コロンビア大学への終身雇用を狙う、素粒子物理学博士エリン・ギルバート。
そんな彼女の前に「屋敷に幽霊が現れて困っている」と伝えてきた老紳士。
それも彼女がかつて友人と書いた、幽霊の存在を科学的に立証しようとした、
すべて葬り去ったはずの本を持って・・・
本がまだ売られていることを知ったエリンは、共同執筆者であるアビーの元を訪れ、
そこで彼女と共同研究をするエンジニアのホルツマンと出会います。
そして成り行きで、3人で共に幽霊屋敷へと向かうことになります・・・
1984年の1作目から32年、89年の続編からも27年。
企画の最初はオリジナルキャストから次世代へと受け継ぐ物語でしたが
イゴン役のハロルド・ライミスが2014年に亡くなったことで
そのプランは変更され、女性人気コメディアンたちによる新たな物語として
(旧作も今作も、「サタデー・ナイト・ライブ」で人気のコメディアンたちが主役です)
「現代のアメリカで」「女性が」ゴーストバスターズをやる、ということに向き合いつつも
楽しいSFXコメディ映画として完成された作品となっております。
作中での扱いと同様、現実でも「女性主人公でリメイクするなんて」という目を向けられ
特にアメリカにおいてさまざまな問題になっている、との話も聞きますが
エリン、アビー、ホルツマン、そしてパティのバスターズ4人の面白さと「かっこよさ」に、
(特にホルツマン!)
顔はいいけどひたすらバカな受付担当・ケヴィン(ソーでお馴染みクリス・ヘムズワース!)の
存在も、今までの「ブロンドジョーク」という形でされてきた
女性へのまなざしを反転させたものなのかなぁ、と思いつつ笑わされたり、と
「普通に出来がいいSFXコメディ」として十分に合格点な内容、だと思います。
そして旧作キャストも、故人であるハロルド・ライミスと
俳優として引退状態らしいリック・モラニス以外はカメオ出演と
(旧作のアイコン・マシュマロマンも「そういう出し方か!」と思いました)
旧作ファンにはよりうれしい作品でもありますので
できれば見る前に旧作を見返していただければ(世代的には初見って人も既に多いかも)と
切に思っております。エンドロール後のシーンも旧作知ってるの前提なオチですし。
「ナイト・ミュージアム」シリーズや「キング・オブ・エジプト」など
80年代テイストなSFX冒険活劇が日本でもビデオスルーされずに
劇場公開されるようになってきたのがうれしいおっさんにも、実に楽しい映画でございました。
(「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」も入れていいかな)
そんな彼女の前に「屋敷に幽霊が現れて困っている」と伝えてきた老紳士。
それも彼女がかつて友人と書いた、幽霊の存在を科学的に立証しようとした、
すべて葬り去ったはずの本を持って・・・
本がまだ売られていることを知ったエリンは、共同執筆者であるアビーの元を訪れ、
そこで彼女と共同研究をするエンジニアのホルツマンと出会います。
そして成り行きで、3人で共に幽霊屋敷へと向かうことになります・・・
1984年の1作目から32年、89年の続編からも27年。
企画の最初はオリジナルキャストから次世代へと受け継ぐ物語でしたが
イゴン役のハロルド・ライミスが2014年に亡くなったことで
そのプランは変更され、女性人気コメディアンたちによる新たな物語として
(旧作も今作も、「サタデー・ナイト・ライブ」で人気のコメディアンたちが主役です)
「現代のアメリカで」「女性が」ゴーストバスターズをやる、ということに向き合いつつも
楽しいSFXコメディ映画として完成された作品となっております。
作中での扱いと同様、現実でも「女性主人公でリメイクするなんて」という目を向けられ
特にアメリカにおいてさまざまな問題になっている、との話も聞きますが
エリン、アビー、ホルツマン、そしてパティのバスターズ4人の面白さと「かっこよさ」に、
(特にホルツマン!)
顔はいいけどひたすらバカな受付担当・ケヴィン(ソーでお馴染みクリス・ヘムズワース!)の
存在も、今までの「ブロンドジョーク」という形でされてきた
女性へのまなざしを反転させたものなのかなぁ、と思いつつ笑わされたり、と
「普通に出来がいいSFXコメディ」として十分に合格点な内容、だと思います。
そして旧作キャストも、故人であるハロルド・ライミスと
俳優として引退状態らしいリック・モラニス以外はカメオ出演と
(旧作のアイコン・マシュマロマンも「そういう出し方か!」と思いました)
旧作ファンにはよりうれしい作品でもありますので
できれば見る前に旧作を見返していただければ(世代的には初見って人も既に多いかも)と
切に思っております。エンドロール後のシーンも旧作知ってるの前提なオチですし。
「ナイト・ミュージアム」シリーズや「キング・オブ・エジプト」など
80年代テイストなSFX冒険活劇が日本でもビデオスルーされずに
劇場公開されるようになってきたのがうれしいおっさんにも、実に楽しい映画でございました。
(「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」も入れていいかな)