新・女性のためのアロマテラピー

　マギー・ティスランドの『女性のためのアロマテラピー」が古本屋で安く売られていたので即購入しました。そうしたら本書はあの有名な本ではなく続編の『新・女性のためのアロマテラピー』でした。

　マギー・ティスランドとロバート・ティスランドってご夫婦なの？という長年の疑問がここで晴れました。元夫婦だったようです。お二人は医学コミューンで共同生活を送る中で知り合い、マギーにアロマテラピーの存在を教えたのもロバートだったそうです。離婚した後も息子さんが水虫で悩まされていたところ、マギーが元夫に相談してガーリック精油を教えてもらったなどというエピソードが書かれていました。

　女性のためのと銘打ってあるだけに生理痛、ＰＭＳ、更年期障害などについては当然書かれていますが、カンジタ膣炎、白帯下、瘙痒症、膀胱炎などかなりレアなちょっと恥ずかしくて人に相談しずらい病気について取り上げられてます。また産前産後の記述も丁寧で参考になると思います。

　口絵には若いころのショートカットのマギーの写真が載ってます。ジュディー・アンドリュースみたいで可愛らしいです。そして高山林太郎さんの日本語がとてもやさしく、相乗効果を上げていました。

	新 女性のためのアロマテラピー
	マギー ティスランド
	フレグランスジャーナル社

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