里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

ナギナタコウジュ

2010年10月02日 | 庭の山野草
ヤフオクで山野草を買った時に、オマケとして貰ったナギナタコウジュが咲き始めた。
派手さは無いが、花穂の片側だけへ小花をつける面白い形をしている。

シソ科だけにハッカのような爽快な香りがする一方で、少し不快な香りもする。 
花の時期に茎葉を乾燥させた生薬を“香薷”と呼ぶが、解熱・発汗・利尿などの効果が
あるそうだ。
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ナギナタコウジュ、薙刀香薷(シソ科、ナギナタコウジュ属)
日本各地で、比較的日当たりの良い野山の草むらや土手などに自生する1年草。
茎は四角で直立する。 草丈は30~60cm。
葉は対生し、有柄の長卵形で粗い鋸歯があり先は尖る。 全体に毛がある。
揉むと強い香りがする。
花期は9~10月で、茎の先端の弓なりの太い花穂の片側だけに、淡紫色で径が4mmの
筒形の小花をたくさんつける。
〔名前の由来〕
花穂の形が薙刀の刃の形に似ており、香りが中国の香薷に似ているので“薙刀香薷”と名
づけられたとか。