を高めたのは米国の売上高だ。24年10〜12月期に復調の兆しをみせた米国も、25年1〜3月期は3%減と再び減少に転じた。トランプ米政権が高率な関税策を打ち出すなか、米国消費の先行きに懸念が高まる。その折の米国事業の弱さを市場は嫌気した。

 

一方、エルメスの株価は底堅い。同社は17日に25年1〜3月期の公表を予定している。最新の業績には不透明さもあるものの、LVMHとは大きく異なるブランド戦略が市場の評価を受けている。

富裕層に顧客を絞り、自社商品が値崩れしないように配慮するブランド戦略が、高額消費に逆風が吹いている経済環境では有利に働いているのだ

 

エルメスはLVMHやリシュモンのように、傘下に数多くのブランドを抱えるコングロマリット(複合企業)でない。創業家による独立経営で、ブランドも集中して強化する戦略を続けてきた。

例えば、人気バッグの「バーキン」。熟練した職人が手作業でつくり上げ、品質の高さを担保するだけではない。

 

希少性を持たせブランド力と価格を維持するため、販路、生産量を絞って供給する。24年には「バーキンが手に入らない」として、米国で消費者が集団訴訟を起こす騒動もあったほどだ。

この戦略がいまの局面では生きている。顧客には富裕層のなかでも、特に裕福な消費者が多いとみられる。こうした層は景気動向に消費を左右されにくい。

 

エルメスの24年12月期の純利益は数多くの高級ブランド企業が減益となる中、46億300万ユーロと前の期比で7%増えた。

一方、LVMHは巨大なブランド集合体だ。主力の「ルイ・ヴィトン」を筆頭に「ブルガリ」や「フェンディ」などグループ傘下に数多くのブランドを持つ。

 

展開する商品群も衣服やアクセサリーにとどまらず、酒類などもある中でグループ全体では、幅広い顧客を相手にしている。富裕層だけでなく中間所得層の購入も少なくない。

「エルメスは非常に高い魅力と人気を維持しているが、LVMHにはそのレベルに達していないブランドがいくつもある」。米調査会社バーンスタインのルカ・ソルカ氏はこう分析する。こうしたブランドは価格決定力も弱い。

 

LVMHグループは、新型コロナウイルスの収束直後のように消費が盛り上がっている状況だと売上高を伸ばしやすいが、消費減速局面には弱いといえる。

24年12月期のLVMHの純利益はエルメスと対照的に、前の期比で17%減の125億ユーロだった。

 

10年代、両社の間ではLVMHがエルメスの買収に乗り出し、裁判にまで発展した因縁がある

中国、米国の二大市場を筆頭に世界で高まる消費の不透明さは、高級ブランドの経営の在り方にも一石を投じているといえそうだ。

 

 

 
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※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

 

 

 

 

鈴木智子のアバター
鈴木智子
一橋大学 教授
分析・考察

日本には、技術力やクラフツマンシップに優れた企業が多いので、参考になると思います。

エルメスのように、ターゲット顧客を絞り、良いものを提供することにこだわり続けることで、企業価値を高めています。

プライシングがしっかりと出来ているところは、日本企業が学ぶべき重要なポイントです。

 

その価値に見合った価格で提供し、利益を得て、成長に投資することは大切です。 今は、エルメスがとっている集中型の戦略が強さを見せていますが、LVMHのようなコングロマリット型の戦略が強かった時もあります

どちらが優れているという話ではないのですが、強い顧客層を基盤に持つ集中型の方が環境の変化に影響を受けにくいことが見えます

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日経記事2025.4.16より引用
 
 

ビクトリア女王は初代インフルエンサー、現代の定番が次々と誕生 純白のウエディングドレスも無痛分娩も、19世紀英国「メディア君主」の影響力(日経2025.2.26)

2025-03-01 02:33:57 | 高級ブランド(LVMH、エルメス、グッチ、他)、ファッション

ビクトリア女王とアルバート公が飾りつけたモミの木。キャンドルやお菓子、紙飾りがついたクリスマスツリーは、ほどなく英国中の家庭に広がることになる。(Photograph by Heritage Image Partnership Ltd, Alamy Stock Photo)
ビクトリア女王とアルバート公が飾りつけたモミの木。キャンドルやお菓子、
紙飾りがついたクリスマスツリーは、ほどなく英国中の家庭に広がることになる。

 

 

定番となったクリスマスツリー

 ビクトリアの影響力はファッションにとどまらない。この一家のクリスマスの過ごし方が、今ではクリスマスの常識になっている。そのひとつが、定番となったクリスマスツリーだ。

