「黒い五月」の活動日誌

ティーカップから引っ越してきました。

熱すぎる戦い

2008-07-05 08:15:24 | 日常生活
 昨日は、千駄ヶ谷が大変なことになっていたそうで。
 何でも、将棋の順位戦B級2組戦で、加藤一二三九段と内藤國雄九段、共に68歳の大重鎮、しかもキャラクターが濃い棋士同士が激突。
 負けた方は、来年度C級1組に落ちる可能性が大きくなるとあって、それはもう壮絶な戦いになった模様。
 相掛かりから、後手の加藤先生がヒネリ飛車って、ここのところのアッサリぶりからがウソのように、お互い殺る気マンマンの将棋に。
 特別対局室は、普段とは別の緊張感に包まれていたとかいないとか?
 しかも14手目に2時間近い長考をブチかましたらしい加藤先生。
 ま、それがヒフミンクオリティといえば、そうなんでしょうけどね。
 ……それが敗因じゃないですか?
 
 どちらにしても尋常じゃないですね、60代後半の老人二人が、深夜0時近くまで一局の将棋を指す光景っていうのは。

 まあ、他にも豊川孝弘六段vs松尾歩六段の「NHK杯で二歩を指して反則負けの経験あがある」同士の死闘(体力にモノを言わせて、豊川六段が大逆転勝ちした模様)、凄まじい投了図になったのが2局ほどあって、一部マニアは夜を明かしてしまったらしいです。

 そういえば、来週日曜日のNHK杯は、森下卓九段vs櫛田陽一六段。
 これも凄いキャラクター対決になりそうです。

 あ、全編将棋の話題になってしまった。