宇宙の平和を守るために駆け回る最強のヒーロー、
キャプテン・マーベルことキャロル・ダンバース。
ニック・フューリーが率いるS.A.B.E.R.メンバーとして地球圏防衛を行う、モニカ・ランボー。
ニュージャージーの平和を守る高校生、Ms.マーベルことカマラ・カーン。
それぞれが己の活躍をしている最中、謎の変動により
能力を同時に使うたびにお互いの位置が入れ替わることになってしまった。
謎の入れ替わり現象の裏にあったクリー帝国の現状と、強大な敵。
3人の光の力を使う女性ヒーローの邂逅、
そしてその絆の物語。
というわけで久々のMCU劇場作品、は
キャプテン・マーベル2であり、
配信ドラマ作品であるMs.マーベルやワンダヴィジョンから続く物語である
(そしてそれ以外のドラマ作品からも要素が)
3人の女性ヒーローの活躍を描く「マーベルズ」でございます。
2時間弱というコンパクトな時間の中に多くの展開を詰め込み
明るく楽しい作品ながらもたっぷりと先の展開への種を埋め込んだ、
ネタバレをうっかりと踏む前に早めに見てほしい、MCUらしい作品となっております。
複数作の(Disney+限定)配信ドラマ視聴が前提というあたりも
昨今のMCUらしい部分、とはなっておりますが
(一応、見てない人のための粗筋程度の説明はあります)
ディズニープリンセスやインド映画、モンスターパニック映画のテイストも盛り込んだ
MCUを追ってきた人には(軽くはあるものの)いつものご褒美、であり
MCU疲れを感じているかな、という人にとっても
ドラマの方も見てみようかな、と思える作品にはなっているのではないでしょうか。