rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

紛らわしいエッセンシャルオイルの呼び方

2016-06-07 23:50:17 | アロマな日記
先日ある会合で自宅サロンをされている方と知り合いになりました。フェイシャルとオイルトリートメントをされているようです。話しているうちにその方が、

「オイルは何を使っていますか?」
と聞いてきたので、
「不通にアーモンドやマカダミアを使います。あと、とても敏感な人にはホホバを使ったり、PMSの人には月見草を混ぜたり」
と話したのですが、その後の会話からどうもそういう意味ではなかったようです。

その人が聞きたかったのは、どこのブランドのエッセンシャルオイルを使っていますか?
という意味だったようです。

私の感覚ではオイルっていうとキャリアオイル、つまり油。精油はオイルではないです。講座の時も最初に精油とかエッセンシャルオイルって名前に油がついているけど、科学的にこれは油じゃないんです、と受講生に話します。

でも、素人さんじゃなくて業界人に結構エッセンシャルオイルをオイルって呼ぶ人がいるんですね。エッセンシャルオイルっていちいち言うのは面倒なのはわかるけど、だったら精油のほうがいいんじゃいかな?オイルだとキャリアオイルの意味にもなってしまうので。

いつだったか、ある人のブログに精油っていう呼び方は素人にはわからない。だからHPにはエッセンシャルオイルとかアロマオイルと書くべきだと主張してました。う~~ん、それもなんか違う気がする。エッセンシャルオイルはいいとして、アロマオイルと言うとポプリオイルとかいんふゅーずどオイルみたいな香りのするものが全部含まれてしまうので。

どれが正解と言いきれないので余計に紛らわしいんですね。そもそもエッセンシャルオイルと命名したことが混乱の原因かもしれません。オイルじゃないし。。。むしろエッセンスと言ったほうがピンとくるかもしれない。ただそれも別の抽出方法のエッセンスがあるので、やはり紛らわしい。

表現にブレがあるということは、その言葉はその国、その社会に浸透していないってことなんですね。ということで、アロマ関係者の皆さん、日本では精油で統一しませんか?他にいい言葉があればそれでもかまいませんか。

そして、いつの日か日本語として定着できればと願ってます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« グレる植物 | トップ | 『チベット体操&アーユルヴ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アロマな日記」カテゴリの最新記事