高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その52)

2013年07月02日 | 老後と住まい
前回の回答。(4)病院・診療所。
(「サ高住」続き)サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の入居者への支援策としては、家賃などの前払い金についての民間金融機関のリバースモーゲージを、住宅金融支援機構が未回収元金の10割を保険引き受けるというもので、リバースモーゲージを受けやすくなります。
「リバースモーゲージ」は不動産を担保として生活資金や有料老人ホームの入居費用の融資を受けるもので、借受人が亡くなった時に、担保不動産を売却して借入金を返済するものです。残額があれば、相続人が受け取ることになります。
「mortgage」を辞書で引くと、その意味の一つに「住宅ローン」というのがあります。住宅ローンは一括して借りて徐々に返すのですが、リバースモーゲージはその逆ですので、徐々に借りて(まとまった額でも可能と思いますが)一括して返すことになります。民間金融機関では様々な商品を出していますので関心があればホームページなどで金融機関名とリバースモーゲージをキーワードに調べてみるのもよいと思います。
ここで昨年の問題(1級)です。「高齢者住まい法の改正により、サ高住では家賃等の前払い金にかかるリバースモーゲージを住宅金融支援機構の保険の対象に特例として追加した。」正しいか誤りか?回答は次回。
投稿者のホームページもご覧ください(老後と住まい URL: http://www.rougotosumai.com )