Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

徐々に奇妙なランタン祭り

2020-01-29 | アート

本日は休日。

というわけで、長崎県美術館に「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」を、
そして中華街を中心に長崎ランタンフェスティバルを見に行ってまいりました。

まずはJOJO展。
いちおう読者ではあるけど、ウルトラジャンプ移籍くらいから振り落とされ気味。
一番好きなのは4部、というくらいのスタンスで見に行ったわけですが
絵や色彩に関してはこれまでもたくさん触れてきているわけで
実はそこまでぴんと来ていなくて、
一番吸い寄せられたのはやはり「台詞」がある生原稿、だったのは
自分がジョジョを読んでいたのはストーリーや台詞まわしという
「文芸」の部分に惹かれてだったのだな、と再認識できたのが発見でございました。
あと今回の原画展用の大型作品のメイキング映像が流れてたわけですが・・・
相変わらず若い見た目だなこの人!w肌つやっつややないか。

前回開催のボルタンスキー展と同じく、常設展スペースの半分を潰して
撮影可能作品と物販スペースになっているわけですが
(物販、3部で出てきたデザインのタロットがあったら欲しかったんですが・・・
 吉良さんちのボウリングのピン爪切りはちょっと欲しかったかもしれん)
その半分の常設展スペースで開催されている「椛島勝一展」は
大正~昭和にかけて活躍した挿絵画家であり、
日本最初の吹き出し付漫画「正チャンの冒険」の作画担当でもあった
(「タンタンの冒険」に似た設定ですが、こっちのほうが6年開始が早かったそうです)
椛島の原画を長崎出身だったということで長崎県美が収蔵・展示していたわけですが
椛島のペン画集を絵の向上のために参考にしていたのが荒木飛呂彦である、とともに
「ジョジョ」の初代担当が椛島の孫であった(なお、荒木はこの事実を知らなかった)ということで
今回長崎でのジョジョ展開催が決定した、という背景から
展示される作品のセレクト、さらに私物の画集も展示品として貸し出すという協力を荒木が行うという
実質ジョジョ展の追加パート的な部分もあったりしている展示です。
特にSF冒険小説「亜細亜の曙」「太平洋魔城」の挿絵にはわくわくさせられました。

さて、長崎の冬の風物詩、長崎ランタンフェスティバル。
元々中華街に暮らす華僑の春節祭、ということで例年は春節休暇の中国人が
豪華客船で大挙押し寄せるイベントとなっているわけですが
おりしも新型肺炎のパンデミックが発生しており、中国からの渡航者が激減。
ということでいつもなら平日でも中華街から湊公園会場はわりと混んでいるのですが、
今年は昼も夜も人は例年よりかなり少な目。
会場の露店も中華街のお店も売り上げ減に悩んでいる・・・ということで
中華街の売り上げに貢献しなくちゃ、と思っていたのですが
どうしても炭水化物メインのメニューが多いのですよね・・・(糖質を制限しています)
会場で運営費用の募金は行いました。
今年もいろいろと写真を撮ったのでそのうちアップできるだろうか。

関帝にお参りしておみくじを引いたら上上(=吉)。
「君主の命により役人になるのが良い」「志を同じくする相手と結婚する」
という表現に関帝の現代社会に若干対応できてない感がうかがえます(こら)

明日は久々にアメコミ邦訳感想でも書くよ!(と自分を追い詰める)

コメント
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