映画『TIME/タイム』予告
タイムという映画を見てきました。
まず、この映画は設定が面白い。
全ての人間は25歳で成長がストップし、残りの寿命は仕事などで稼がないといけない。
つまり、通貨は廃止され、全ての対価として寿命を取引するというもの。
そして、何らかの理由で寿命が尽きてしまった場合、即死する。
この設定だけで、周りの友達などは 観に行く!面白そう! と言ってたので話題性はあります。
でも中身はどうなのか?
ネタバレは控えますが、SF作品としてはかなり現実的な内容です。
誰がみても、この映画の中で繰り広げられる弱肉強食度合いは現在の世界です。
資本主義の現実がこの映画にはあります。
強く、生まれのいい者はトップに君臨し安泰の生活を送る。
方や、弱く貧乏な家庭に生まれた者は、ひたすらに惨めな生活を送る。
この映画でも、弱いものが痛めつけられるシーンがあり、
主人公はドンドン上り詰めていっていくのか?と思ってしまいましたが、
意外な展開でびっくりしました。 最近こういう映画が多いような気がする。
現実味のある内容だからこそ、主人公が言う言葉に重みがあります。
この映画はオススメですし、子供騙しのSF作品ではありません。
特に大人がみれば、グッとくるモノがあると思いました。
しっかし、金沢でもいまだに雪が降っています。
映画見た後、車が雪まみれだったので除雪しましたが、
ここまで降ると、4WDの車が欲しくなるね…。
ちゃお!