高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その59)

2013年07月09日 | 老後と住まい
認知症高齢者グループホーム(以下GH)は、要介護状態の認知症高齢者が5~9人で一つのグループを作り、家庭的で小規模な生活の場において、食事・入浴・排せつなどの介護を受けながら生活する高齢者施設です。このグループホームにおいて行われる介護保険サービス(介護・日常生活支援などのサービス)が認知症対応型共同生活介護です。
GHは2009年で、施設数約9千か所、定員13.6万人です。
しかし、厚労省の認知症施策検討PTの資料によると、認知症のために精神病床に入院している患者数は、平成8年(1996年)の2.8万人から平成20年(2008年)には5.2万人と大幅に増加しています。
少し乱暴な比較ですが、GHに入居している3人に対して、1人は精神病床に入院していることになります。(続く)
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