 英国に飾りつきのクリスマスツリーを持ちこんだのは、ビクトリアの時代の数十年前、祖母であるドイツ生まれのシャーロット王妃だった。

 

しかし、それを定番といえるまでにしたのは、ビクトリアと、ドイツ生まれの夫アルバートだった。(参考記事:「英国初の黒人王妃? シャーロットの実像に迫る」

 ビクトリアとアルバートが飾っていたのはモミの木だったが、グッドサー氏はウィンザー・グレート・パークにあった木ではないかと考えている。<iframe id="google_ads_iframe_/54271731/NNG/teads_0" tabindex="0" title="3rd party ad content" name="google_ads_iframe_/54271731/NNG/teads_0" width="1" height="1" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" aria-label="Advertisement" data-load-complete="true" data-google-container-id="7" data-integralas-id-a7225551-1951-fc7a-e5f8-213fc7127950=""></iframe>

 

「居室のテーブルには、年長者とやがて9人になる子どもたちそれぞれのクリスマスツリーが置かれ、その下に包装されていないプレゼントがありました。

ツリーはカラフルな紙で作った輪飾りやしずく型の装飾がついており、火を灯したキャンドルやお菓子もありました」

 

 グッドサー氏によると、1848年にクリスマスツリーが描かれた王室の家族の絵がロンドンの新聞に掲載されたことで、この伝統が一気に広まった。(参考記事:「クリスマスツリーはいつ、どこで生まれたのか?」

 

 

スコットランドが人気の観光地に

スコットランドは、ビクトリアとアルバートのお気に入りの場所だった。このころは、英国全土に鉄道網が広がりつつあったため、旅行のハードルも低くなっていた。

 この夫婦のスコットランド愛のおかげで、その足跡をたどろうという観光客がやってくるようになった。たとえば、1847年に夫婦がスコットランドを旅行したあとには、同じ経路でスコットランド西部を巡るツアーを汽船会社が企画した。

 

ビクトリア女王はスコットランドがお気に入りだった。そのおかげで、スコットランドは流行の観光地となり、女王の足跡をたどろうとする多くの人が訪れるようになった。(Photograph by RockingStock, Alamy Stock Photo)
ビクトリア女王はスコットランドがお気に入りだった。そのおかげで、スコットランドは
流行の観光地となり、女王の足跡をたどろうとする多くの人が訪れるようになった。
 
 
2024年のバルモラル城。現在も英国王室のスコットランドでの本拠地となっている。アルバート公がビクトリアのために購入した1852年とほとんど変わっていない。(Photograph by Nick Brundle, Alamy Stock Photo)
2024年のバルモラル城。現在も英国王室のスコットランドでの本拠地となっている。
アルバート公がビクトリアのために購入した1852年とほとんど変わっていない。

 

かなりの頻度でスコットランドを訪れていたビクトリアとアルバートは、そこに居を構えることにし、1852年にハイランド地方にあるバルモラル城を購入した。

その結果、英国の富裕層の間で、スコットランドの土地があこがれの的になった。

 

 

クロロホルム麻酔で無痛分娩

 ビクトリアの影響力はレジャーの領域にとどまらない。9人の子どもたちの母であるビクトリアは、出産に対する考え方を変えるうえで大きな役割を果たした。

ビクトリアは妊娠を嫌がっており、1858年には「身動きがとれず、翼をもがれたよう」と書いている。

 
 
1846年、ビクトリア女王とアルバート公、そして5人の子どもたち。(Photograph by Glasshouse Images, Alamy Stock Photo)
1846年、ビクトリア女王とアルバート公、そして5人の子どもたち。
 
 
 
妊娠中の不便さはどうにもならなかったかもしれないが、出産時の苦痛は画期的な新手法によって和らげることができた。1847年から、麻酔薬のクロロホルムが使われるようになったからだ。
 

出産にクロロホルムを使うという手法は、医学界に激しい論争を巻き起こすことになった。出産時に母親の意識や反応が鈍くなることを懸念する医師もいれば、陣痛は母親が耐えるべき自然なものだと主張する医師もいた。

 

ビクトリアは、こういった議論をものともせず、1853年4月に8人目の子どもを出産したときに、クロロホルムを使った。女王はその効果に満足したようで、「心が落ち着き、計り知れない効果がある」と日記に記した。

