YOです!
今回は巷で噂のマジックインジェクター(インジェクターチューニング)を
YOYOのデモバイクでありますKTM 200 DUKEで試してみました。
マジックインジェクターとは?
現代生産されている殆どの自動車、オートバイは、ガソリンエンジンの場合、
燃料でもあるガソリンを空気と混ぜ合わせる機構としてインジェクションを
使用しています。
そのインジェクションにおいてガソリンを噴射させるノズルをインジェクターと
言うのですが、そのインジェクターをチューニングする施工アイテムです。
では、どんな事をするかと言うと
特殊溶剤と超音波を使って、ケミカル品では取りきれない
インジェクター内部に蓄積したゴミ(ガソリンに含まれる不純物)を
完全に取り除き、インジェクター内部の燃料吐出部の精度を
製造時の較差を均等にし、インジェクターから噴射される燃料を微細化し
霧化状態を、より燃焼しやすい状態にする施工です。
そして実走で、どのような変化が出るかと言うと、ガソリンの燃焼速度が
上がる事で加速性能が良くなり、燃費についても良くなる傾向に変化し、
元々コンディションの悪いインジェクターについては、吐出量も変化する為
パワーアップにも繋がります。
今回は1700キロを走行した新車に近いKTM 200 DUKEですが、距離が
進んだ車両などもちろんの事、おろしたての新車でも燃料の供給均一化に
よるエンジンバランスなど、さらに一歩先に行く性能が期待できます。
↓これがインジェクターです。右側上よりガソリンが入り、左下のノズルから
通電により噴霧します。
今回施工車両はKTM 200 DUKE パワーパーツで武装した元気印の
YOYOのデモバイク。果たしてどの様な結果になりますか!?
↓とても見難いのですが、車両左側より辛うじてインジェクターは見えます。
タンデムシート→シートを外し、タンクカバー&タンクを外します。
今回はタンクは全てを外さず、車上でずらしながらの作業で行いました。
2名の作業者が居るとスムーズですね。
タンクを持ち上げながら、慎重にインジェクターの配線を外し、燃料ホースを
外します。取り付けボルトを外してやっと外れました。
今回は事前に施工済みの新品のインジェクターを用意して、交換作業となり
ましたが、通常は外したインジェクターをチューニングします。
取り付けはガスケット、Oリング等のゴムパーツが使用されていますので、
新品に交換致します。今回は新品なのでゴム類も大丈夫ですが、シリコン
グリース等を塗布して慎重にセットします。漏れなど無いかを確認重要です。
↓取り付け完了!いよいよエンジン始動です。
ちなみに施工時の噴霧パターンをご覧下さい!左がノーマル新品、右がチューニング後の
パターンとなります。一目瞭然ですね。
更に、噴霧量も確実に増えています。的確な燃焼が期待できますね。
≪インプレッション≫
まず最初のエンジン始動からクリッピングでのレスポンスと音が変化しました。
もちろん右手アクセルに俊敏に反応する鋭さが施工前とは違う事に直ぐに分かりました。
そして雨上がりの本日、15Km程のテスト走行をしました。結果です。
- 先ずは力強い吸気音とレスポンスにビックリ!直ぐに加速体制に移ります。
- 中速から高回転に入る時のトルク感が増しました。
- 0加速からのフィールは全開域だけに施工前と大きくは変わりませんが、シフト時の繋がりがスムーズになっています。(トルクの落ち込みが少ない)
- 1速上のギアーを選べるようになっているので、結果燃費が良くなる方向に。
総合評価は
CPUを交換したり、サブコンを入れたりするチューニングはそれなりの
性能アップは確実ですが、コストが掛かります。上記の様な体感が出来るマジック
インジェクターはコストパフォーマンスとしては最高ではないでしょうか!
今回の車両は単気筒ですが、多気筒ほど燃料の均一化により性能向上が
期待できるとても良いチューニングです!
KTM 200 DUKE マジックインジェクター施工&工賃
施工代¥8.208 工賃¥16.200 合計¥24.408
(車両仕様により工賃は異なります。お見積り致します。)
KTM / Husqvarna / MV AGUSTA / KAWASAKI / Buell / HARLEY-DAVIDSON
を中心に承りますので お問合せ お待ちしています!
info@rlyoyo.co.jp
近日中にRL-YOYOのホームページに詳細をアップ致します!
協力:Friend Shop K-Worx FUJII Special Thanks!