Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

47RONIN

2013-12-05 | 映画
公開1日前に試写会(吹き替え2D)で見てきましたよ。

まずひとこと。

「まさか今年に入って2度も『こんな長崎あるかー!!』と映画観て言うことになると思わなかった」

しかもどっちも真田広之出てるしw
ちなみに前回はこちら

・・・日本人ならけっこうな割合で「忠臣蔵」がどんな話かは
まぁおぼろげに知っていると思います。
ねちねちいびられた浅野の殿様が切れて刀で切りつける事件で
殿切腹、お家とり潰しになった赤穂の浪人たちが
大石内蔵助をリーダーに吉良の屋敷に攻め込むというお話です。

で、このハリウッド版ではどうなっているのかといいますと
・スタート直後モンハン状態
・ハーフ(という設定)なのでひたすら差別されるキアヌ
・吉良が赤穂支配を狙っているという設定に 演じているのは浅野忠信(でも吉良)
・菊地凛子が妖術使いに マコがカイジュウになっちゃったよおい
・浅野が吉良に切りつけた理由→妖術で洗脳
・・・えーと、「忠臣蔵」ってものはみなさんちょっと頭の隅に追いやって観てくださいw

「忠臣蔵」のダレ場、というか見てて「早く終わらんかな」と思うシーンとして
大石内蔵助が復讐を計画していることを悟られないように遊び呆けるシーンがあるのですが
こっちはそんなシーンはなく「地下牢に1年閉じ込めてれば気力も萎えるだろう」という
なんとも力技な対応策だったり、こんなところがアメリカンだなぁとつくづく感じますw

使ってる英字フォントも、全体的な絵の質感もLotR的というかなんというか
「不思議の国のニポン」(けっこう中華風味)感が強すぎるため
そのへんが楽しめるならけっこうおすすめしたい映画かもしれません。

・・・いや、それでもあの出島はないわ・・・w

キャスト面では、赤西は邪魔じゃなかったよ、と思いました。
個人的に注目したかった出合さん(今年はキョウリュウグレーこと鉄砕さん)は
そこまで出番がなくて残念w

観てて「えぇぇぇぇぇぇ!?」と楽しい気分になれる1作ではありますので
とりあえず皆様におすすめです!(シネマハスラー風に)
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ビフォア・ウォッチメン:コメディアン/ロールシャッハ

2013-12-01 | 漫画
1986年、アメリカンコミック界、さらにはSF界、
いや、アメリカ文学界においても重要な作品となった
リミテッド・シリーズが始まりました。
そのタイトルは「WATCHMEN」。

「スーパーヒーローが存在したことで歴史が変わったもう一つの1985年」を舞台に
一人のヒーローの死から始まる、『正義』『平和』という価値観を揺さぶる物語は
ここ日本でも2度の邦訳、そして現在も続く重版によって
(邦訳アメリカンコミックという分野では)多くの方に愛読される作品となりました。

2009年には(一部を除いて)忠実な実写映画化がザック・スナイダー監督によって為され
この物語のもつ求心力は『冷戦』がすっかり過去となった現在においても
いささかも損なわれるものではありませんでした。

2012年、DCコミックスから驚きの発表が行われます。
「WATCHMEN」の登場キャラたちの過去を描くシリーズを刊行する
「BEFORE WATCHMEN」シリーズの開始、でした。

しかし「WATCHMEN」の生みの親たるアラン・ムーアは
「もうDCコミックの仕事はしない」「一切関わるつもりはない」とアナウンス。
本当に大丈夫なのかな・・・と思わされるスタートでしたが
ブライアン・アザレロやJ・マイケル・ストラジンスキーなどの
現代最高レベルのライターたちが参加することで、
この「前史」も人気を得る事ができたわけです。

そして、今回邦訳第1弾として刊行されたのが
「ウォッチメン」の物語の発端となった男、コメディアンと
物語の主役といってもいいロールシャッハの二人の物語です。

コメディアン編は1962年から68年を舞台にしています。
彼の物語を語る縦糸は「ケネディ兄弟」、横糸は「ベトナム戦争」。
アメリカの「理想」「希望」の終わり、ともいえるこの時代・・・
ある意味「アメリカ」を体現する存在ともいえるコメディアンの
変質とその行動が、当時のアメリカ史を映す鏡になっているように思いました。
(この世界の歴史では、この後投入された「彼」が歴史を変えてしまうのですが・・・)

ロールシャッハ編は1977年が舞台。
自警団活動が禁止される直前の時期。犯罪との孤独な戦いを続ける
ロールシャッハの前に立ちはだかるベトナム帰還兵の犯罪組織と、
素顔のロールシャッハ・・・ウォルター・コバックスに向けられた善意の結果、の物語。
(この世界では歴史が変わった、とはいうものの)ベトナム戦争の爪痕と
社会不安、混沌で猥雑とした都会の闇に、単身立ち向かう男。

どちらも血と暴力、死と混沌に満ちた物語でありますが
その闇にぐいっ、と引き込まれてついつい読み込んでしまう、そんな作品です。

これから3か月毎に1冊ずつ・・・
2014年2月にミニッツメン/シルクスペクター、
5月にナイトオウル/Dr.マンハッタン、
8月にオジマンディアス/クリムゾン・コルセア(劇中漫画の「黒い船」の前史!)と
刊行されていく予定のこのシリーズ。
あの物語に続いていく彼らの過去がどういうものであったのか、楽しみです。
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12/2~8の運勢

2013-12-01 | 占い
12月が来てしまいました。
色々と焦りが出てくる時期ですね。

牡羊座:隠者(正)
努力が実を結びそう。効率の悪い方法を改善するチャンスです。

牡牛座:太陽(逆)
体力が低下し、仕事や勉強が辛く感じてきそう。予定もキャンセルになるかも。

双子座:死(正)
無理がたたって体調を崩してしまいそう。がらっと方針転換をして。

蟹座:女帝(正)
女性がリードするといい結果に。苦手が克服できそうです。

獅子座:法皇(正)
意志が強くなり、仕事や勉強に集中できそう。親友にも出会えるかも。

乙女座:女教皇(逆)
手抜きが目立ってしまいそうな時期。忠告には素直に耳を貸して。

天秤座:運命の輪(正)
いろいろと好転していきそうな時期。最善を尽くせば最高の結果が。

蠍座:皇帝(正)
勇気と向上心をもって努力すれば、リーダーシップを発揮することができそうです。

射手座:正義(正)
裏表のない態度が好感をもたれることになりそう。真面目にいきましょう。

山羊座:塔(逆)
高望みの結果窮地に立たされそう。慎重に進めていけば実を結ぶことも。

水瓶座:力(正)
計画は実行に移してみましょう。結果はかならずついてきます。

魚座:節制(逆)
結果が出ないようなら諦めて別の方法を捜しましょう。結果的に時間の節約に。

朝から寒く、だんだん布団から出たくなくなる時期ですね。
夜が早くなるとともに、朝もだんだん遅くなってくるこの時期。
目覚ましを少し早めにセットして見るとか、心構えが一番の遅刻対策かもしれません。
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