廊下のむし探検 第116弾
12月4日にマンションの廊下で見つけた虫です。この季節になってくると、見つかる虫はほとんどハエの仲間ばかりです。


最初はケバエの仲間です。前脚脛節末端の刺の形、後脚跗節第1節が太いこと、発生時期からたぶん、Bibio flavihalterの♂だと思われます。

次はクロバネキノコバエの仲間。実は胸背の赤っぽい種は今年の1月に調べたことがありました。その時はCtenosciara属かもというところまで到達したのですが、それと同じ仲間かなと思われます。

これはいまあちこちで見るナミネアブラキモグリバエです。


胸背に3本縦線。たぶん、ニクバエの仲間です。


これはケバエの♀です。先ほど♂と前脚脛節末端の刺の形が似ています。たぶん、B. flavihalter♀だと思われます。


これはSteganopsis dichroaというシマバエ科のハエです。

それにこの間からいるヤマトシジミ。

これはヒシモンナガタマムシ。


最後のハエはイエバエ科かなと思ったのですが、よくは分かりません。