rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

一日体験に期待すること

2008-06-27 00:09:52 | 講師活動記録
 ほかの会場にも言えることですが、アロマの講座は30代、40代の若いお母さんが多いのに対しハーブは50代、60代の方が主流になってしまいます。不思議なことです。

 最初に自己紹介していただいてハーブとの係わりなどをお話していただいたのですが、皆さんハーブを栽培したりお料理に使ったり私などよりっぽどハーバルライフを満喫されている様子。

 ハーブの講座を開いてみるといつも感じることだけどハーブはアロマ以上に領域が広いので私が提供したいことと生徒さんが求めているのもとの間に多少ギャップを感じることがあるんです。私が普段行ってるハーブの講座はJAMHAの認定校に通われた方ならわかるとおもうのですが、抽出液を中心とした製剤なんです。

 JAMHAでハーブを習う人って、私もそうなんですが最初にアロマを勉強していてその延長線上でハーブを習っているの。でも世の中アロマのアの字も知らないでハーブを勉強したいって方がたくさんいらっしゃる。そのあたりをどうアプローチしてどう長期の講座へ繋げて行くかは今後の大きな課題です。

 あと一日体験、鷲宮町では毎年おまつり感覚で開かれているのですが、ここでも講師と生徒さんたちとの感覚のズレを感じてしまうのです。というのは私だけでなく先生方は皆、それをきっかけに定期の講座に入会してほしいとのぞんでいるのです。ところが生徒さんのほうは1回体験したらそれだけで満足しちゃう方が結構多いんです。

 生徒さんの年齢も大きな要因で、若い人は興味のあることがはっきり決まっていてそれに絞ってくるので別の講座なりイベントなりにお誘いすると、わりと来てくださいます。ところが年配の方は広くいろんなものに興味を示され、わりと何でも快く受け入れてくださるんですが、凝らない。「午前中は〇〇の講座受けたから、午後はこれにしたの」「去年は××受けたから、今年はこれにして、来年は●●にしてみようかしら」なんて結構軽いノリで受講されてます。まあ、そういう楽しみ方も悪くはないですね。

 どこでも公民館講座の中心となっているのは団塊世代。これからこの仕事を続けるには団塊世代との付き合い方を心得なければいけないな、それからハーブの講座ももうひとつ工夫が必要だなと感じた一日でした。





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2 コメント

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公共機関は・・・ (ぴぐもん)
2008-06-27 23:19:34
そうですよね。公共機関でやる気まんまんの生徒さんを期待すべきではないんでしょうね。
一概には言えないけれど、ある程度受講料とやる気って比例しているように思います。お手軽な講座はお気楽にできるのが、また魅力なんだと思います。おっしゃるとおり裾野が広がればそれだけでも意義はあるかもしれません。
ただ、今年定期講座を受けている生徒さん2人が検定受験すると言ってくれて、それはやっぱり嬉しいです。

園芸や料理、あまり得意ではないし今後そっちの方面を教えることはないと思いますが、少しは勉強しなくちゃ・・・と思ってます。
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公民館講座 (魔女おばさん)
2008-06-27 11:00:47
ハーブ教室は、8年目になりますが、アロマは10回中2回ほどですね。
みなさんが希望されるのは、染色と料理です(笑)。
年配の方には、横文字を控えたり、実習を手助けしたり、結構大変です。
年配の方は、「易しく」「楽しく」ですね。

ここから、他の教室に繋がることは、滅多にないですが、ハーブやアロマの裾野が広がれば、それでいいかな…と思うようにしています(笑)
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