長崎くんち初日

毎年10月7～9日の3日間は、長崎・諏訪神社の秋の大祭、長崎くんち。
長崎中心部の町に7年に一度「踊町」が廻ってきて、
神に捧げる出し物を行うというお祭りです。

長崎では朝から通常のテレビ番組を休んで各局が中継を行う
（最近は局によって時間ずらすようになりましたけどね）
そんな大イベントとなっております。

初日は「お下り」として諏訪神社から大波止のお旅所に
神様が移動する日となっております。
まずは諏訪神社で踊町による出し物の奉納を行った後
神輿を諏訪神社からお旅所に運び、
踊町は長崎中心部各所で出し物を披露する「庭先廻り」を行います。
で、出し物を見てアンコールを希望する場合は
「もってこーい！」と声をかけるわけです。
全国的に有名な龍踊り（じゃおどり）は今年はありませんが
7年ぶりの勇壮な「太鼓山（コッコデショ）」が楽しめるので
長崎にこられた方はなんとか見ていただければ幸いです。

で、当然大きい祭りですので、お旅所周辺には多くの屋台が出ます。
それを見るのが毎年の楽しみでもあったりします。
今年は全国のB級グルメ・・・
シロコロホルモンやひるぜん焼きそば、
肉巻きおにぎりなどの屋台をよく見かけました。
その一方で毎年よく見ていたお店を見かけなかったり、
全体的に屋台の数が減っていたりといった寂しい部分も。
あとくじの景品がAKB中心でしたね。

8日は市内中心部の各地での庭先廻りがメイン、
そして9日はお上りで神輿が諏訪神社に帰ります。
ちょうど連休にも当たっておりますので、
長崎ならではの祭りを楽しんでいただければ、と思います。