Eos5D写真三昧 格安の海外旅行記と国内旅行のすすめ

海外旅行の情報を旅行記として綴った記録。EOS5Dとiphoneで撮った写真をあげております。

HDR写真

2010年06月19日 01時21分27秒 | Eos5D
EF24-105mmF4L

どうもHDR合成にハマっている。HDRに適した写真を撮っていないので、まだソフトの真価は発揮されていないが、こういう夜景の写真でも、肉眼に見た目が近くなる。またこの合成が印刷に対してどれだけきめ細かく出力するのかについての検証もしていない。はたして印刷に耐えうる画質が保てているかどうかは今後に検証するとしよう。もしも、ブログ鑑賞だけに堪えうるという画質に留まるとするならば、このソフトは高すぎるといわざるを得ないが、巷の評判は良いようである。

写真機と肉眼

2010年06月16日 21時13分36秒 | Eos5D
EF24-105mmF4L

上・中・下の3枚の写真はまったく同じ構図の写真だが、オリジナルは上の写真、真ん中と下の写真は加工を加えてある。結論から先に言うと、カメラで下のような写真を撮ることは不可能である。加工しない限り下のような写真は撮れない。これは「腕」の問題ではなく、カメラの構造的な問題である。カメラはその構造上において、人間の肉眼よりもダイナミックレンジが狭い。だが中間の写真は加工しなくても撮れる。この場合、加工を要するのは私の腕が未熟だからだからであるが、しかし時代はデジタルになり楽になった。そりゃ厳密には加工しない写真を印刷したほうが画質は優れている。それはある。だがそんなものはごくごく僅かな差に過ぎない。プロの写真家でもない限り、そこまで徹底して画質にこだわる人は少ない。多くの人は多かれ少なかれ加工する。極端な話を言えば、レンズにフィルターをかけたりするのも、加工といえなくもない。暗室でコントラストを強く焼いたり、青を強くかけて焼いたりするのも、立派な加工である。銀塩カメラでは、写真を加工する場合、以上のように暗室に篭って現像液と印画紙と格闘して、長い時間をかけた末に完成する。これは手間と暇と、そして何よりも金がかかる。しかし前述したように時代はデジタルになって飛躍的に楽になった。今や暗室に篭る必要は全くない。写真加工ツールやPHOTOSHOPなどのソフトが今や暗室に置き換わっているのだ。しかも、かつての「フィルム」は、いまや汎用性の高いデータファイルになっているワケで、印刷するにせよ、加工するにせよ、ブログに載せるのせよ、とても作業が楽になった。そして加工を何日にかけて編集してもよい。これが銀塩だとそうはいかない。現像液を一度用意してしまうと、その日のうちに加工の全工程を終了させなければなるまい。現像液をそのままにして2~3日も放っておくわけにはいかないからだ。さらにブログに乗せようと思ったら、写真をスキャナーにかける必要もあり、イロイロな点で面倒だ。今や、撮影技術はそこまで必需の時代ではなくなった。とにかく写真をバラまくように撮り、加工して印刷をすれば、印刷コストは極限的に抑えられる。写真という趣味で、これまでもっともお金がかかっていたのは「フィルム」と「印画紙」であった。それがデジタルの時代になって、そのくびきから解き放たれたのは大きいのである。


さて、私の写真技術の未熟さに対する言い訳はこれくらいにしておいて、3枚の写真の解説に入る。これまで「加工」というと、上の写真を真ん中の写真に加工する、というのが一般的であり、そして殆どであった。カメラの写真というのは、ある光の状態の下では、肉眼と違った画像が映し出される。この上と真ん中の写真においてもそうである。肉眼では、下の写真のように、空も雲も建物も山も同じように明るく見える。しかしカメラではそうはならない。これは前述したように、カメラという機械は人間よりもダイナミックレンジが狭いからである。ダイナミックレンジとは何か?それは、簡単にいってしえば明暗を識別する幅でである。機械の方がダイナミックレンジが狭いなんて・・・そんなバカな、と思われる人もいるだろう。たとえば聴覚においては、人間よりも機械のほうが検出力が高い。人間に聞こえない音も、機械であれば検出する。視覚の世界では可視光という言葉がある。これは人間に「見える」範囲の光ということで、紫外線や赤外線などの光は、人間には見えない。しかしサーモグラフィーなどのように、機械は可視光以外の光を検出するのに長けている。カメラも本来は光の検出能力は人間より優れている。カメラの写真は人間の見えない紫外線や赤外線を微量だが拾う。そういう意味で機械のほうが「明暗を識別する幅がせまい」というのはおかしい、といういわれるのも分かる。しかし、事実カメラのダイナミックレンジは狭いのである。それはどういうことか?