 これを受けて、クロロホルムを使う女性が増え、出産は必ずしも苦しくあるべきではないという考えが広まった。自分が受ける医療を、女性がより主体的に選べるようになるきっかけとなったのだ。(参考記事:「無痛分娩で母親の重い合併症も顕著に減ると判明、命を救うかも」

 

生涯にわたって喪に服す

 出産に新たな選択肢をもたらしたビクトリアだったが、愛する人との別れは避けられなかった。1861年にアルバート公が亡くなると、ビクトリアの喪の服し方がこの時代の新たな型を生み出すことになる。

「ビクトリアは、1861年にアルバート公が亡くなった部屋をそのままにして、装身具や思い出の品を置いていました」とグッドサー氏は話す。

 

 ビクトリアの喪は、当時でさえも極端なものだった。クリスマン・キャンベル氏は、次のように話している。

「このころは、喪の服し方に細かい作法がありました。夫を亡くした女性は全身黒を身につけましたが、せいぜい数年でやめたり、グレーやラベンダーに変えたりするのが通例でした。しかしビクトリアは、生涯にわたってほとんど変わることなく黒を身につけ、公共の場での活動を控えたのです」

 
 
ナショナル ジオグラフィック(NATIONAL GEOGRAPHIC) 日本版サイト 2025.2.26  より引用
 
 

仏LVMH純利益17%減 24年12月期、中国なお苦戦 ヨーロッパ

2025-02-12 07:01:21 | 高級ブランド(LVMH、エルメス、グッチ、他)、ファッション


LVMHは依然アジアでの販売が鈍化している(写真は2024年4月、パリ)=ロイター

 

 

通期の売上高は同2%減の846億ユーロだった。四半期ベースでは7〜9月期(前年同期比4.4%減)に比べて、10~12月期(同0.1%減)は下げ止まり感が出てきた。

10~12月期の売上高を地域別にみると、米国(同3%増)や欧州(同4%増)に比べてアジアの不振が目立つ。

 

日本を除くアジアは同10%減と、7~9月期(同16%減)ほどではないがマイナス圏を抜け出せない。中国などからの観光客需要で4~6月期には同6割近い売り上げの伸びを記録した日本も、10〜12月期は同8%増にとどまった。

商品別では衣料や皮革製品、酒がまだ苦戦する一方で時計やジュエリーは前年同期比の売り上げがプラス圏に戻ってきた。

 

「カルティエ」などを持つスイスのリシュモンも10~12月期の売り上げは持ち直した。新型コロナウイルス禍後のリバウンド消費が一服し、顧客は購入対象を宝飾品など特定の商品に絞っている可能性がある。

ベルナール・アルノー会長兼最高経営責任者(CEO)はアナリストカンファレンスで米国は今後減税が見込まれて楽観主義が広がっていると説明し、「(消費拡大の)ブームが起きる」と予想した。

 

また中国に関しては「政府が景気刺激が必要だと気づいた」と分析。不動産不況を経て「少しずつ正常な状況に戻る」と述べた。

 

 

 
 
 
 
 

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

 

 

 

 

柯 隆のアバター
柯 隆
東京財団政策研究所 主席研究員
 
別の視点

中国経済は5%も成長しているのに、中国人がもっとも好きなブランドの利益は17%も減少したのは明らかに理に叶っていない。ブランド側の経営が大失敗したのか、中国経済が5%も成長していないか、のどちらかである

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日経記事2025.1.29より引用
 

 


高級ブランド、中国低迷で減益 グッチのケリング6割減

2025-02-12 06:40:31 | 高級ブランド(LVMH、エルメス、グッチ、他)、ファッション


グッチなどを展開するケリングは苦戦が続く=ロイター

 

【ロンドン=湯前宗太郎】

欧州の高級ブランド企業が最大市場である中国の低迷に苦しんでいる。仏ケリングが11日発表した2024年12月期決算は純利益が前の期比62%減の11億3300万ユーロ(約1800億円)だった。

米国の高額消費に復調の兆しがある一方、中国での需要はなお低調で回復に向けた道のりもみえていない。

 

「不動産市況の悪化や若者の高い失業率が消費にマイナス影響を与えている」。伊高級ブランド「グッチ」を擁するケリングのフランソワアンリ・ピノー最高経営責任者(CEO)は、11日の決算会見でこう説明した。

売上高も12%減の171億ユーロだった。減収減益の最大の要因は中国を中心とするアジアで苦戦だ。地域別の小売売上高で、アジアは24%減(為替影響除く)と落ち込み、全体の収益を押し下げた。

 

