rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

MLD施術の順番

2012-04-17 00:20:06 | 講師活動記録
 いきなりフルボディーのメニューではなくて、パーツのメニューを少しずつ増やしていって今年中にフルボディーを完成させようと思ってます。そしてメニュー化するにあたって全体の組み立てとかアロマとの組み合わせなどを検討中です。

 まずアロマとの組み合わせについて、以前説明会に参加したよその学校の話だと、
MLDのあとマッサージをしたら血流が促進されて意味がなくなってしまうため、アロマトリートメントのあとにMLD―と習ったのですが、今回担当してくださった先生が仰るには、

アロマ→MLDの順番が理想ではあるけれど、オイルを塗ったあとにMLDを施術しても手が滑ってやり辛い、それにサロンに来るのは通常健康な人なのでリンパを流したあと、アロマで血流を促進しても体にとってはプラスの働きをするので、健康な人の場合はそれほど気にする必要はないとのことです。

 全身を施術する場合の順番は出口(最終的には鎖骨)に近いほうから順に行うので、

首~腕~腹部~脚部~背中  
というのが標準。因みに顔を施術する場合は首のすぐあとが基本ですが、仰向けの状態で顔を施術して一旦引き締まったのに、うつ伏せの状態になるとせっかく締まった顔がまたむくんでしまうため敢えて顔は最後にする、ということもありなのだそうです。そういえば前に受けにいったサロンは先にうつ伏せをやって後から仰向けになりました。そういう意味もあったのかもしれません。


 因みに専門家はどのような手順で行っているのかBABのDVDで調べてみました。

○諏佐能子氏
頸~頭~肩先~背中~腰~脚背面&前面~腹~腕~胸~フェイシャル

 この先生はエステティシャンだけあって、完璧にうつ伏せから始めるスタイル。

○竹内恵美氏
頚部~顔~頭部、腕部、胸部、腹部、脚部/足前面、背部、臀部

 頭部は顔の延長線上であお向けのまま行うので、基本仰向けから初めてうつ伏せに移るパターン。こちらの先生は北欧式リンパドレナージュといってヴォダー式と若干手技は異なるけれど、概念は同じであろうと思われる。

○ギル佳津江氏
首~顔面部~腹部~脚部~腕部~胸部~背中~うなじ~臀部

 日本におけるヴォダー式MLDの第一人者。単純に考えると腹部や脚部よりも腕のほうが鎖骨に近いけど、例えば脚のむくみをとる場合は先に腹部を施術したほうが効果があると聞いたので、何かしら意味があってこの順番になっているのだと思う。


 ほかにも一般的にマッサージなどは満腹時の施術を避けるのが常識だけれど、MLDの場合は満腹時でもさほど問題はないようです。血流を促進しないので消化器系などにもさほど影響がないのでしょう。

 さあて、アロマとどうやって組み合わせようか?MLDフルボディーはどういう順番にしようか・・・厳格にこうでなきゃいけないというわけではないようです。要は施術しやすく、お客様が満足を得やすいように・・・結局はやってみなけりゃわからないんですが、考えを巡らせているこの時間も、とても楽しいんです。


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