――というわけで、逝って来ましたよ、後楽園ホール。
カテゴリーとしては、上から3番目の席(4000円)だったのですが、「南A列」っておい……実質4列目じゃん(汗)。
馬場さん存命時の全日あたりだったら、「特別リングサイド」席(一部のシリーズを除き6000円)、だろうよ、ここって?
つうか、本当にヤバいだろ、今日のガラスの飛び散り具合は?!
注文するガラス、種類を間違えていたなんてことは無いですよね?
カメラマンやテレビクルーも本気で逃げていた模様。おかげで、上の写真を収めたわけですけど、ヤバかったら逃げろよ、自分も。
今やデスマッチファイターという枠を通り越し、日本プロレス界屈指のメインエベンターと云っても良い存在となっている
ところが、意外なことにデビュー以来、未だにシングルのベルトを巻いたことが無いんですよね。
それを受けての今宵のWEWヘビー級選手権挑戦。
試合はというと、もはやビッグマッチではお馴染みになりつつある(?)
終盤に入り、4枚のガラスが全て割れると、技が出る度、そしてレフェリーの日韓さんがカウントを取る度に、客席に破片が飛んでいくという、とんでもない状況になるんですよ、これが(汗)。
それでも、
しかし、残念ながら
それはそれとして、今宵の後楽園ホールは、やはりプロレス業界自体の地盤沈下は相変わらずのようで、月曜の夜とはいえ、南側に空席が目立ち、観客動員は1000人いったかどうか?といったところ。
今や満員に出来るのはノアくらいなもので、珍日や大日でもかなり苦労しているくらい。
お世辞にも世間的知名度が高いとはいえず、他の団体とも重複しているメンバー構成で6試合(昔だったら、どこの団体でも大抵7~8試合は組んでいた)で、後楽園が半分埋まれば、今の時代なら大健闘といってもよいのかも知れませんね。
ホント、意外と他の試合がグダグダだったから、どうしたものかと思っていたのですが、とりあえず、メインの他、セミファイナル、第3試合とそこそこに白熱したので、興行全体の印象としては、悪くなかったか、と。
しかし、新木場じゃ手狭、後楽園じゃ広すぎ、という状況は、プロデューサーにとっては、悩ましい状況でしょう。
写真は、試合後、血塗れになりながらも売店に並び、自らTシャツを販売、またサインや握手に気さくに応じている