Eos5D写真三昧 格安の海外旅行記と国内旅行のすすめ

海外旅行の情報を旅行記として綴った記録。EOS5Dとiphoneで撮った写真をあげております。

修学院離宮と鹿苑寺

2009年01月01日 21時51分52秒 | 京都旅行2008.12
EF24-105mmF4L

開けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

新年一発目の写真は、無粋にも去年の京都の写真から。京都ラストの写真は修学院離宮と鹿苑寺、すなわち金閣である。離宮見学は事前に予約をしておかないと入れない。予約は京都御苑内にある宮内庁の事務所で行った。ここで身分証明ができるものを提示して、住所氏名などを予約シートに記入して提出すれば、予約手続きは終わりである。
ちなみに離宮見学は拝観料を取らない。そして18歳未満は入れない。つまり修学旅行のコースにはならないのである。離宮は広く、見学の所要時間は実に1時間15分である。ここもモミジの木が沢山植えてあって、秋にはキレイな紅葉がみられるだろうけど、私が行った時は既に散った後であった。感想としては、あまり大したことはないのだが、湖に反射する景色が美しかった。この日は風も穏やかで、水面は鏡面のようになっている。



かつて、ここに船を浮かべて舟遊びをして楽しんだとか。昔は今と比べて遊びが少なかったが、この舟遊びは楽しそうである。京都の庭園には、ここのように人工的に作られた池が多くあるが、これは今でも舟遊びをしたら楽しめそうである。贅沢な遊びである。



ご存知、修学旅行の定番である金閣寺。湖面に映る定番の「逆さ金閣」が入ったアングルである。ここでも舟遊びが催されていた。うーん、楽しそうだ。

南禅寺

2008年12月27日 01時54分01秒 | 京都旅行2008.12
EF24-105mmF4L
このレンズはF4と暗いながら、南禅寺の山門のような広角でしか収まらないものも、標準のような50~80mmくらいの対象にも対応できるので、その汎用性の高さから、ついつい好んで使ってしまう。
写真は南禅寺の山門。山門はもともと三門から来ており、仏国に至る門だとも、または寺院の門構えは正面の正門と左右の副門をあわせて三つあることから三門と言われていたという説もある。
かの石川五右衛門が南禅寺の山門にあがり「絶景かな、絶景かな」と言ったのは有名な話であるが、南禅寺の山門が建立されたのは五右衛門の死後の江戸時代に入ってからのことであり、創作のようである。



とはいえ、山門に登ってみて、そこからの眺めをみてみると、やはり「絶景かな」である。

嵯峨野夜景

2008年12月23日 00時05分46秒 | 京都旅行2008.12
EF24-105mmF4L
嵯峨野の野宮神社から~常寂光寺の夜景写真です。
嵯峨野のライトアップは12月13日から始まった。私が京都を訪れたのも偶然にも12月13日であった。嵯峨野の観光者は女性が圧倒的に多い。特に夜景の時間などはカップルや女性の仲間同士が多かった。私が嵯峨野の夜景に出かけたのは12月14日。この日は日曜日である。とにかく人、人、人であった。まるでディズニーランドのような混雑ぶりである。野宮神社の後ろに浮かぶ竹林のライトアップは青である。



同じく野宮神社の一部から。提灯の赤い光が建物に反射して、コタツの中のような赤々とした暖を感じる色になっているが、実際のこの日の温度は低い。



青くライトアップされた竹林は美しいことは美しいのだが、やや演出があざとい感じがして、個人的には趣味ではない。そもそも本来の竹の色が全然出ていないからである。



嵯峨野のライトアップは、東山のライトアップからパクッたもののようで、3年くらい前から始めたそうだ。タクシーの運ちゃんがそんなことを言っていた。それがとても好評で、かなりの来客効果があったらしく、毎年継続しているらしい。



ここまでくると、竹林のライトアップというよりも、イルミネーションと言ったほうが良いかもしれない。流石にこれはやりすぎである。どこか都内のバーにある庭園では、こんな竹林のライトアップをしているところもありそうだが、やはり竹の緑が映えるライトにしたほうが良い、と私は思う。



