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RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

ありがとう浦和のワンダーボーイ

2012-11-22 00:00:41 | レッズ
田中達也との契約について

このたび、浦和レッズは、田中達也選手(29歳)と、契約満了に伴い来季の契約を更新しないことになりましたので、お知らせいたします。

田中達也(たなか たつや) Tatsuya TANAKA
【生年月日】1982年11月27日生まれ(29歳)
【出身地】山口県徳山市(現 周南市)
【身長/体重】167cm/63kg
【ポジション】FW
【サッカー歴】徳山市立周陽小学校→徳山市立周陽中学校→帝京高校→浦和レッズ(2001年加入)

田中達也
「プロの世界なので、しっかりと受け止めて、自分の力不足を認識して、必要としてくれるチームがあれば、現役でやりたいと思います。クラブには、言葉では言い表せないほどの感謝の気持ちがあります。

(印象に残っている試合は?)やはり、デビュー戦となった試合は今でも思い出にあります。ただ、これでサッカー人生が終わったとは思っていないので、次、前を向いていきたいです。

(ケガもありつらい時期もあったと思うが?)チームスタッフ、チームメート、家族、周りの皆さんに支えられながら、ケガも乗り越えることができました。ここ最近はふがいなさが残るシーズンでしたが、レッズでは充実したサッカー人生を送れたと思います。

今後、サッカーをやらせていただけるなら、必要としてくれるチームがあるならそこで、そのチームのために全力でやるだけです。

(今回の話はどのタイミングで知らされた?)今月の頭、11月の始めに代理人の方から聞きました。もちろんショックもありましたが、そういうことを受け止める準備はしていました。もちろん、家族も僕自身も、少し受け止められない部分もありましたが、いろいろな人と話をさせていただいて、前を向いていけていると思います。

家族とは前を向いて進むだけで、また違うところで、サッカーをやらせてもらえればという話をしています。

レッズのサポーターには普段からもちろん、感謝はしていますが、こうしてチームを離れることが決まってから、サポーターの声援というものを改めて思い出しました。まだまだ、こういうことにならないと気付かないというのは、人として未熟だなと感じました。なので、また次、サッカーをしている姿で、達也は頑張っているんだというところを見せられればと思います。

あとリーグ戦2試合と天皇杯がありますが、試合だけではなく、まず明日の練習をしっかりやることが自分にとっては一番、プラスだと思うし、それが応援してくれた人への感謝の気持ちになると思います。まず一歩一歩、しっかり練習をしていきたいです。

(クラブはセレモニーなどをしたい意向だが?)話をしていますが、僕自身は終わりじゃないと、まだまだ現役でやりたいって気持ちがあるので。もちろん感謝の気持ちを、どういう形か分かりませんが、表さなくてはいけないと思います。セレモニーという形では、やらないとは思います。

(J1、J2などカテゴリの希望は?)チャンスをもらえるチームがあるならそこで骨を埋めるつもりでやりたいです。
オファーはまだ全然ないです。ただ、僕自身は明日、しっかり練習することだけ、あと2試合、天皇杯もありますが、試合だけではないので。自分のやることは。

(海外のチームは?)それは全然、考えていないです。オファーをいただければどこでも。選択できる立場じゃないですから。

(チームメートにはいつ頃伝えた?)だいたいの人には、先週、報告というか。試合前だったし、今もまだ大事な2試合が残っているので。リーグ戦はすごい大事なので、自分のできることをしっかり、ピッチの中でも外でもやることが自分の最後の仕事なので。

(サンフレッチェ広島戦は短時間でも出場機会があったが?)監督には感謝しています。最後のつもりで、もちろんピッチに出ていますし。次、出られるかも分からないし、ベンチには入れるかも分からないので。一瞬、一瞬を大事にしています。

(今シーズンはケガも少なく状態は良さそうだったが?)チームが3位ということで、自分が少しでも力になれなかったことに悔いは残りますが、それはプロの世界なので、仕方がないことです。監督が考える選手になれなかったのは悔しいですが、次、しっかりやるだけです。

(サポーターへのメッセージ)さっきも言ったとおり、言葉では言えないほどです。なので、サッカーで頑張っている姿を見せることが一番の恩返しかなと思います」


 本当は発表された日の夜に書きたかったんですけど都合上書けませんでした。ショックである半面なんとなく予想は出来た出来事ではありますね。今季は開幕戦こそスタメンを飾ったもののそこで結果を残せず例年同様小さな怪我を繰り返した結果合流が遅れ、更にペドロビッチ監督の戦術では体格でもプレースタイルでもフィットするポジションが見出せず、そんな選手が日本人選手ではチームトップの年俸を貰ってる状況なだけにクラブ側としても決断するしかなかったと思います。

 何度か書きましたが田中達也はレッズで1番好きな選手です。当然ですが俺が持ってるユニフォームも達也が付けてる背番号11です。試合に出れば全力プレーを欠かさない彼のスタイルが大好きでした。誰がゴールを決めても嬉しいですけど達也がゴールを決めた時の喜びは格別でした。残念だったのは怪我の多さですね。2005年の右足関節脱臼骨折を始め毎年の様に怪我に泣かされました。怪我さえなければもうレッズだけでなく代表でもう少し日の目を浴びる選手になれたかもしれません。それでも試合に出れば闘志あふれるプレーでチームを引っ張る姿は自分を含めた多くのレッズサポを魅了していたと思います。

 達也のゴールを何回も生で観ましたがその中で印象に残ってるゴールは03年ナビスコ杯決勝でのスーパーゴール、06年フロンターレ戦の怪我明けの復活ゴール、07年FC東京戦のこれまた怪我明けの復活ゴール、08年アントラーズ戦の体を投げ出して決めた同点ゴール、09年フロンターレ戦のドリブルからの豪快なミドル辺りでしょうか。これらのゴールは今でも決めた瞬間を鮮明に思い出す事が出来ますね。

 残念ながら今季の残り試合の観戦が出来ない為レッズの田中達也の雄姿を観る事はもう出来ません。唯一の救いは先日のサンフレッチェ戦で僅かながらに出場してくれた事ですね。直接行って応援する事は出来ませんが残りのリーグ戦と天皇杯レッズの勝利と達也のゴールが生まれる事を願ってます。今まで多くの感動を与えてくれてありがとう達也。来季どこのクラブに所属する事になってもレッズの次に応援します。そして最低でも1試合は試合を観に行こうと思います。最後に達也のゴール動画をいくつか貼っておきます。

達也おめでとう

Tatsuya Tanaka Goal 26.07.2006 vs FC Oita Trinita

浦和レッズ初タイトル!ナビスコ杯優勝 (VS鹿島アントラーズ 2003)

浦和レッズ トゥットとタツヤの存在感 (VS東京ヴェルディ  2001) プロ初ゴールの試合です