友と歩いた三泊四日の山の旅
テントを背負って彼方へと続く天空の道を歩き
日本最後の秘境と言われる、雲ノ平を目指しました。
幸運にも連日天候に恵まれ、目の前に広がる美しき大パノラマの絶景を堪能して縦走する事が出来ました。
それでは今回の山旅の風景を少しばかり切り取ってきましたのでお届けします。
1日目は折立から太郎小屋を経由して薬師岳を踏み
薬師峠キャンプ場で一泊
薬師岳山荘と薬師岳
薬師岳山頂には新しくなった薬師堂がありました
如来様に安全祈願を祈って合掌
すし詰め状態の薬師峠キャンプ場
今日は山の日でもあり沢山の登山者が楽しんでいる様です。辛うじてテント2張りが張れました
2日目は北ノ俣岳、赤木岳、黒部五郎岳、
三俣蓮華岳を経て三俣山荘のテント場に向かった
青い空に聳える黒部五郎岳
緑の絨毯に巨石が転がる黒部五郎カール
人が蟻のように小さく見えます
赤い建物の黒部五郎小舎
今宵のテン場、三俣キャンプ場に到着
昼過ぎの時刻でこのテントの多さには驚きました
相棒とはバラバラにテントを張る事となりましたが
平な寝床を確保できたのでひと安心です
少し高台にあるわが家の玄関を開けると
鷲羽岳がドンと一望できる一等地
30分ほど掛けて整地した甲斐がありました
三日目は鷲羽岳にて日の出を迎え水晶岳に立ち寄り祖父岳を経て雲ノ平キャンプ場を目指します
山旅3日目の素敵な朝が明けました
天を刺す槍ヶ岳
ため息が出るほど美しく
いつまでも見ていたい風景です
雷鳥も朝のお散歩でしょうか
何度会っても嬉しい出会いですね
水晶岳と祖父岳のピークを踏み
憧れの雲ノ平に到着しました
木道の先には可愛い小屋の雲ノ平山荘が見えます
山荘から少し離れた場所にある雲ノ平キャンプ場
雲ノ平は緩やかに起伏した草原の大地で
沢山の池塘や高山植物の花が可憐に咲き誇り、穏やかに時が流れる素敵な秘境でした
三泊四日で天空の稜線を歩いた
少し歩調を緩めるだけで見えてくるものがあった
足元に咲く可憐な高山植物の小さな花々
心を奪われるほどに美しい山岳風景
ただ歩いてるだけで幸せな気持ちにさせてくれる
そんな山旅でした。
友と歩いた60kmの長き道のり
あの絶景は一生忘れない。
忘れられないよ。
camera
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIIlens
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO