帰還

　熊谷から戻ってまいりました。

　サッカー・第３１回全国地域リーグ決勝大会決勝ラウンド。

　いや、なんつーか、地獄絵図のような世界が展開された３日間でした。
　ボコッとかバキッとか、サッカーやってる音とは思えない音が、スタンドに響いてるし（汗）、１日に救急車が複数回来てるし（２日目に重傷者３名）、そして最終日の最後の最後まで、どこがこのサッカー地獄から抜け出してＪＦＬ（これも来季以降は確実に地獄のリーグに変貌する）へ昇格するのかが、検討がつかないという、もはやキ●●イな神様（注・“黒天使”沼澤邪鬼に非ず。ちなみに熊谷より更に北の本庄市出身）でも降臨していたんじゃないか？と思わせるような状況と化していました。
　なんつーか、その、「地獄」という表現すら、まだ生ぬるいというか。　
　興味本位で見に行っちゃ、ダメですよ、これは……。

　そりゃ、私もアニメヲタクの端くれかつ性格的な問題から、「ブラックラグーン」とか「グレンラガン」とか、ハード＆シリアスかつバイオレンス風味もある作品なんか結構好きですけど、あの３日間の狂乱ぶりに比べたら、「ブラックラグーン」もやっぱり作り物のバイオレンスというか残酷さなんですよ。

　最後の最後で敗戦して決勝ラウンド最下位に転落したバンディオンセ神戸なんて、試合終了の瞬間、（こう云ってはナンですが）まさに「ご臨終」といった趣で……。
　もう、あまりにも悲惨過ぎる光景でして、これ以上は茶化せないです、ハイ。

　そう云いながら、来年、また決勝ラウンドを観戦していそうな自分が居て、正直恐い！デス。
　あれはちょっと習慣性というか、クセになる何かがありますよ、きっと。

　こうなると、これから先、生半可なアニメや特撮じゃハマらないような……（汗）。