黒式部の怨念日記

怨念を恐るる者は読むことなかれ

皿ごと蒸す/冬至と柚子/朝ドラを見る生活習慣

2024-12-22 14:06:48 | 料理

昨日は冬至。一年で昼が一番短い日。これからどんどん日が長くなって、歩き回れる時間が増えるというのに痛風で歩けずにいる。これでは、年内に筑波山に行くのは無理そう。私に会うために筑波山の山頂で待ってても無駄そうだからやめておきなね(元々そんな人はいない)。

知人から柚子をいただいた。ありがたい。2,3日前に「あさイチ」の「ごはんだよ」コーナーで、ブリの柚子香蒸しを紹介してたからそれを試そう。柚子は冬至にお風呂に入れるものらしく、下さった方もそのために下さったようだが、もらってしまったら用途はこっちのものである。有り難い柚子を烏の行水にちゃちゃっと使うだけ、というのはいかにももったいない。

蒸し料理って、蒸し器に具材を乗っけて作るものだと思ってたら、件の「あさイチ」では、お皿にブリと柚子を交互に円形に並べて(中央にしめじを乗せて)、そのお皿ごと蒸し器に乗せて蒸す、というやり方であった。へー、そんな方法があるんだ!試してみた。

たしかに蒸せた。でも、肝心のお味は、番組でゲストの横澤夏子さんが「おっいしー」と言ってたほどではなかった。もちろん私の腕の問題だろう。下味を付けて30分寝かせるところ3分しか寝かさなかったし。因みに、横澤夏子さんは表情がとっても豊か。朝ドラ受けでよく大泣きしてるし、経理システムのCMでは切れまくってるし。演技力がおありなのか、もともと感情豊かなのか、両方なのかは知りません。結構、ファンです。

最近、「オールドメディア」と言われて旗色の悪いテレビだけれど、料理番組や紀行番組は、おしつけがましいコメンテーターがいないんで見ている(コメンテーターがおしつけがましい、というよりも、自分が言いたいことを代弁してくれるコメンテーターを連れてきて専門家に祭り上げるテレビ局がおしつけがましいんだと思う)。来春からのブラタモリ復活も楽しみである。ドラマは是々非々。いいドラマなら見る。現朝ドラは、ようやくギャルシリーズが終わって栄養士の話になったぽいから見れる(あれ?「ら抜き表現」って注意書きが出なくなったぞ)、毎日の朝ドラ視聴が私の本来の生活習慣だしー、と張り切ってつけたら栄養士になったヒロインが「一生ギャル!」って言っててがっかりした。結局、現ドラが続く限り私の生活習慣は元に戻れないっぽい。と思ったら、お昼に現ドラの再放送の直前に放送している「カムカムエブリバディ」は初回放送時に完走したから今回はいいやと思ってたのに、ちらっと見たらヒロインが気の毒で気の毒で見逃せなくなってしまった。ということで、私の生活習慣はお昼に復活している。


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