好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

あのバカは舞妓をめざす。

2009-12-09 | 物語全般
映画『舞妓Haaan!!!』のDVDを見る。

PCで起動した最初に、「大吉」のおみくじが出てきた事にまず吹いた。

冒頭の流れにも、思わず仰け反った。いきなりコレなんだもん。

昼日中の仕事中に、自サイトの掲示板で荒らしとチャット状態に陥ってる主人公。

……人として何かが終わっちゃってます。

この通り、序盤は暴走が激しい。
心理描写としてのミュージカル仕立ての演出には、正直なところちょっと閉口。
DVD止めてやろうかと一瞬だけ思った。

そんな風に、ひたすら舞妓に情熱かけてる(基本的に)ダメ男の主人公・鬼塚公彦。
自分の会社の社長にお座敷を紹介してもらうべく、仕事に燃える辺りは、見てて興奮した。
そういやあのラーメン、映画公開当時に実際に売ってたっけ。

その後は、お座敷荒らしを名乗る野球選手・内藤貴一郎との意地の張り合いが加速していく。
どれくらい加速していくかは、説明するとモッタイナイので、ここでは伏せる。
ただ……本気出したらコイツら、世界征服でも出来るんじゃないかと思う。実際問題。

そして終盤は、見ていて爽やかな感覚が駆け抜けた。
それぞれの人間関係が、バカバカしいようで、本当は切なくて、そして楽しい。

終わりに懺悔。
最後の舞台の場面で、きゃーと悲鳴を上げちまったのは私だけでいい。
でも似合ってたよ。二人とも。うん。

それでは。また次回。

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