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よっしりよいさ

2023-10-09 | 日記

コロナ禍とか神社内外のごたごたで4年ぶりに開催された
長崎の秋の大祭、長崎くんち。
諏訪神社の秋祭りが「うちはキリシタンじゃない」ことを証明するために
どんどん豪奢になっていった、という経緯のある祭りでございます。

諏訪神社からご神体が長崎港(御旅所)に3日間降りてきて
長崎市中心部(江戸時代から栄えていたあたり)の町が
7年に一度「踊町」として出し物を奉納し、
奉納の後は街中を巡って出し物を行い、
町への寄付(花代)を集める、というのが祭りのシステム。
奉納されるのは花街での芸者踊りや、船を象った曳物、
全国的に有名なのは(今年はないけれど)龍踊りなど。

現在は郊外に引っ越してますが、僕も18歳まではこの踊町の一つに住んでいました。
協調性のない子だったので出し物のメンバーには入らなかったけれども、
上京するまではかなり身近な祭りのひとつではありました。

といったわけで、ちょっと理由あって今年は
タブレット片手に祭りの様子を撮影するために
朝から後日の街へと繰り出してまいりました。

御旅所についたときには、ちょうど船大工町の川船が奉納中。
(今回のタイトルはこの川船のお囃子です)
会場での奉納は観覧するためのチケットを買っている必要があるので
会場に入場する川船を撮影することができました。
昼には神様が諏訪神社に帰ってしまうので、脇に並んで御旅所に参拝。
神事としてのお祭りも大切ですからね。

その後は御旅所周辺の出店を見て回ります。
毎年このあたりに出てるベビーカステラを買って
仏壇に供えているのですが(祖母が好きだったので)
今年は見つからず、どこも版権キャラを象った(多分無許可)やつばかり。
それにしてもお面のキャラクターに狐面とかの無版権が増えたなぁ。
以前は毎年いた手相占いの屋台も無くなってるし、
後はチーズホットグとか10円パンとかの韓国系が増えましたね。

諏訪神社でお留守番をしている神様もお参りしてこようと
そちらに向かえば当然こっちも奉納中。
拝殿まで上がれないな、ということでふもとの松森天満宮にご挨拶。
かっこよくて強そうな鶏がいっぱいいる神社です。

そこから歩いて浜町アーケードまで。
庭先回りと少しずれたタイミングで動いているので
待ってる人はけっこういるけど来るにはしばらくかかりそう。
お昼時なんだけどもめぼしい店は当然混み合っております。
御旅所あたりまで戻るか…と思ってたら
途中の鉄橋に毎年買ってたベビーカステラ屋あったよ!
20分ほど並んで購入できました。

御旅所、というかその横の夢彩都に移動する途中で
お上り(ご神体が諏訪神社に戻る)とすれ違い、
これで神事としての長崎くんちは終了、となりました。
夢彩都でごはんを食べて、バスに揺られて帰宅。

疲れたけど、楽しかったなぁ、お祭り。
誰かと一緒ならもっと楽しかったかもだけど。

コメント
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