そろそろカントパーニの町ともお別れ。
このご時世に旅の話なんてしてるのを、皆ジロジロ見てる視線が痛いです。
それどころか、二人組の山賊まで現れてしまって。
「そこのオマエ! その荷物おいて、とっとと消えやがれ!」
……って。そんな事いわれて従う人がドコにいるよ。
せっかくマジックアイテム買いそろえたってのに。
すると、早速エッジが険しい顔で、山賊たちの前に立ちはだかった。
「わたしの前でそのような口を叩くとはいい度胸だ……!」
「あ。エッジごめん。ちょっと待った」
出鼻を挫かれてずっこけるエッジ。ホントごめん。
けど今は、無理に戦う必要ないんだ。
ぼくは、買ったばかりの竹笛を構えた。
「JIG――!」
魔力をこめて吹き鳴らすと、山賊たちは音楽につられて踊りだす。
もう彼らには、野蛮に襲いかかってくる能力も意志もない。
向こうに行けーと手を振ると、彼らも手を振って去っていった。
こうやって平和に解決できるから、ぼくは魔法が好きなんだ。
「…………成長したな。ずいぶんと」
変にしみじみとした口調で、エッジがつぶやいた。
そりゃぼくだって、いつまでもお守りされてるばかりじゃないよ?
このご時世に旅の話なんてしてるのを、皆ジロジロ見てる視線が痛いです。
それどころか、二人組の山賊まで現れてしまって。
「そこのオマエ! その荷物おいて、とっとと消えやがれ!」
……って。そんな事いわれて従う人がドコにいるよ。
せっかくマジックアイテム買いそろえたってのに。
すると、早速エッジが険しい顔で、山賊たちの前に立ちはだかった。
「わたしの前でそのような口を叩くとはいい度胸だ……!」
「あ。エッジごめん。ちょっと待った」
出鼻を挫かれてずっこけるエッジ。ホントごめん。
けど今は、無理に戦う必要ないんだ。
ぼくは、買ったばかりの竹笛を構えた。
「JIG――!」
魔力をこめて吹き鳴らすと、山賊たちは音楽につられて踊りだす。
もう彼らには、野蛮に襲いかかってくる能力も意志もない。
向こうに行けーと手を振ると、彼らも手を振って去っていった。
こうやって平和に解決できるから、ぼくは魔法が好きなんだ。
「…………成長したな。ずいぶんと」
変にしみじみとした口調で、エッジがつぶやいた。
そりゃぼくだって、いつまでもお守りされてるばかりじゃないよ?
あの大好きなキャラたちと、ファンタジーの世界と。
ストライクゾーンど真ん中ですv
更新が楽しみで楽しみで!
脳内ではすっかり映画風に変換されております。
カツカツな生活の極上の癒しの一つになっていますので(笑)、これからも首をなが~くして続きを待ってます!!
これから1年くらい続く予定ですのでヨロシクです。
書いてる方も気分よいです。
私の知る限り、最高の役者と脚本ですからコレは。
より面白くなるかは、私の演出にかかってます(笑)。
今は、草稿を読みなおし、伏線を張りなおし、の繰り返しです。
ファンタジーでもあり、ミステリでもありという形になるのが理想。
どうか破綻せず、エンディングまで行けますように……。