R.Life

The fishing is life itself !

2022.5.20 春の息吹 -中禅寺湖-

2022-05-25 07:39:00 | Trout

標高1269mにある天空の湖、中禅寺湖


下界の街が初夏を迎えた頃
ようやく中禅寺湖に春が訪れる
寂しかった樹々の枝には沢山の緑をこしらえて
そよ風に揺れる
森の中は小鳥達の美しい声が木霊して
その脇で春蝉が鳴き始めた


水の中にはワカサギの群れが元気に足元を泳ぎまわり生命感に溢れていた
夕暮れ時には水生昆虫の羽化が始まり
大空高くに羽ばたいてゆく


空気もサラサラとしてとても心地良い
柔らかな春の日差しに若葉が光っていた


そんな中で食べる一杯の博多とんこつラーメン
どの有名ラーメン店でもこの満足感と幸福感を勝る逸品は無いでしょう


鏡のように静まり返った水面に
夕焼け色が染まった
陽が傾くと少し肌寒くなってきた
今宵は移動式ホテルの車中泊
居心地が良くてとてもお気に入りです


翌朝は5度まで冷え込み
お日様の光が恋しくなるほどだった
湖畔に立つ私の直ぐ後ろで食事をする鹿
人馴れしているようで手を差し伸べたら
こちらへ近寄ってきた


クリンソウの咲く場所へ行ってみた
二割程しか咲いていなかったが
背高のっぽのピンク色の花が可憐で愛らしい



小雨の降る森を散策してみた



小さな溜水にはオタマジャクシが無数にひしめき合っていました




森の大地も様々な植物が一斉に顔を出して
春の訪れるに背伸びをして踊ってるようでした
お猿さんも何だか嬉しそう


湯元温泉の日光山温泉寺で癒されてきました


脱衣所の脇には猫、暖かいのでしょうね
猫も春の陽気にスヤスヤとお昼寝中でした


あれ私は何をしに中禅寺湖に?
あっそうか釣りだった...。


また挑戦します。

-Trout Tackle-
Rod : CASKET
TRIUMPH / TRB77HS custom
Reel : SIMANO STELLA C3000MHG
Line : VARIVAS SUPER TROUT advance MaxPower PE X8
Landing net : WISECUSTOM 80straight


2022.5.19 埼玉のジャンダルム

2022-05-23 19:02:00 | Mountain

埼玉県秩父の岩峰
クライミングで有名な二子山に訪れた
登るルートは二子山西岳中央稜
200mほどの断崖絶壁を登攀して山頂を目指す
マルチピッチソロクライミングを楽しみます


有名なリードクライミングエリアを通過
私のようになんちゃってクライマーが太刀打ちできるルートはほぼ無いでしょう
この岩を触れるに相応しい技術を身につけて
挑戦してみたいものだ


中央稜の取り付き点に到着
ここから1ピッチ目が始まり
合計6ピッチに分けて登攀していきます


2ピッチ目
この辺りから高度感が出てきて
身を乗り出すシーンもあり緊張します


眺望も素晴らしく
ロウソク岩を横目にして岩壁を登ります


このルートの核心である3ピッチ目
核心部はクラック以外のホールドは乏しく
少し悩まされたが無事にクリア出来た
核心部にはお助けロープの残置が使えよと言わんばかりに垂れ下がっていましたが
そこは堪えて頼らずに登攀できた
始点回収時の懸垂下降で核心部を見上げた写真
後続者もいない事なので核心ピッチは
3度も登り返してムーブを習得した




3ピッチ終了点には広いテラスがあり
最高な天気と絶景を眺めながらランチタイム
コンビニ弁当が3割増しで美味しく感じた


残りの4,5,6ピッチも慎重に登り
山頂を目指した


二子山西岳山頂
標高1165mに無事に到着


埼玉のジャンダルムとも言われる二子山
ゴツゴツとした切り立った稜線と剥き出しの岩肌が荒々しく続いて、北アルプスの険しい岩陵のように感じさせる


登攀ルートに後続者が居ないときは
始点回収時の登り返しの煩わしさを逆手にとり
トップロープで難しそうな違うルートに挑戦したりしてより楽しみ、より技術を磨くことができる
その分、疲労感も倍増しますが...


無事に下山して、帰路の蕎麦屋に立ち寄り堪能
勿論、大盛り
疲れた身体と空の胃袋を満足させる大盛りっぷりでした。


HARNESS
ARC’TERYX -AR-395a-
ROPE
Edelrid -swift protect Pro Dry-
8.9mm 50m
SHOSE
LA SPORTIVA -TC PRO -



2022.5.3 キャンプツーリング

2022-05-08 18:28:00 | Bike

清々しい風に運ばれた野花の甘い香り漂う
田舎道を越え山道へ
2サイクルの懐かしい排気音を奏でて
緑のトンネルをトコトコと走り抜ける

自宅より一時間弱
佐賀県の脊振山キャンプ場に着いた


ここは脊振山の山頂近くにある無料キャンプ場
車でのアクセスが可能で
テントサイトまで車の乗り入れが可能でした
可憐に咲くヤマツツジの足元あたりに
テントを張ることにした
日中になるとGWだけに満員御礼でした


1055m脊振山山頂からの眺め
徒歩5分で登頂です
北の方には福岡の街並み
南の方には佐賀の街並みが一望できます



特別何をする訳でもなく
ゆるりと流れる時に身を委ね
今を愉しむ


夕食後は山頂にて夕日を見送くった
青々とした緑が黄昏色に染まり
山々は映えていた


今日はとても良い天気でした
地平線に沈む夕日、明日また会いましょう



朝の気温は3度、吐く息は白い
九州とはいえ標高の高い山の朝はまだ寒い
ビーナスベルトに萌えるかわたれ時


また会えた朝日に顔を赤く染めた
清々しい良い朝だ



バイクに乗っかり風を切る
野にある植物の香り
山の空気の清涼感
海では磯の香り
季節や旅先での風土を感じながら風をきる
バイクは人に旅を教えてくれる乗り物だ。

ありがとう相棒


-Bike-
YAMAHA DT-1(1968)