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KUBO/クボ 二本の弦の秘密

2018-02-20 | 映画
昨日無事歳を重ねまして。
昨日は仕事でしたが今日は休日(平日休みなのです)
自分へのプレゼント、として見たかったけど近くで公開されなかった映画を見るため
往復3000円弱かけて出かけるという贅沢をしてまいりました。

というわけでやっと見たよ「KUBO」。
長崎市での公開がなく、佐世保で先々週からの公開開始だったのです。
ありがとうシネマボックス太陽さん。なにやってんだ長崎の劇場。

心の壊れた母と二人暮らす少年・クボ。
三味線の音で折り紙を操るという力で物語り生活する毎日。
しかし、禁忌を犯してしまったため、母を喪い、旅に出ることに・・・
厳しい猿、記憶をなくしたクワガタの侍とともに、
追っ手から逃れ、伝説の武具を探す旅を行うクボの前に待ち受けるものとは・・・

「コララインとボタンの魔女」「パラノーマン」
「ボックストロールズ(日本未公開・未ソフト化)」と
人形アニメの傑作を作り続けるライカの新作は、
日本を舞台にしたファンタジー作品であり、
親子の物語であり、「物語ること」の物語、でした。

人形アニメ、ということがエンドロールでのメイキング風景を見るまで
完全に頭から消え去ってしまうほどの映像美、はもちろんなのですが
(まさかこのサイズで作っていたなんて・・・と知っていても改めて驚きます)
物語の「終わり」の選択は「パラノーマン」と通じるものがありながらも
さらに一歩先へと足を踏み出したような感覚を覚えました。

好みによってはすこし薄味に感じる人もいるかも・・・とは思いましたが
本当に一人でも多くの人に見ていただきたい作品だな、と感じました。
日本語吹き替え版で見ましたが、いわゆる「タレント吹き替え」であっても
それを感じさせない完璧な演技でした。
瀧が芸達者なのは知ってたけど(アナ雪のオラフとかね)川栄さんすごいわ。
(朝から春の期待作の芸能人吹き替えがやばそうな映像を見てたので特にね・・・)

ソフト化は6月ともう少し先の話になりますので、
劇場で見るチャンスがある方は、瞬きせずにご覧ください。
(まだまだ全国で見るチャンスがあるみたいでよかった・・・)

KUBO/クボ 二本の弦の秘密
コメント
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