R.Life

The fishing is life itself !

2020.8.29 Trail running

2020-08-31 07:05:00 | Trail running

まだまだ暑い日が続いていますが

森ではツクツクボウシとヒグラシの声が涼しく届き

夏の終わりを告げている様でした



今回は地元福岡市の避暑地である野河内渓谷から

水無登山口を経て井原山山頂の往復14kmを

トレイルランニングに行きました

樹々の間から溢れる青空と緑のコントラストが

とても綺麗で渓流沿いのトレイルでは

涼しいマイナスイオンに満たされ

爽快なトレランになりました



美味しい湧水が岩の隙間から渾々と湧いてます



ここは走れませんが

なかなかの急登もあり楽しい



熊笹のトレイルを抜けると山頂です


井原山山頂 983m

登山でのコースタイムは3時間20分

ランで登ると1時間30分でした

低山ですが福岡市の街並みが一望できます





日陰のない山頂で暫し休憩をとり

エネルギーを補充して下山します


下山途中の涼しい渓流に立ち寄り

ここからはお楽しみタイム

冷たい水に脚をつけて

先日作ったジャムでランチにします

癒しの風景で美味さ倍増です


それともう一つ

トレランザックに忍ばせていたテンカラで

少しばかり裸足で釣り上がり遊びます



以前はヤマメが泳いでいたが

今回は姿が見えませんでした

雰囲気だけでも味わえて癒しの時間になりました


自然の中を駆け抜ける爽快感が

なんだか癖になりそう

いいトレーニングになりました。


-Zack-
Yamarokko ZOMA 5.5L

-Shoes-
HOKA ONE ONE 
EVO MAFATE 2



2020.8.28 Jam

2020-08-29 23:20:00 | 山菜

小鳥達がついばむ真っ黒に熟した実

山イチジク正式にはイヌビワ

まだ青い実もありますが

小鳥達だけでは食べ切れないほどの豊作です

彼らの食事が終わった後に少しばかり頂くことに


熟した実は普通のイチジクをうんと小さくした感じ

味は旨味は少ないが優しい甘味が口に広がる

そんな森の恵でジャムを作ってみました


実を潰しながら煮詰め

本来の甘味が損なわない程度に砂糖を加えて


酸味のバランスを整えるために

レモン果汁を加えて完成

鮮やかな赤紫の山イチジクジャムになりました



後は冷したジャムをライ麦パンに塗って

頬張るだけ



山イチジクのプチプチ食感が楽しく

ジャムの優しい甘さと

ライ麦パンとの相性は抜群でした。




ABU Ambassadeur1601C IAR

2020-08-24 07:38:00 | Maintenance

スウェーデン王室御用達の名誉に授かる

「ABU社」

クレストマークの徽章が誇らしく輝いています


オールドリールの

ABU Ambassadeur1601C IARの

オーバーホールをしました


内部の構造は日本製のISUZUリールよりも

少し複雑に感じました


左がABU 1601C IAR

中がISUZU BC421SSS vintage

右がISUZU BC421SSS pescatora

ABUが1番大きいようです



組立てもなんとか元に戻すことが出来て

コンパウンドで磨くと輝きが蘇りました

ベアリングとゴクホイール

それからスプールは変えたいですね


無骨で味わい深い風情が

独特の存在感を放ちます。


camera
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
lens
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


2020.8.19 涼を求めて

2020-08-20 21:18:00 | Trout

佐賀のとある山中

細い林道に涼しげな渓流の瀬音が届きます

谷を下り瀬音のもとへ

今日はここで竿を振ることにします

初めて訪れる渓なので心が躍ります





涼しい渓を釣り上がること一時間

貴重な一尾に出会いました

この渓にも綺麗なヤマメが棲んでいました








冷たい清流の中で竿を振り

ちょっぴりお魚の方は控えめでしたが

緑のカーテンから溢れる日差しが

とても気持ちの良い一日でした。


-Trout Tackle-
Rod : Anglo&company
BORON+Paragon Graphite PR493custom
Reel : ABU Cardinal 3XBIILine : VARIVAS SUPER TROUT advance
Double Cross PE ×8
Lure : HAMESS 蝶舞 50S
Landing net : mouwood

2020.8.14 Mt.YARI -後編-

2020-08-19 08:32:00 | Mountain

とても寒い夜明け前

ぬくぬくのシュラフから簡単には出れなかった

それもそのはず

標高2860mの朝の気温は

6度と凍てつくほど寒く

平地の酷暑が嘘のように感じた



本日の天候は晴れ

絶好の登山日和だ

日の出前に殺生ヒュッテから東鎌尾根に登り

御来光を迎える事にした

寝ぼけ眼を擦りながら

冷えた体が程よく温まった頃

東鎌尾根分岐点に着いた

尾根からの眺めは息をのむ美しさが広がっていた




雲海に浮かぶ富士も見えました



新しい一日の始まりです


最も山が美しく見える瞬間のモルゲンロート

今日はほんの数十秒の間だけ

色濃く染める瞬間があった

鋭く尖った槍が真っ赤に染まり

一段と精悍な表情を表していた





朝日の光を全身に浴びパワーを頂き

テン場に戻りテントを回収して槍ヶ岳に向った


殺生ヒュッテから30分程で

槍ヶ岳の肩にある槍ヶ岳山荘に着いた

ここから更に30分程で槍ヶ岳の山頂に着きます


登る前に槍ヶ岳山荘のテン場を視察する事に

テン場からの槍ヶ岳の眺めは絶景です

この時気持ちが揺らいでしまい予定を変更

今日はここにテントを張ることにした

明日の天気予報も晴れ

風が17mと少し気になりますが...

縦走を一日先延ばしにしてしまった

この判断ミスで縦走が出来なくなりましたが...


山荘でテント泊の受付を済ませて

トンガリの先端へと目指しました

核心部は梯や鎖がしっかり設置してある為

難しい場所も少なく楽しめます


標高3180m槍ヶ岳登頂

頂には龍のような雲が舞っていました


槍ヶ岳山荘を見下ろすと

山荘の大きさがよくわかります

自分のテントもよく見えます


穂高連峰を結ぶ天空の尾根もよく見えます

本来は登頂後にこの尾根を歩き大キレットを越え

北穂高小屋に向かう予定でしたが...

この時の自分は明日この尾根を歩ける喜びに

胸を熱くしていました


今朝の東鎌尾根もよく見えます




テン場に戻って絶景を眺めながら

珈琲を淹れたり食事をとったり植物を見たりと

優雅な時間を贅沢に過ごします







午後になると風が強くなってきました


それから15時を過ぎた頃には更に風は増し

富山側から流れてくる雲により一面真っ白に

天候が急変してしまいました

綺麗な夕焼け空を望める時間帯には

雨のないものの視界ゼロの嵐と化していました


爆風にテントを煽られながら一夜を明かし

翌朝の天候回復を期待のしたのですが

風は更に勢力を増し台風状態

おまけに視界ゼロ

後ろ髪を引かれる思い出で下山する事にしました


下山途中の涼しい渓流沿いに腰を掛け

北穂高小屋で食べる予定だった

絶品カレーを噛みしめて

今回の旅を締めくくりました。



またいつか挑戦します。


camera
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
lens
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO