Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

またすごいものが邦訳決定してるっぽい

2011-07-08 | 漫画
「イナズマイレブンGo」はディストピアSFvsカルト宗教の争いだ、と書こうと思って
飲み込んだ俺ですよ(結局書いてるんじゃねーか)
いや、見ててあんなにストレスたまるアニメも久しぶりだなぁ。

そんなことはおいといてですね。またアメコミ邦訳で名作がくるようです。

ヒーローが全員ゾンビの世界の「マーベルゾンビーズ」邦訳決定も驚きましたが
「グリーンランタン/グリーンアロー」邦訳決定ですよ。

宇宙人から送られたスーパーパワーの指輪の力で
地球や宇宙の平和を脅かす悪と戦うヒーロー、グリーンランタン。

鍛え抜かれた弓矢の腕で街の犯罪者を狩る
元大富豪のクライムファイター、グリーンアロー。

同じDCユニバースのヒーローで同じ色という以外、
何もかもが違う二人によるアメリカ横断旅行。
そこで二人が目にするのは、人種差別、麻薬などのアメリカの病理。

ヒーローコミックが社会問題に踏み込んだ作品、というのは
この作品以前にもありはしたわけですが、
この作品ほど全編に渡って社会問題に踏み込んだ
ヒーローコミックは初めて、と言われ
現在に至るまで傑作のひとつに数えられているシリーズです。

ニール・アダムスのアートが今の若者には若干ハードルが高そうですが
(上手いけどいかにもな劇画調の絵(こっちが元祖)なので・・・)
それでも一人でも多くの人に読んでほしい作品です。

(追記)
更新したあとに小学館集英社プロダクションからメールが来まして。
9月邦訳予定の「キャプテン・アメリカ」が
第2次大戦終戦間際に死んだと思われていた相棒・バッキーの復活編であり
最近のストーリーの中でも人気も高い「ウインターソルジャー」編になるそうで。
こっちも見逃せませんな。
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X-MEN ファースト・ジェネレーション

2011-07-01 | 映画
久々に映画館で映画見てきましたよ。
・・・「ゴーカイゴセイ」「スーパー8」と迷ったんですが
ゴーカイ=80分と短い スーパー8=字幕なっち
そしてX-MENを劇場で見ないわけにはいかない、と
時間的に吹き替えしかないけど見てきました。
・・・あ、「ウルヴァリン」見てないな、そういやw

まず、現在邦訳コミックが出ている「X-MEN:First Class」と
この映画との関係はほぼ無いといってもいいでしょう。
この映画で描かれているのは映画版世界の前日譚であり、
チャールズ・エグゼビアが「プロフェッサーX」になり、
エリック・レーンシャーが「マグニートー」になるまでの物語であります。

1942年、ユダヤ人であったが故に幸せな人生を奪われ、
超常の力を持つが故に母の命を奪われ、モルモットとなったエリック。
そして同じ頃、自分と同じ「他者と違う能力を持つ」少女と出会い
己と同じ力を持つ「新しい人類」の仲間を救いたいと思うチャールズ。

時は流れ、第3次世界大戦への緊張が高まる米ソ冷戦時代を背景に、
世界を焦土に変え、その支配者になろうとする
セバスチャン・ショウが率いるヘルファイアークラブ。
その野望を探ろうとしていたCIAエージェントのモイラ・マクタガートは
ミュータントである彼らへの対抗手段として、
遺伝学者となったチャールズに接触します。
そしてヘルファイアークラブを追う中で出会ったのが
ナチス時代から名を変え暗躍するセバスチャンを追う復讐者・エリック。

敵のチームに対抗するにはこちらもチームを集めるしかない。
そう考えた彼らは、各地のミュータントたちを集めます。
断られたりもしつつ(X-MENといえば、のあの人がカメオ出演w)
集まったのはそれぞれに事情を抱えた若者たち。

チャールズが最初に出会い、「妹」として共に過ごした少女・レイブン。
高い頭脳と野人のような足のギャップに悩む青年・ハンク。
虫のような羽を持つストリッパー・エンジェル。
口から音波を放つ青年・ショーン。
生き残るための適切な姿に進化する能力を持つタクシードライバー・ダーウィン。
能力のコントロールが効かず収監される破壊エネルギーの使い手・アレックス。
彼らをCIAの施設に匿い、チャールズとエリックがロシアに
ヘルファイアークラブの幹部・エマを追っている間に
残るメンバー・・・アザゼル、リップタイド、そしてセバスチャンが
施設を襲撃し、施設の人間は全滅、エンジェルは寝返り、
そしてダーウィンは・・・

ニューヨークのチャールズの邸宅に移った彼らは、
強大すぎる敵との戦いに向け、訓練を開始します。
恋、すれ違い、そして能力を使いこなす達成感。

ソビエトが核ミサイルをキューバに配備しようとした
第3次世界大戦がもっとも近づいた1日・・・キューバ危機を舞台に
ついに彼らは全面対決になります。
強大すぎる敵に対し、若いミュータントたちの運命は・・・?


さて、あらすじ紹介が終わったのでここからは感想をつらつらと。
まずチャールズ役のジェームス・マカヴォイ。
「ナルニア」のタムナスさんのイメージが強いわけですがw
・・・髪型といい坊ちゃんオーラといい、
どうも日本の某宇宙人首相を思い出すような・・・w
エリック役のマイケル・ファスベンダーと並ぶと
いい感じにメリハリがついていたように思います。
エリックは老けるとイアン・マッケランになる感じはしたけど
チャールズは老けてもピカード艦長になる感じがしないw
あと、エリックのあれは・・・超電磁砲?(あっちはまともに見たことないけど)

映画見る前にひっかかってたハボック(原作ではサイクロップス弟。今作では父?)は
そんなには違和感ないけど、もっと見せ場あってもいいんじゃないかとw
飛べる分バンシーのほうが目立つ印象w
ビーストは原作だとゴリラ→青ゴリラ→ライオン顔になってましたが
なんというか飛び越えちゃいましたね・・・

ミスティークはそりゃあんな風に将来なっちゃうよねー、って感じでしたね。
惚れた男が恋愛対象として見てくれなかったり本当の姿を否定したり、
そりゃそういう選択しちゃうわ。
あと、エマ・フロストももう少し美人でもバチあたらないと思うんだw
ダイヤモンド状態だとテレパス使えないんじゃなかったっけ?とか思ったけどw

あと、勧誘シーンに漂う60年代スパイ映画っぽさは
「007」リセットが好調だったのって大きかったのかなぁ・・・と。

スタン・リーがいなかった(だよね?)り、
スタッフロール後のおまけがなかったりというあたりに
マーベルスタジオ作品じゃないんだなぁ、ということを
改めて実感したりもしましたが、
正直、いままでのX-MENシリーズの中で一番おもしろかったのではないかと。
この作品から3部作作られる、という話もありますが
このスタッフを保ってもらえるとFOXでも期待していいのかなぁ・・・

さて、次はマーベルスタジオ作品の「マイティ・ソー」。
アベンジャーズに繋がる作品となりますが、はたしてどんな内容となってますやら。
DCの「グリーンランタン」も楽しみではあるんだけどね・・・



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