
大会終了後、水道橋駅前のさ●ら水産で、ダイエット中にも関わらずビールをかっ食らって恍惚としてました(苦笑)。


ここまで来ちゃうとね、カミソリの切れ方がイマイチだったとか、どっちが勝って、どっちが負けたとか、そんなこたあ、この際、どーでも良いな、と。
みんな、ただひたすらに狂ってた、それだけで十分じゃないですか?
今日は休憩前の第4試合あたりから、何かがブチ壊れたかのように、狂気あふれる試合が続出した後を受けてのメイン。
先にリングに立った日韓さんが、何度も十字を切っては祈りを捧げながら、両選手の入場を待つ姿が印象的でした。
今年に入ってからは、一段とダメ人間(おい)というか、半ばヒモ状態(こら)と化していた伊東さんの狂気も復活。ニコニコと笑いながら、
全てが終わったとき、選手や関係者、満員の観客、関わった人間のほぼ全ての目が潤んでいました。
ゴングの瞬間、南側でチューハイをぶちまけたオヤジが居たのには、少し閉口しましたが(ぼそ)。
多分、今の世の中の大多数の人にとって、そして今や数少なくなったプロレス好きの人々の中の大多数にとって、この試合はそれこそ「どーでも良いこと」であり、やる方も観る方もキ●●イそのものあり、「こっちの領域まで入ってくんな」という類の代物。
もっと云ってしまうと、三沢社長の事故以降、急速に保守的になっている業界にとっても、できれば奥のほうに閉じ込めておきたい代物。
それはフリークスな世界。
それは狂気の沙汰。
スポーツ新聞やら週刊プロレスやらの扱いが小さくたって、こっちは知ったこっちゃねえよ!
鬼畜とか狂っているとか言われようが、自分は観たかったから行った。だた、それだけ。
でも、ここまでやって、この日来た客と日常的に大日本プロレスを追いかけている人間以外の誰にも評価されないとしたら、あまりにもさびしすぎるよね

最近の二人を見るにつけ、本当に双方とも再起不能になるんじゃないかという悪い予感もあった、この死合。

いや、嬉しいけどさ、もう、さ、穏やかな日常生活に戻ってほしいと思う自分もいて、なんかフクザツ(苦笑)。
客席で
自分らみたいなキ●ガイを喜ばせるために、バカみたいに血を流して、命を削ってさ……。
世間の人々は勿論、いやむしろ大多数の「まっとうな」プロレスファンは認めたくは無いんだろうけど。


――今宵、東京・後楽園ホールには、明らかに神が降りておりました。