カメラで撮った写真は「瞬間」を記録したものであり、時間的に言うと1/200秒程度の光である。時間の概念はない。その時、その瞬間の画像である。今我々が肉眼で見ている風景は、「その時、その瞬間」ではない。時間は絶えず流れている。おそらく、肉眼であっても、「その瞬間」を抽出して画像にプリントできたとするならば、その画像はおそらく写真機と同じか、それ以下のダイナミックレンジに違いない。というのは、人間の場合は時間とともに映像を脳が絶えず修正・更新しているからである(または目の瞳孔)。

だが、瞬間しか撮れないカメラは、瞬間しか撮れないという構造上の理由によって、ダイナミックレンジが狭くなる。つまり、暗い場所に焦点を合わせれば、あかるい場所は白くとび、一方、明るいほうに焦点を合わせると、暗い場所は黒くつぶれる。今回の写真のケースは、真ん中の写真の場合、明るい「雲」に光の焦点を合わせて撮影した感じの画になっている。空は青く写り、山の雪をかぶっていない箇所はやや暗く写り、暗い教会の建物は黒くつぶれている。しかし、これは肉眼とは見え方が異なるが、演出としては面白い画像である。十字架と屋根のシルエットが映えるという効果が得られるからだ。つまりダイナミックレンジが狭いからといって、使えないカメラではないのである。こういう使い方によっては特殊な効果が入るというメリットもあるのだ。

さて、下の写真である。これが肉眼で見るのと最も近い画像である。今回、この下の写真をUPしたかったのである。実はこの写真はある加工ソフトを使ってできたものである。それは「photomatix pro3.0」というソフトで、HDR(ハイダイナミックレンジ)画像の加工にとても優れたソフトなのだ。HDR画像への加工は、フォトショップでもできることにはできるが、ここまで優れた処理はできない。フォトショップは、加工における汎用性はきわめて高いけれども、HDR加工には「特化」はしていない。しかしphotomatixというソフトはHDRだけに特化した加工ソフトであるので、出来栄えもすばらしいのだ。

実は下の写真は、photomatixで加工した後に、フォトショップでもチョットいじくってあるのだが、今日はこのphotomatixの優秀性を宣伝するためには書き込みました。値段は価格ドットコムで1万5千と、少々割高ではあるが、かなり病みつきになりそうなソフトである。HDR画像にハマってしまいそうである。


自作PC

2010年06月15日 17時51分45秒 | Eos5D
EF50mmF1.8II

先日以来、自作PCへの憧憬が日に日に強くなり、ついに作ることを決めた。
とは言え、初めての試みなので流石に一人では作れないので、PC製作に強い人と
相談・ならびに手伝ってもらった。
一週間前ほどから、設計思想とパーツの検討・注文を行い。昨日ついにすべての
パーツが届いた。
別に今まで使っているPCが取り立てて不満足というワケではなかった。ただ元々使っ
ているPCは、メーカー品なので、一旦どこかの部品が壊れたら「オシャカ」という、
メーカー品の宿命ともいえるものからいい加減卒業したいと、かねてより思っていた
のである。
その為、これまで別にさして必要ではなかったHDD増設とか、電源部交換などの作業
を小まめにやっていたのである。

今回の自作PCの設計思想は、ただ一つである。それは「処理の速さを目指す」という
なんら新鮮味のない、巷で言い続けられているものである。ただし、写真、動画、
動画のレンダリングといったように、画像処理系に対する拘りがあった。そこで
記憶媒体は三つ用意することにした。

1:まずOSは、HDDではなく、SSDと呼ばれる記憶媒体に収納する。SSDは読み込み
書き込みのスピードがHDDよりもはるかに速いスピードなので設計思想とバッチリ
である。だが、価格が高く、128GBで35000円もする。よってここには、ソフト関係
のアプリケーションなどしか置かず、OS、ソフトの起動に専念させる。

2:RPM10000のHDD。最寄の家電屋さんでは、7200回転のHDDしか売っていない。
10000回転のHDDは手に入らないが、この回転数の違いは、読み込み・書き込みの
スピードに大きく影響する。故に、容量の大きい映像・写真ファイルをここに
収めて作業をすれば、ソフト自体はOSのあるSSDから動いているので、その速さが
ほとんど軽減されることはないし、SSD自体の容量を圧迫することもない。という
ことで一石二鳥なのである。とはいえ、これも600GBの容量のものが2万円もする
というから、とてもではないがファイルを無尽蔵に置く事ができない。そこで・・・

3:RPM7200のHDD。このHDDはファイル保管用のものである。厳選されたファイルは
ブルーレイディスクに焼かれるので、ここのHDDについてもそんなに容量は大きく
いらないだろう。整理についてズボラな私でも1TBもあれば十分である。

このように設計上は記憶媒体を3台構成にしたのだが……、実はまだ10000回転の
HDDは届いていない。現状は1と3の2台構成である。
まぁその他にも電源部とかサウンドカードとか、ビデオカードなども導入したが
この辺りは、電源部が静かなこと以外については、特筆すべき箇所はない。
CPUについても、最新のものを入れようと思うと値段がいくらあっても足りない
ので、corei7 930@2.80GHZで留めて置いた。あと、USB3.0がまもなくやってくる
ので、マザーボードも3.0対応のものにしておいた。
ビジュアル的によかったのは箱である。アンテックのPCケースを使うことにしたが
これがなかなか素晴らしい。ケース上面に大きなファンが付いているのと、側面
がスケルトンになっているのが魅力で、ケースのクセに美しいではないか。

