Eos5D写真三昧 格安の海外旅行記と国内旅行のすすめ

海外旅行の情報を旅行記として綴った記録。EOS5Dとiphoneで撮った写真をあげております。

夕日

2009年11月20日 19時52分49秒 | 景色
EF50mmF1.8II

家のベランダから撮影した写真です。撮影したのは一週間ほど前。この日はほぼ360度全域に渡って夕焼けになっていた。魚眼レンズでの撮影もしてみたのだが、あいにく写真としては面白くなかったので、50mmで撮影した写真のみをUPすることにした。地平線の先に工場のシルエットではなくて、富士山のシルエットでもあればもっと良い写真になっていたのであろうが、なかなかそうもいかない。ハッと気づいた時には、すでに夕焼け。やはり良い写真をモノにしようと思ったら、ロケーション、時間などをよく確認して、しかる場所で待機してそのシチュエーションが現れるのを地道に待つしか方法がないのだろう。

タンカー接岸

2009年11月09日 01時19分38秒 | Eos5D
nikkor28-200mmF3.5-5.6 withマウントアダプター

8月の写真から。接岸中のタンカーを発見、その一部始終を捉えてみた。
船の舳先に立った船員が、オモリのついた細いロープをぐるぐると回転させ、遠心力をためた後に岸に向かって投げ込む。



細いロープをたぐった先にはもっと太い縄があり、これを接岸の時に結び付けるのである。タンカーは重く、大きいので、この時点では岸ギリギリにはつけない。港にいる者達がロープをたぐり寄せ、ゆっくりと接岸作業は続く。



このくらいの距離を保って、すこしずつ接岸していく。手馴れたもので、効率よく作業がすすめられていく。船の方では、喫水線を戻すために、船底にいれてある海水を外に放出する作業が同時に行われている。
港内は基本的には、関係者以外立ち入り禁止である。この場所も本来は入ってはいけないのかもしれない。多分写真撮影もダメなのだろう。港というのは、けっこう禁止・規制事項がある。それは当然といえば当然で、100年くらい前の話なら、港内を撮影するという行為はスパイ行為と見られただろう。今でも、共産圏の国では、港内を撮影すると捕まるところも多い。今日のわが国ではどういう扱いになっているのかは分からないが、まぁ知らないということは恐ろしいことである。どんな犯罪にあたるか分かっていないのに、のほほんと写真を撮っているのだから・・・。

旅程表一覧 目次

2009年11月04日 19時49分09秒 | スイス旅行記2009年8月
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8月30日と最終日

2009年11月03日 16時53分57秒 | スイス旅行記2009年8月
EF24-105mmF4L

だらだらと旅行記を書いてきましたが、今回でスイス旅行記も終了です。
8月30日の早朝は、チューリッヒの市内観光をする。市内観光といっても、駅の周辺だけだが。ヨーロッパの駅というのは中央駅はだいたいがどんずまりの位置に建っている。



このように線路が終わって切れているのである。ヨーロッパの鉄道は国際線が多いので、終点がブルガリアとか、モスクワなどというものもある。「海外」という言葉もあるように、日本の場合における外国は文字通り海の外なので、鉄道で遠い外国の駅まで地続きでいけるというのはロマンをとてもかきたてられるものである。



日付が変わって最終日。すでに帰国の飛行機の中である。
タイ国際航空が素晴らしいのは、値段だけではなくその航路にある。まぁ、南まわりなので、時間がかかるということはデメリットだが・・・。だが、時間的なメリットを取ると、航路は必然的にロシア上空を通ることになる。というよりも、ロシア上空しか通らない。最短距離を通るのだから、常に同じ航路になるのである。しかし、タイ国際航空は違う。時間効率は悪い。それ故に面白い航路を取るのである。

まずカスピ海の上空を通る。既に陽は落ちて真っ暗であるが、眼下にはバクー油田の火が見える。この油田の規模はものすごく、至るところに火が見える。そうとうの石油の産出量があるのだろう。



次に、航路が素晴らしいのは、なんとこの飛行機はアフガニスタン上空を通過するのである。恐らく一生足を踏み入れることのできない地域かもしれない。夜とはいえ、その上空を通るというのは感慨深いものがある。写真は、アフガニスタンのとある都市の上空。

長いようで短い12日間の旅行であったが、天候にも恵まれて、非常に有意義のものであった。
スイス旅行記 おわり。

下山後(長い8月29日)

2009年11月02日 01時35分05秒 | スイス旅行記2009年8月
EF24-105mmF4L

下山したのが午後5時。
さてどこにいこうか?と考える。既にホテルもこの日の早朝の時点でチェックアウトを終えている。翌日に移動するよりかは、この時間に移動した方が、明日も午前中から活動できるというワケである。そこで5時から車に乗って移動するのだが・・・、そこで冒頭の迷いとなるのである。「さて、どこにいこうか?」

この時、頭の中に浮かんだ選択肢は三つあった。

1:一足早くチューリッヒに向かう。
2:スイスを抜けて、ドイツで一日を過ごす。
3:リヒテンシュタインに行く。

決定はギリギリまで待つことにした。要するに、道路を走りながら、ギリギリまで考えようとしたワケである。さて、写真はグリンデルワルトから5分くらい走らせた所で発見したSL。どうやら特別便のようである。





外国でSLが見られるとは、ラッキーというべきか。おそらく100年以上も前の機関車なのだろう。



さて、いよいよ決断である。最終的に行き先を決めたのは「リヒテンシュタイン」という名前に対するロマンであった。リヒテンシュタイン公国。人口35000人くらいの国である。地図の矢印の位置にある小さい国土の国がそれだ。首都はファードゥッツ。地図をみればお分かりと思うが、チューリヒの近くまで行った後、分岐道を来たではなく東に向かって行けばリヒテンシュタインである。

さて、リヒテンシュタインに到着したのが午後9時ごろ。既に陽も落ちてリヒテンシュタインの町並みも首都のお城のライトアップくらいである。首都といわれてても人口3万5000人の国家なので、地方の町レベルの発展である。ここでホテルを探すのだが、どこも満員。3つくらいのホテルに断れられる。すでに時刻は10時をまわろうとしている。これはまずい。このままでは泊まれないかもしれない。
そこで、私がとった行動はおそらく最悪のものであった。それは、チューリヒに引き返すというものである。最初からチューリヒを目指していれば、午後7時~8時には着いていたハズであった。しかし、リヒテンシュタインまで来て、なにも見ることもなく、泊まることもなく、チューリヒに向かった。なんという無駄なドライブであろう。



時刻は午前11時。写真はチューリヒ市内の5キロくらい手前の高速道路である。大渋滞である。30分経ってもピクリとも動かない。この日は金曜日、週末である。この渋滞で、チューリヒに着いたのが午前0時。ホテルに滑り込んだのが0時30分。結局夕方以降は、壮大なドライブに終わったのである。