晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

桃娘

2015-08-01 20:46:52 | Weblog
 わが家の清水白桃の出荷は終了しましたが、桃の木にはまだいくつかの実が残っています。
そんな名残桃を今朝は30個ほど持ち帰りました。
名残の桃は小さく商品価値もなくなりますが、どうしたことか今年は最後までプクプクと立派に成長しています。

 岡山の白桃はとてもジューシーで、熟したものは薄皮を指先でスルーっと剥くことが出来ます。
桃好きに言わせれば、桃は流し台で食すべし。
ジャーッと水で洗い、指先で皮を剥きガブリとかじるのがよろしいとか・・・。
手にした瑞々しい白桃の果汁は手先から肘へと伝い、これはどうでも流し台の前に立ち食すべし・・・なんですって。
 正しくは食する30分ほど前に氷水、若しくは冷蔵庫で冷やすのが最高の味わいでしょう。

桃の季節になると、昔から岡山では駅で≪桃娘≫さんが白桃のPRに登場するのが風物詩のように報道されたものです。歴史は古く私の生まれた頃からあったようです。
キャンペンガールはミスコンテストで選ばれたピチピチのお嬢さんでした。
 
 わが家にも桃娘が・・・桃好きの5歳の孫娘、流し台の前で上手に皮を剥き「おいしい~っ!」の連発で丸かじりしています。
「あぁ、もう食べきれない。」「これはまた後で・・・残しておいてよ」と半かじり桃を大切にお皿にのせます。
 桃なんて山ほどある桃農家の孫ですが、粗末にしないのがちょっと嬉しい婆でございます。
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