まぁ、そんなこんなで、作業を手伝ってもらうこと4時間。ついに完成した。
前述したようにまだ最後のHDDの一つが届いていないが、それでも申し分ない。
起動すると…速い。さすがSSDである。しかも驚くほど静かだ。実のところ作業は
4時間にも及んだが、その3時間は組み立てに費やされている。BIOS設定もすんなり
クリアし、OSのセットアップに至っては15分もかからなかった。
これはヤバイ。もう元のPCには戻れないかもしれない。windows7のOSは軽いことで
有名ではあるが、それにしてもスッカスカの軽さである。ただ、64bit版なので
ソフトが対応していないものも多いのが残念ではあるが、スピードに特化するなら
32bitなどは考えられないということで、あくまで速さを貫いた。

結果的に総制作費については、EOS5DmarkIIの現在での価格以上のものになって
しまったが、後悔はしていない。

明け方

2010年06月11日 00時20分10秒 | 景色
EF24-105mmF4L

写真は時として、肉眼よりも幻想的な画像を映し出す。
これは明け方に撮影したものである。まだ太陽は登っていない。夜が白み始めた直後である。
肉眼では、黒い空から薄っすらと青みがかってきているところだが、写真では紫の光が入っている。
これはおそらく紫外線の一部が写っているのではないか?写真は時として可視光以外の波長も拾う
ことがある。オーロラの写真で赤いオーロラのものがあるのもそれである。本来肉眼では
オーロラは緑がかった光しか見えない。
面白い現象である。

夜景

2010年06月09日 21時08分38秒 | Eos5D
EF24-105mmF4L

夜景というのは綺麗に見える。特に下からのライトアップで、しかも色が二色、三色などになると
一層幻想的である。昼間に見ると「ショボイ建物」と思っても、夜のライトアップに照らされると
格調高くみえるから不思議だ。
ラスベガスのネオンと同じである。


氷河の青さ

2010年06月07日 19時24分55秒 | Eos5D
EF135mmF2L

去年の写真から。氷河も表面だけを見ると雪と同じ白い色をしているが、氷河の断面もしくは写真のようにクレバスの穴を
見てみると、光の屈折によるものなのか青く見える。
一般的な説明によると、雪に塵などの不純物が混じっているので、太陽光が当たったときに、波長の短い青の光を反射する
というものが多い。しかし、その説明だけだと、日本のスキー場の雪も青くなっても良いではないか、という疑問が生まれる。
新潟など大雪が降る地方では雪壁が見られるけれども、あれも青くない。不純物だけでは説明がいかない。
海が青く見えるというのも、同じ原理のように書かれているが、あれも疑問が生まれる。珊瑚礁の海は青く見えるが
太平洋の海はそれほど青くない。千葉の海辺に行っても黒く見えるだけで青くはない。また湖でも中国の九寨溝やクロアチア
のプリトヴィツェ湖群国立公園などの水は青く見えるが、山中湖などはそれほど青く見えない。水深の深さの問題もあるのかも
しれないが、それなら、日本の池のような水深が深くない場所でも青くなっても良いものである。

結論から先に書いてしまうと、「石灰」というものが青以外の光を反射する性質のようである。
「ようである」と書いたのは、ネットでチラッと調べたら、そんなようなことが書かれていたからである。ナナメ読み程度
なので確実とはいえない。

ヨーロッパの山脈、岩は石灰質を多く含んでいる。九寨溝のまわりも石灰岩の山に囲まれている。珊瑚礁の土台も石灰岩に
なっている。大陸(ユーラシア)には石灰岩が非常に多く、従って湖や氷河、海(海岸線)などの色が青く見えるという
わけである。

私のデスクトップ

2010年06月01日 21時03分46秒 | Eos5D

EF50mmF1.8II

写真のネタがないので、私のデスクトップの内部を公開する。
私のデスクトップは、市販のマウスコンピュータであるが、増設に次ぐ増設を行い、すでに原型からかなりかけ離れてしまっている。

主に
ビデオカードを増設した。
サウンドカードを増設した。
チデジチューナーを差した。

この時点で、電源BOXの容量が足りなくなり不安定になった。400Wでは足りなくなったのである。
そこで電源BOXも720Wの物に変更。

そうなると、今度は発熱量が多くなり、ファンを増設。

結果・・・・かなりうるさくなりました。「ブォォォォォ」って音が鳴っております。

そして先般、ついに内臓HDDを増設。

これでやっていない事は、あとCPUの交換と、マザーボードの交換、それとDVDドライブの
交換くらいになってしまった。
写真を見ていただければお分かりだと思うが、もうスペースがほとんどない。配線がヤバイくらい邪魔で、
ファンに触れないかどうかが怖い。

だが、実はこれで満足しておらず、私には密かな計画がある。それは・・・・

「私はついに自作PCを作ってしまうことにした」のである。

あぁ、ついにこの禁断の領域に踏み込んでしまうことになってしまったか。
それについては、また近々、進捗状況を報告しようと思う。