福島、新潟の両県にまたがる秘境
「奥只見湖」又の名を「銀山湖」
江戸時代には銀が採掘されていたことから銀山湖とも呼ばれるようになったみたいです
どちらが正式名称か分からないが
釣り人の間では銀山湖と呼ぶ方が多い
名前の響きは銀山湖の方が秘境感はあるししっくりくる。
その秘境銀山湖での一泊二日の釣りの旅
朝一、ポイントの状況は分からないまま北ノ又川が注ぐバックウォーターに入ったが不発に終わった
それから湖に注ぐ大小様々な流入河川のバックウォーター付近を探りながらポイントを叩く
さすが秘境の地だけに、まだまだ雪渓が残ります
数ヵ所目にして漸く魚の反応
湖脇の大きな淵のよどみから出てきた29cmのイワナだった
渓流からすると納得のサイズだがここは銀山湖
ショアからも60cmオーバーも夢ではない聖地
尺程の魚はまだまだ子供だ
バックウォーターから離れた静かな湖
ここではそこそこのサイズのイワナが追尾してきたがピックアップまでの距離が足りず見切られてしまった
穴の中からこんにちは
蛇のサイズもスケール違い
自分の身長を超すんじゃないかと思わせるほどの太い胴周りのアオダイショウ
流石にこの顔で睨まれると驚きました
棒でツンツンしたら穴へ帰って行かれました
銀山湖の只見川本流が注ぐバックウォーター付近
雰囲気は十分に感じられる
湖に流れ込む本流の強い流れが大岩にぶつかり、えぐり取られて出来た大きな深みへ流れに逆らわずミノーを流し込むと
弛んだラインが一筋にピンと張りロッドを曲げた
ドラグを出しながら湖へと走る魚をいなし
くねり回るイワナを慎重にネットイン
まずまずのサイズが出てくれました
湖の魚にしては少し痩せ型の42cmのイワナ
この魚も大イワナとは言えないが、自分にとっては満足の一尾となった
その後、湖では音沙汰無く
渓流側に入ると鮮やかなウグイが数匹釣れた
突然のゲリラ豪雨に見舞われ早目の納竿にした
今晩の宿は奥只見銀山平の温泉宿
湖山荘にお世話になった
部屋は畳の薫が落ち着く10畳ほどの広いお部屋
広縁からの眺望は良い眺めです
この写真は先週の尾瀬ヶ原に行った際も一泊お世話になった時の風景です
今回も同じ部屋に泊めさせていただきました
美しい渓流が流れ、溢れる緑の先には残雪の越後駒ヶ岳が望めます
そして本日はゲリラ豪雨で荒れた表情を見せていますが、雨音と渓流の轟音、身体の真まで響く雷鳴を聞きながら部屋でのんびりするのも、また乙なものです
温泉は源泉かけ流しの露天風呂が最高でした
気になる夕食は、釣り人の記録が沢山残された広間で郷土料理と山の幸のおもてなし
味は言うまでもないが、漫画「美味しんぼ」に登場してもおかしくないほど舌が唸る
二日目最終日は湖山荘の貸しボートにての釣り
エンジン付きボートと言いたいものの、船舶免許が無いため手漕ぎボートを借りた
手漕ぎボートのため移動距離に限度があるので、結局は近場のポイントを漕ぎ周り、朝イチに尺程のイワナをランディング直前でバラしてしまい、結果釣果は得られませんでした
いやウグイは釣れました...
銀山湖の大岩魚との出逢いを求めて
また夢を追って秘境の地に立ちます。
-Trout Tackle-
Rod : TENRYU Rays RZ65ML
Reel : SIMANO STELLA C3000MHG
Line : VARIVAS SUPER TROUT advance MaxPower PE X8
Reel : SIMANO STELLA C3000MHG
Line : VARIVAS SUPER TROUT advance MaxPower PE X8
Landing net : Angler’s Republic LN60