『アロマテラピー ハーブ バッチフラワー LESSON』

フィトテラピーの入門書で教材として役に立ったのは、林真一郎先生の　メディカルハーブLESSON　とアロマテラピーLESSON。実際にハーブのクラスを持った時、授業の組み立てにメディカルハーブLESSOMは大いに役立ったし、アロマテラピーLESSONは実際に通年のアロマのコースのテキストとして使用したことがあった。ところが残念なことに、どちらも現在は新刊では販売されていない。

それに代わるように『アロマテラピー　ハーブ　バッチフラワー　LESSON』が発売されたようです。３つのレメディーを１冊にまとめてあるので、内容は本当にコンパクト。しかし、以前紹介した『二ールズヤードの自然療法』などと比べると、アロマ、ハーブ、バッチ、いずれも各論が充実しているし、症例もわかりやすい。二ールズヤードのほうはバッチフラワーの症例がほとんどレスキューレメディーだったので物足りなさを感じていた。

ハーブ、アロマは今更どうこう申すまでもないが、今回バッチフラワーに以前より少し興味が増した。非常に興味を惹いたのがクラブアップル。どちらかというと完璧主義や潔癖症の方へのレメディーなので私には無縁な気がしていたけど、副鼻腔炎、花粉症、湿疹、アレルギー、肥満、むくみ・・・なんてものにも対応するみたいで、効果のほどはわからないけど本当だとするととても魅力的。

アロマ、ハーブ、バッチ、いずれも勉強していくうちにはこれだけでは間に合わなくなるだろうけど、入門書としてはいいと思う。バッチフラワーも本格的に勉強してみたくなった。






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