
冬の雑木林にはおいしい香りがいっぱいです。
落ち葉が枯れて腐って…
たくさんの微生物や白カビたちが枯れ葉を分解し発酵させていく。
つま先で今年の枯れ葉をどけてみます。
葉脈だけが微かに残って崩れ落ちそうなクヌギの葉…
殻だけが深い褐色に輝いて中味が抜けたドングリたち…
顔を近づけてみます。これは一昨年の落ち葉かな?

よい土というものは、よい香りがするものです、本当に。
おいしいワインがよい香りを放つのと同じ。
おいしい漬け物がよい香りを放つのとも同じかな。
おいしい鮒ずしはビミョーですが(笑)(味は最高!ブルーチーズの様で)

この枯れ葉を持ち帰ってみたくなる…
庭があればきっと持ち帰ることだろう。
そして米ぬかをぱらぱら振りまいて菌を増やして発酵させて、
おいしい腐葉土作りができる!

まだまだ無垢なシュナの臭覚は、そんな自然の香りを楽しんでるのだろうか?
林を歩く時はずーっとこんな感じです。話せたら、ホント聞いてみたね。
「どこの土がいちばんウマそう?」
シュナが枯れ葉の上でチッチする度に、
「いい土になれや~」と念じる今日この頃です


『つちはうまか~』
あ、また嗅ぎネタに…
by rosa papa