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ボクが考える原発

2012年06月28日 12時03分52秒 | 全般/日常/雑記



明るさを失わない街(2012)

 

 

 

今話題の原子力発電所
3月11日の地震が原因の津波や揺れで、
外部電源を喪失して水素爆発、さらにはメルトダウンなどを引き起こしました。


安全神話は崩壊し、一気に原子力発電所の見直しを求める声が高まりました。
今でも事態は収束しておらず、今後何十年も収束にはかかる…と言われてます。
このようなことから、全ての原子力発電所は定期点検に入ってから再稼動せず、そのまま止まっています。

 



しかし、関西地区で夏場の需要に発電が追いつかないことが判明。
この数字も議論を呼びましたが、例年と比べて15パーセントもの節電を要求されました。
そして、大規模停電を避けるべく、福井県にある大飯原子力発電所を再稼動を決定。


これに反発した政府関係者や一般市民の怒りが爆発し、
官邸前のデモには4万人を大幅に超える参加者が集まりました。
その理由の多くが、福島のような事故を再び引き起こすことを伏せぐためでしょう。
ここまでが超大まかなハイライトです。 

 



ここからは個人の意見ですが、
私は原子力発電所の推進に関しては反対です。
ただ、今回の大飯原発再稼動には賛成です。


今日本には大まかに 水力発電所火力発電所原子力発電所 がありますが、
今回は原子力発電所が事故を起こし、批判が集中していますが、その他の発電所にもリスクはもちろんあります。
水力発電所はダムです。環境破壊はもちろん、ダムが決壊すれば大変なことになってしまう。
また、火力発電所は大問題のCO2を排出します。一般的な地球温暖化論(諸説あり)はCO2が原因なので大問題です。


今話題の新エネルギー(風力や太陽光など)は、圧倒的に整備する時間が足りないと思います。
そして整備され使えたとしても、不安定な供給では使い物になりませんし、
太陽光などは昼間発電しても、それを夜まで蓄電しておく技術も追いついていないと思われます。
 

 

 

あくまで関西地区が夏の需要に答えられないという話であれば、
もはや時間がないので原子力発電所を再稼動させるしかないと思います。 
稼動させない場合、計画停電の長期化もありえますし、
酷使して使っている火力発電所が故障で動かなくなった場合、大規模停電もありえます。


そして、原子力発電所を全て稼動しないとしたら、
増設できる発電所は火力発電所しかありません。(水力はもう頭打ち)
放射能が怖いのはわかりますが、二酸化炭素はどうしたんでしょうか。
頼りの新エネルギーは実用レベルにはまだ達していません。

 



ただ、今の電力会社の福島に学ばない姿勢は理解し難く、
現状は原発に頼り、徐々に新エネルギーに置き換えていく姿勢もありません。
誰がどう見ても、原発を早く全て再稼動させて元に戻したいようにしか見えない。
政府も新エネルギーに置き換えるような動きがないと思えますし、このままだと何も変わらないまま。


現状は原子力発電所に頼るしかないのは致し方ないと思いますが、
今後どうするのかが肝心です。何も努力していない電力会社や政府は変えなければならないと思います。 

 

 



しかし、
水力発電は環境破壊!反対! 
火力発電は地球温暖化!反対!
原子力発電は放射能!反対!


これでは江戸時代に戻るしかありません。原子力発電所を無くして、火力発電所も現状維持なら、
現在原発に頼っている25%ほどの電気の消費をやめることでしょう。
だけど、それを出来るでしょうか。一人一人が激烈な節電を行えば原発もなくなり、火力発電所も減るでしょう。



この問題は非常に難しいと思います。簡単に反対も賛成もできない。
でも、私は今は原発を再稼動し、徐々に新エネルギーに移行が一番妥当じゃないかな、と思いました。