箕(み)
2012-09-25 | お米
箕、この箕は、ボクが仕事する上で欠かせないモノなのです。
埃等不要なモノを飛ばしたり、混ぜたり・・・
ほぼ毎日使います。
自然な撓りが堪らないんです。
近年では、竹で編んだこの箕が何処にも売っていません。
売っていたとしても編み目が粗くすぐに壊れてしまいます。
プラスチックの箕も売っていますが、
小さくて、深くて使いづらい上に、
直ぐに割れてしまって使い物にならなくなってしまいます。
この深さが絶妙です。
昔は、この箕を直しに来てくれる人がいたそうで、
壊れたら直し、壊れたら直して使っていたそうです。
昔からある道具って、なんでこんなに使い勝手がイイのかな?
今も便利な道具はありますが、昔の道具の比じゃありませんね。
使い込むほど手に馴染んでさらに使いやすくなる感じです。
この箕を使って仕事をしていたところ、
ずいぶんボロい箕使ってんなぁ~と思ったのでしょうか?
これ使えば使ってくれ! って持ってきてくれました。
うれし~です。
今、うちにあって使ってる箕は、どれもガムテープだらけの壊れた箕。
探してたんですよ!
大切に使わせていただきます。
ありがとうございました。