「伯楽星」・「あたごのまつ」
復活への道
復活へ向けた蔵内の作業の様子が画像で送られてきました。
2008年 岩手・宮城内陸地震の時もかなりの損害を受け、
やっと立ち直りつつあった矢先だったのですが・・・
前回、地震後設置した「地震センサー」
今回、地震5秒前に警報が鳴り、蔵人の避難に役立ったとのこと。
でも日頃から訓練していないと「体」が動かないですよね。
こういう事は慣れては駄目だけど、備えることは大切な事です。
では新澤杜氏より皆様へのメッセージです。
いつも大変お世話になっております。
この度の東日本大震災にて、多大なるご迷惑をおかけしておりますこと、
本当に深くお詫び申し上げます。
地震直後から、人災の対応ばかりの毎日でしたが、蔵の復旧も先週から始まり、
業者様、ボランティアの皆様、当蔵人員で30人体制で作業進めておりました。
並行し、伯楽星・あたごのまつ・も少しずつ出荷させて頂くことができるようになりました。
商品を出荷する事で、蔵の存在を確認していただければとの思いで頑張っています。
また、お酒も少しとぼることが出来ました。
お恥ずかしながら、感動してしまい、客観的に味を判断できなかったので、
他の酒ときき酒をしながら、味覚を訓練しておりました。
間違いのない味わいを出荷していきいと思います。
相変わらず、蔵では、土台がやられ、内部は壊滅的で危険な状態が続いていますが、
ヘルメット着用のもと、復旧に全力に取り組んでおります。
途中の様子と致しまして、恐縮ながら様子の画像送らせて頂きました。
改めて正しい情報をおくらせていただくつもりでございます。
これから課題が山積みですが、目の前の出来る事をひとつひとつ
コツコツととりくんでまいりたいと思います。
㈱新澤醸造店 新澤巖夫