黒式部の怨念日記

怨念を恐るる者は読むことなかれ

リシュリュー違い(マヨネーズ)/揚げ物/ステーキの焼き方

2024-11-03 08:48:42 | 料理

チコちゃんで、マヨネーズを広めたのはフランス人のリシュリューで、地中海のメノルカ島でイギリスと戦った際、同島の港町マオンで使われていたソースが気に入って本国に持って帰ったとのこと。マヨネーズという命名は「マオンのソース」の意味だという。おう、リシュリューって聞く名前だね。映画「三銃士」に出てくる悪役だよね。なになに?自分はフランスの新教徒を弾圧したくせに三十年戦争ではドイツの新教徒を応援した?外交のダブルスタンダードはいつの世にもどこの国にもあるのだな……ん?待てよ。三十年戦争は17世紀(ドイツの作曲家のシュッツが生きた時代)。メノルカ島で英仏が戦ったのは18世紀。時代が合わない。もしかして、違うリシュリュー?違うリシュリューだった。まあ、同名の同職って山ほどある。日本の総理大臣だって、鈴木貫太郎総理もいれば鈴木善幸総理もいる。

そのマヨネーズのことである。マヨラーと言うと、なぜかグルメの人からは「え?マヨネーズかけるの?」と軽んじられる感じがあるが、マヨネーズだってソースである。洋食にソースはつきもの。なのに、マヨネーズばかりやり玉に挙げられるのは、それだけ人口に膾炙しているからだろう。あるいは、マヨラーはマヨネーズをどぼどぼとかけすぎるきらいがあるからかもしれない。多くの人は、唐揚げにマヨネーズをかけるのだという。

なんだ、だったら私も二日連続で作った唐揚げに、

マヨネーズをかければ良かった。唐揚げはもともと油っぽいとこに持ってきて油が主原料のマヨネーズはtoo muchだと思ったから控えたのだ。次はかける。老い先短いんだからマヨネーズでやせ我慢をするだけ無駄である。

その唐揚げの油なのだが、吾輩はケチである、名前はもうある(今回は嘘をつかなかった)、黒式部と申す(ホント?)、だから(ケチの話が続いている)、揚げる際に使った油は廃油缶に入れて何度も使い回している。

だが、永久に廃油で、というわけにはいかないだろう。その昔、スーパーの惣菜の揚げ物が不味かった。その後、近所に別のスーパーが開店したら、そこの揚げ物は旨かった。油なんだろうな、以前のスーパーは油を使い回してたんだろうな、ここは新しいから油も新しいんだろうな、と思った。その店の惣菜もだんだん不味くなってきた。ここも油を使い回してるんだろうな、と思った。その点、ウチの唐揚げは結構旨いから、廃油缶の中身もまだまだ使えると思う。

さらに、昨夜は牛ステーキにマヨネーズを塗って焼いてみた。

これは、ケチには関係なく、味が良くなるかな?と思ってのことである。良くならなかった。因みに、焼き上がってからアルミホイルでくるんでみた。そうすると奥まで熱が通るという。ステーキは焼き上がりに食らいつかなければいけないとの強迫観念があったから、くるむのは今回が初。結果、相変わらず硬かった。これは焼き方云々より肉が安いせいだと思う。

それにしても、ステーキを焼くのは難しい。これまで、いろんな器具・技をテレビで見ては試してみたが、これだ、というモノに出会ってない。一番どうしようもなかったのは「電子レンジでステーキを焼くための容器」である。20年前に1万円で通販で買ったが金をどぶに捨てた。最近では、あさイチで紹介していた調理家電の中に、いかにもステーキを美味しく焼けそうなプレートがあった。現在私の心をとらえているのは異性ではなくコレである。因みに、今、使っているのは、分厚い鉄のフライパンである。これが一番いい、という心の声も聞こえる。


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