Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

カーズ2

2011-08-01 | 映画
映画の日、ということでピクサー税を支払ってまいりましたw

さて、今作はRotten Tomatoesでも(ピクサーにしては)低評価、ということで
実はそれなりに身構えて見に行ってしまったのですが
普通に楽しめる作品ではありました。

しかしひっかかる部分というか、今回の作品の根幹の部分・・・
『メーター中心のスパイアクション』という部分が
「カーズ」の続編としてはどうなんだろう、というのがまずあって、
しかしレース部分も添え物にできず、結果的にどっちつかず、というのが
今回の一番ひっかかる部分だったように思います。
短編での主役からのメーター主役への昇格、という流れではあるのでしょうが
コメディリリーフであるメーターで長編を引っ張られるのは、
どうしても若干苦しくなってくると思うんですよね・・・

あと、スパイアクションという部分のためか、今回死人(というか廃車)が多いです。
「ニモ」の冒頭虐殺には負けますが、「Mr.インクレディブル」くらいは
殺されるキャラが出ている作品になっております。
そこになんとなくの違和感を感じるのかなぁ、とも思ってみたり。
それでもおそらく前作から今作までの間に廃車になってしまったであろう
ドク(声のポール・ニューマンももう・・・)については
マックイーンから軽く触れられるくらいなんですよね。

ここからは良かった点。
まず、吹き替え版で見たんですが声優さんが巧い人そろってます。
フィン・マックミサイル役の大塚芳忠さんは
マイケル・ケインにしては若干若い声かなーと思ったのですが
(どうしても今までの芳忠さんの役のイメージで見ちゃうからですかね)
ホリー役の朴さんがしっかりと新人スパイを演じていて
スタッフロール見るまで忘れてましたw
メーターのぐっさんも違和感がないしで、ディズニー作品の声優選びは
芸能人でも外れがないんですよねぇ。

あと、冒頭のフィンのスパイアクションシーンでの
007感(というかボンドカー感)は楽しかったですし、
(そういえば敵のキャラ付けも007的でしたね)
海の質感はさすがのピクサーと唸らされました。
毎作品どこかで技術泣きできるシーンあるんですよね・・・
これがあるからピクサー納税はやめられないw

レースの舞台になる世界の風景も上手くカーズ世界へのアレンジができてますし
Perfumeの起用も含めた、いかにもな現代日本感も楽しかったしw
(立体駐車場+カプセルホテルってアイデアとかw)

あと、ラジエーター・スプリングスの住人について知っておくために
前作は確実に見ておいたほうがいいと思います。
(キャラに関する説明はありませんので)

同時上映のトイストーリー短編も面白かった
(こちらもトイ3を見てることが前提)ですが
短編はもっと実験作みたいなものも見たかったなぁ、と
贅沢も言ってみますw

今回予告が流れてた来年夏公開の新作も
また嬉々として納税しにいっちゃうんだろうなぁ・・・


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長崎の夏

2011-08-01 | 日記
今年は祖父の初盆であったりもします。
長崎の初盆といえば「精霊流し(しょうろうながし)」。

長崎の習慣として、初盆の家では
お盆に戻ってきた初盆の人の魂をお送りするために
精霊船(しょうろうぶね)を作り、それを海までもって行きます。
さだまさしが歌に歌っているようなしんみりしたものではなく、
実際の精霊流しは爆竹の爆音と火薬の匂いの中進んでいく
それなりにデンジャラスなものだったりいたします。

精霊船は人によってはすごく大きなものを作って
それをたくさんの人でひっぱっていったり、というのもあるのですが
我が家では派手なのが嫌いだというのもあり
一人で運べるレベルのコンパクトな精霊船を手作りすることになりました。

父が見よう見真似でコンパクトサイズの精霊船を作り、
それに飾りつけを行っていきます。
この前亡くなった愛犬の分も含め、2隻を建造。
お盆には地元のほうで運んでいくことになります。

けっこうかわいく仕上がったので、
じいちゃんも茜も喜んでくれるといいなぁ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする