精霊流し
2011-08-15 | 日記
8月15日。
終戦祈念日であるとともに、お盆の最終日でもあります。
そして長崎では「精霊流し」(しょうろうながし)の日でもあります。
初盆を迎えた遺族が、初盆で戻ってきた魂を
精霊船(しょうろうぶね)に乗せて海へ、
そしてその向こうの西方浄土へと帰っていただく、という
鎮魂の行事ではあるのですが、
さだまさしが歌っているようにしんみりしているのは
おそらく遺族(の一部)くらいで、
実際は爆竹とロケット花火の轟音に
鐘の音と「ドーイドーイ」という掛け声が溶け合う
たいそうやかましい祭りとなっている、というのは
以前こちらでも書いております。
そんな精霊流しに、今年初めて参加することになりました。
昨年祖父が、今年飼い犬が亡くなり、
父を中心に手作りのミニサイズ精霊船を作り、
それを地元で流す、ということになりました。
船のデザイン、材料調達、建造などはすべて父が担当、
僕はその手伝いと飾りつけ、みよし(船先端)や帆のデザインを担当。
主に100円ショップアイテムを駆使して小さいながらも立派な船に仕上がり
あとは流す(正確には集積所に持っていく)だけ、ということになりました。
もちろんそれとは別に、初盆にまつわるなんやかんやもあったりもするのですが。
故人(と故犬)の意思を尊重し、爆竹などはなしで
鐘も掛け声もなく静かに送る(船も小さいからね)ということになったのですが
前日からまさかの大雨。
「前日にこれだけ降れば当日も大丈夫だろー」と思っていたら
当日もかなりの大雨(警報発令も)
それでも船を流そう(持っていこう)、というときは雨もやみ
これなら大丈夫かな、と思って家族で持って歩いていると
途中、突然再度の大雨。
父は船、僕は線香を持っての先導役なので
傘ももたず、全身びしょぬれ。
「靴の中が水でがっぽんがっぽんいってんなー」と思いながらも
なんとか船を送ってしまい、全身濡れ鼠で祖父母宅に帰宅。
その後の夕飯もそこそこに、自宅に帰って着ていた服を全部脱ぎ
風呂に入るまでは気も休まりませんでした・・・
精霊流しの日にここまで大雨が降るってのもまずないよなぁ・・・
忘れられない1日になりました。
終戦祈念日であるとともに、お盆の最終日でもあります。
そして長崎では「精霊流し」(しょうろうながし)の日でもあります。
初盆を迎えた遺族が、初盆で戻ってきた魂を
精霊船(しょうろうぶね)に乗せて海へ、
そしてその向こうの西方浄土へと帰っていただく、という
鎮魂の行事ではあるのですが、
さだまさしが歌っているようにしんみりしているのは
おそらく遺族(の一部)くらいで、
実際は爆竹とロケット花火の轟音に
鐘の音と「ドーイドーイ」という掛け声が溶け合う
たいそうやかましい祭りとなっている、というのは
以前こちらでも書いております。
そんな精霊流しに、今年初めて参加することになりました。
昨年祖父が、今年飼い犬が亡くなり、
父を中心に手作りのミニサイズ精霊船を作り、
それを地元で流す、ということになりました。
船のデザイン、材料調達、建造などはすべて父が担当、
僕はその手伝いと飾りつけ、みよし(船先端)や帆のデザインを担当。
主に100円ショップアイテムを駆使して小さいながらも立派な船に仕上がり
あとは流す(正確には集積所に持っていく)だけ、ということになりました。
もちろんそれとは別に、初盆にまつわるなんやかんやもあったりもするのですが。
故人(と故犬)の意思を尊重し、爆竹などはなしで
鐘も掛け声もなく静かに送る(船も小さいからね)ということになったのですが
前日からまさかの大雨。
「前日にこれだけ降れば当日も大丈夫だろー」と思っていたら
当日もかなりの大雨(警報発令も)
それでも船を流そう(持っていこう)、というときは雨もやみ
これなら大丈夫かな、と思って家族で持って歩いていると
途中、突然再度の大雨。
父は船、僕は線香を持っての先導役なので
傘ももたず、全身びしょぬれ。
「靴の中が水でがっぽんがっぽんいってんなー」と思いながらも
なんとか船を送ってしまい、全身濡れ鼠で祖父母宅に帰宅。
その後の夕飯もそこそこに、自宅に帰って着ていた服を全部脱ぎ
風呂に入るまでは気も休まりませんでした・・・
精霊流しの日にここまで大雨が降るってのもまずないよなぁ・・・
忘れられない1日になりました。