地上世界の怪獣王として出没する怪獣を倒すゴジラ。
空洞世界で狩りをしながら暮らすコング。
そしてコングの目の前に開かれた、新たに発見された地底空間では
地上世界では滅んでしまったコングの仲間たちが暮らしていた。
…かつてゴジラとモスラを相手に戦い、地底に封印された暴君、
スカーキングに支配された世界で。
氷河期をもたらした怪獣・シーモを従え、コングを追いつめるスカーキング。
一人では勝てない強敵に、コングは地上へと向かうことに。
ゴジラとコング、最強怪獣のタッグがついに誕生する!
「ゴジラvsコング」から約3年、間にドラマ(AppleTV+なので未試聴)を挟み
スクリーンにモンスターバースが戻ってまいりました。
より人間ドラマは希薄に(研究員と少女の親子の絆とかあるにはある)
その分怪獣バトルはさらに増量…という「それだよ観客が求めてるものは!」な作品
(ある意味「ゴジラ-1.0」とは逆ベクトルの作品、かもね)であるわけですが
怪獣でドラマを盛りやすいのは格段にコングの方、ということで
主役はコング(前作も実質そうだったよね?)で
ゴジラは怪獣バトル要員というか暴れて食べて寝てるだけ、という
そういう立場となっております。
メインの敵であるスカーキングもコングに対応する敵だしなぁ。
しかしいよいよこのユニバースを今後どう続けていくのかわからなくなった
(東宝が許せばガイガンとかが宇宙から来れるんだろうけど)わけで
楽しく見ながらもエンドロールの後に何もないことへの不安が
どうにも頭から拭えない一本となりました。