EF50mmF1.8II
最近、忙しくて更新もままならない。12月に入るとさらに忙しくなるから、いまから憂鬱である。さて、久々の写真は、市の木に指定されることが多いイチョウの木である。ここ市原市の市の木もイチョウである。
イチョウは雌雄異株という珍しい木で、ようするに雄と雌がある。実をつけるのは雌株のほうだ。ということは、雄株は「使えないヤツ」ということになる。
イチョウはかなり原始的な木であるらしく、古生代(5億5千万年前)から生き延びてきたらしい。針葉樹とされる場合もあるようだが、葉を見る限りはYの字の大きな葉があるので、とても針葉樹には見えない。ただ、イチョウの葉をよくよく見てみると、作りが広葉樹の葉とは明らかに異なる。見て触った感触からいえば、針葉樹の手触りに近い感じがする。しかし厳密には広葉樹にも針葉樹にも属さないいわゆる特殊な種であるようだ。
11月も今日でおわりだが、ずいぶんと日が短くなった。午後三時をまわると、太陽光がもう黄色くなっている。イチョウの落ち葉が黄金の絨毯のようにすら見える。