事務局です。
語学教育部門の個人会員の皆様へ向けて、正会員、準会員問わず、振替規定のご連絡は再三にわたって行っておりますが、誠意に著しく欠ける、注意が守られないといったお話が続くために、お伝えしている原則を新たに整備を行っております。
入会時や折に触れて申し上げておりますが、曜日・時間帯が固定のなかで、振替は学校行事や部活での遠征、残業、急な病気などでやむを得ない場合に、事由を届けていただいたうえで、講師との話し合いの上で振替を行う「サービス」です。
集団指導であればそのまま欠席扱いにあり、授業内容が抜けてしまうところを、カリキュラムも含めて会員個人に完全にあわせておりますので、進度も目標に応じて、個人のペースで行えるところが利点になりますので、振替を行使することで出席率が100%もしくはそれに近い状況を保てるということが良さともいえます。
振替実施のために、学校に在学の生徒には、原則として「学校行事予定表」の提出もお願いしておりますし、塾・習い事といった予定の提出もお願いしています。保護者経由での欠席申告でも、不審な点が続くようであれば実態照会を行い、虚偽が判明すれば改善指導も行っております。
時間枠は既にその方について抑えているわけですので、その枠に他の会員がその枠を押しのけて自由に入れるものでもございません。ましてや事由が「かったるいからお帰りください」というような理由にならないもので振替、再振替を行うことは行っておりません。
「時間枠は決まっていてもあってないようなもの」という認識では、会の運営自体が成立しなくなってしまいます。講師も内容に応じて招へいしておりますが、継続的な協力体制の維持のためにも、ルールの順守をお願いしています。
入会時に審査もしておりますので、本当にごく一部の方で、例年改善指導になる方が出ております。しかも弊会ではフレックス・コースは設けないという体制ですが、病弱で欠席が多いことが予め判明している、振替が多い事由がはっきりしている場合はプレミアム・コースでの対応をしております。
通常の週1回、週2回コースといった方で、指導改善、プレミアム・コースへの変更で行っても難しい場合は、特に毅然とした対応をこれまでもとっております。
振替は「サービス」ですので、通常のレッスンの授業料に充当したり、振替は要らないので料金を返還してほしいといったお話には一切応じていない旨は、これまでも広報で行われている通りです。
現状では大多数の会員の便宜も鑑みて、振替の規定に際し、再振替は認めないといったことや、月をまたいだ振替は次月までといった内容を設けてきておりませんが、不心得の方によって設ける検討もしなければならない状況にもなってきております。
今回広報で申し上げる内容としては、契約最終月については、その月内で振替を消化するというのが大原則ですが、何らかの形で消化できない場合も、協議のうえで次月までに実施するということでお伝えします。
次月、次次月といった繰越は契約期間が続いている場合であるということで、振替を行える権利がございますが、消化しない場合は、最終月次月までは権利を有し、原則としては通常の欠席として対応するということでご理解のほど、宜しくお願いいたします。