こちらの竹林のライトアップのほうが正統派だろう。

常寂光寺

2008年12月20日 02時01分56秒 | 京都旅行2008.12
EF24-105mmF4L
二日目は嵐山に入り、野宮神社わきの竹林を越えて常寂光寺に入った。
写真は常寂光寺の庭園のワンカットから。すでにモミジの葉は完全に落ちているが、地面に覆う落ち葉の絨毯はなかなかのものである。水に沈んだモミジの葉は、その赤さをまだ保っており、12月の半ばとはいえ、絵になっている。







昼の嵐山の竹林。ここは夜にはライトアップされ、それは幻想的な景観となる。


紅葉満開の季節ならば

2008年12月19日 01時16分36秒 | 京都旅行2008.12
EF24-105mmF4L
 もし紅葉満開の季節であったのならば、東福寺の紅葉はおそらく紅葉名所の5本の指に入ったであろうと思われる。それほどにモミジの落ち葉が凄かった。それにしても、京での移動は悩むことが多い。地下鉄か、バスか、それともタクシーか。一人で行くなら地下鉄かバスだが、この場合はよほど下調べをしてみる寺を厳選していなければしんどい。そしてなによりも歩く。一日に見てまわれる場所も限られる。タクシーは二人以上で行くならお薦めである。西の嵐山~東の南禅寺まで横断するのに、タクシーだとおよそ30分程しかかからないからである。料金にして3000円かかるかかからないかである。



 修学旅行以外での京都観光は、これで三回目だが、一つ分かったことがある。それは拝観料の高さに迷い、入るのをためらってはいけないという事だ。京都の寺の拝観料は高い。大きな寺に行くと、本堂以外の寺を見るのにも拝観料はいるし、しかもそれらの小さな寺の拝観料も決して安くはない。時たまケチって入らない場合もある。しかしである。明らかにショボイ寺はともかく、ここはどうしようかな?と迷う寺があったとする。迷う理由は寺が広いので歩くのに疲れるという点と、拝観料が高いという点の両方の事が多い。だいたい500円以上なら迷う。もし、旅行の時間に余裕があるのなら(日帰りまたは一泊二日でないのなら)、こういう迷った場合は拝観料を払って中に入るほうが経験的にはトクなことが圧倒的に多い。これは旅行から帰ってくると、いつも気付くことだが、また再び京都に行く交通料金を考えれば、そこで1000円、2000円ケチったところで、ほとんど影響などないし、なによりも「見ることが出来なかった」という気持ちを後々まで引きずることになり、これは結果的に良くない。私は第一回目と第二回目の旅行では、その愚を犯し、小金をケチったために、「見ておけばよかった」という後悔が残った。今回はそれだけは犯すまいと、気になった寺は全て入ることにした。



 東福寺は、旅行初日に訪れた。この日は地元を朝9時の列車に乗り、京都駅には午後1時に到着する。昼飯を食べてホテルにチェックインしたのが午後2時。それからすぐに東福寺へ向かった。有名な通天橋がある庭園が拝観できるのは午後3時半までである。私が東福寺に到着したのはおそらく2時半過ぎで、最初にこの通天橋をみたのだが、そこで東福寺の拝観時間は終了。東福寺内の本堂や寺などを観ることは残念ながら出来なかった。今年は三千院の紅葉がクローズアップされていたが、来年以降もういちど京都にいく機会があれば、是非紅葉の季節の東福寺に行きたいものである。

紅葉末期 in 東福寺

2008年12月17日 17時20分27秒 | 京都旅行2008.12
奈良の東大寺と興福寺から一文字ずつ取って、東福寺としたという逸話のある寺の紅葉。東福寺は、藤原忠平によって建てられた氏寺の跡地に築かれた。忠平は藤原北家の出自で、藤原道長に続く摂関家の名門。

紅葉は末期とはいえ、局所的には残っている。「京の紅葉」というと、何か響きが違うと感じるところが、権威主義に陥ってる証拠である。





東福寺

2008年12月14日 22時08分37秒 | 京都旅行2008.12
EF24-105mmF4L
現在京都に宿泊中。ホテルの部屋からネットを介して画像をUPしています。写真は東福寺の一角。すでに紅葉は終わっており、落ち葉で埋まっています。ノートPCから現像していますので、画像の色が適正なのかは分かりません。きちんとしたUPは、火曜以降になります。