大手アロマスクールの校長クラスのご面々が寄稿されていて豪華な一冊です。内容は精油はバーブのブレンドレシピ。参考にはなるものの、ではなぜそれを選択したかという点、なぜそこにそれをブレンドしたかという点はイマイチ消化不良。大御所というども経験と勘に頼っているのでは...と思わされた。
中村あづさアネルズさんのコーナーが大変興味深かった。特に
「アロマセラピストはトリートメントのプロではなく精油を扱うプロ」
という記述は背筋を正された。確かにアロマのトリートメントは他の手技療法と比べて難しくはない。でも中村さんがおっしゃるように体に触れなくても香りを嗅ぐだけで症状が緩和されてしまう事もある。それは確かにアロマの他にはない力ですね。
どなたかの記述で
「アロマスクールでブレンドをいやと言うほどやった」
とありました。スクールによっても違うのでしょうが、資格を取るために勉強している学校では精油についての勉強は勿論やりますが、ブレンドに関してはあまり言及されなかった気がします。どちらかというと解剖生理学やトリートメント手技など資格試験に必要なことに力が入ってしまう気がします。
資格取って、開業しているにも関わらず、精油が10本程度しか常備していなくて、お客様へのトリートメントも平気で市販のブレンドオイルを使うサロンがまだまだあります。アロマセラピストを名乗るのであれば、クライアントの症状に合わせて精油をブレンドできる必要性を改めて痛感しました。
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