ケリングはグッチや「サンローラン」などブランドのテコ入れや、コスト圧縮策に追われている。

 

 

中国市場、「今年良くなることは期待できない」

新型コロナウイルス禍の収束後、高額品への消費が盛り上がった中国市場がけん引し、欧高級ブランド各社の業績は拡大した。

だが、不動産不況などの影響で中国景気が低迷した24年からは、イタリアのプラダなど一部を除き、軒並み業績悪化に苦しむことになった。

 

世界最大手の仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンが1月下旬に発表した24年12月期決算も、純利益は17%減の125億ユーロだった。

ケリングと同様に、日本を除くアジアの売上高が11%減となったことが響いた。10〜12月期もアジアは10%減と、なお中国低迷の影響を強く受けている。

 

「中国市場が今年良くなることは期待しておらず、おそらく来年になるだろう」(ケリングのピノー氏)。足元、高級ブランド各社の中国事業が上向くシナリオは描きにくい。

仏EMリヨン経営大学院のクラウス・ハイネ准教授は、トランプ米政権のもとで関税の応酬など米中対立が激しくなれば「中国の消費者が感情的に西側諸国の高級ブランド品を避ける動きも出てくる」と指摘している。

 

 

米国の高額消費復調に期待

中国事業が低調な一方で、高級ブランド各社には足元、明るい材料も出てきた。米国市場の高額消費の復調期待だ。

トランプ氏が24年11月の大統領選で勝利して以降、米国の高額消費が拡大するとの強まった。米調査会社バーンスタイン・リサーチで高級品部門の責任者を務めるルカ・ソルカ氏は「消費者は自信を高めた」とする。

個人所得税の減税などトランプ氏が掲げる様々な施策が、消費者の高額品への需要を喚起しているとみる。

 

中国市場に加え、米国での高額消費の減速を各社とも懸念してきたが、これが転換することへの期待が高まっている。実際、足元の業績が改善している企業がある。

スイスのリシュモンの10〜12月期の売上高は、米国を中心とする北南米が22%増とけん引したことで、10%増の増収に転じた。

 

英バーバリー・グループも、10〜12月期の既存店売上高は4%減で2桁減が続いていた状態から持ち直した。寄与したのは4%増と地域別で唯一拡大に転じた北南米だった。

 

 

 

米国市場が高額消費をけん引していくことへの期待は株式市場でも大きい。中国市場の低迷が課題として残るなかでも、各社の株価は年初比で軒並み上昇している。リシュモンは3割強、バーバリーは2割弱高い水準だ。

半面、トランプ政権の発足にはリスクもある。バーンスタイン・リサーチのソルカ氏は関税強化により米国内のインフレが再燃すれば足元の機運がしぼみ、高額品への消費意欲が再び冷える可能性があると指摘している。

 

 

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世界的女性実業家の波乱に満ちた生涯を紐解く「ココ・シャネル 時代と闘った女」

2024-12-06 11:29:51 | 高級ブランド(LVMH、エルメス、グッチ、他)、ファッション
没後50年、「No.5」誕生100年 史上初の世界的女性実業家ココ・シャネルの最新ドキュメンタリー7月23日公開

https://eiga.com/movie/94692/

 

高級ファッションブランド「シャネル(CHANEL)」の創業者ココ・シャネルの人生に迫ったドキュメンタリー。

第1次世界大戦後、女性を因習から解放し世界的実業家となったココ・シャネル。

 

政治家や王侯貴族との交流、幾多の恋を通して得たインスピレーションと人脈を駆使し、第2次世界大戦前までにモードの帝国を築き上げた。

そして1944年、シャネルはナチスドイツから解放されたパリを脱出してスイスへと向かい、70歳にして劇的な復活を遂げる1957年まで沈黙を続けた。

 

その真相は、近年になって開示された様々な公文書により明らかになりつつある。

その内容を踏まえながら、多種多様な映像とシャネル本人や関係者らの証言を通し、波乱に満ちた生涯と実像をひも解いていく。「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」などの俳優ランベール・ウィルソンがナレーションを担当。

 

2019年製作/55分/G/フランス
原題または英題:Les guerres de Coco Chanel
配給:オンリー・ハーツ

 

 

 

(関連情報)

・「シャネルはナチスのスパイだった」、米発売の新著
https://www.afpbb.com/articles/-/2820298?pid=7650410




・シャネル創設者「ココ・シャネル」の小学生向け伝記が、
累計発行部数27万部突破の人気シリーズから発売決定!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006656.000002535.html