『アロマテラピー検定公式テキスト２級（2011改定版）』

　結論から言って大きな変化はありません。前回の改定まで多くのページを割いていたアイさんとカオリさんの会話が載っていませんでした。2008年改訂版が出た時、私が
「これ、いらないんじゃないの？」
と書いたのが反映されてる・・・わけじゃないでしょうけど、勉強に直接必要ではない部分なのでカットされたのでしょう。まあ、別にあっても悪いわけではないのですが、なくても困るものではないので、いい判断だと思います。

　では、その分どういったページが増えてのか？というと、残念ながら検定に直接関係のある部分ではなく、全国各地のハーブ園の情報が増えたことでしょうか。ハーブ園の情報もまあ、役に立つことなんですが、日本中のハーブ園を載せているわけでもないので、一体どういった基準でこれらを選んでいるのかが気になります。
「協会としては、こういった部分が優れていたので選びました」
といった報告をどこかでしてくれたらと思います。

　各章の最初に学習のポイントが箇条書きに記され、文字通りポイントを絞って勉強しやすくなったと思います。手浴や足浴の写真などが追加されたり、アイさんとカオリさんが挿絵として登場するのは、まあ、いいんじゃないかと思います。

　そんなわけで、内容そのものはそれほど大きな変化はなかったので、これから検定を受けようと思っている方は、2級に限って言えば、2006年改訂版を持っているのなら無理に買い換える必要はないと思います。







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